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ARCHIVE~まとめ

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#肝臓

【肝胆膵の名医】腹腔鏡下手術で肝胆膵領域に挑む がん治療のリードオフマン 伴 大輔×島田 和明

かつては困難だった肝胆膵外科手術も安全に行うことができるようになった―肝胆膵(かんたんすい) がんの難しさと、その理由を教えて下さい。 伴 肝臓・胆道・膵臓の外科治療は、それぞれに難しさは異なります。一概にはいえないのですが、難治性がんが多いということが挙げられます。肝臓にできるがんの種類や状態によって、外科切除だけでなく、ラジオ波焼灼、薬物療法、放射線治療などの方法があるなかで、最も適した方法を選択しなければなりません。 膵がんは外科治療だけではなく、抗がん剤治療と組

【肝胆膵がんの名医】肝胆膵外科の進展の中、高度な技術と患者本位の姿勢を培う 上坂 克彦

病変周囲の構造を立体的に把握する能力が求められる肝臓や胆道、膵臓に生じる肝胆膵がんは、治療が難しく予後も厳しいことから難治がんの代表とされている。その手術を専門とし、特に難関といわれる肝門部胆管がん手術の実績も重ねているのが上坂克彦医師である。 肝胆膵外科の難しさ。上坂医師は理由として臓器の構造の複雑さを挙げる。「肝臓や膵臓の内部には細胞が詰まっていて中が透けて見えません。その上、肝臓には動脈や静脈、門脈などの血管や胆管が通い、周囲に臓器が密接しています。出血を避けながら