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資産管理ノート4日目 公益信託

公益信託

寄付の方法の一つで公益信託というのを見つけた。信託会社に資金を渡して任せることで公益財団法人のようなことができる。

寄付先は信託会社が個別契約しているところから選ぶ。信託会社の担当がつくので何も考えなくてもほどほどのことができる。

信託会社は資金を運用。信託報酬はもちろん取る。元本と運用利益を寄付。運用利益は非課税で、寄付した分は寄付先により寄付金控除の対象。

青森県が1.5億を拠出した公益信託(公益信託青森県ボランティア基金)では1500万を10年かけて寄付。過去5年間で8324万を233団体に寄付した記録。1団体あたり平均35万の計算。

金額と寄付先が少ないなら個人で直接寄付した方がよいと思われる。信託会社の中抜きがないため。

一方、青森県の例では、運用益で信託報酬と人件費ぐらいは出る計画のため、寄付に加え信託会社の人件費を出してあげられるという気持ちでまかせる考え方もある。

※青森県の例は最終的にどうなったのか報告書が見当たらず、計画通り進んだのか不明。その他の公益信託も設定から終了まで通してどうだったのかまとまった資料が見つからず不明。

自分で寄付するにせよ任せるにせよ、ちゃんとした寄付先を探すのは変わらず難しい

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