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戦国無双5を語る。キャラクター編④後編

こんにちは。jmbdです。本多忠勝編の後半になります。前回の記事では史実における忠勝と戦国無双4・真田丸までの忠勝について語りました。今回は戦国無双5における忠勝を語りながら前作までのと比較と感想を語っていきます。

前回の記事はこちら

左側が4・真田丸 右側が5の本多忠勝

衣装を見比べてみますと、兜は前作までは史実でも装備していた鹿角脇立の兜でしたが5では鹿角をあしらえた鉢金を巻いています。またシリーズ共通で数珠も所持しております。史実でも忠勝は敵味方問わず戦死者に対して敬意と弔いを忘れない為に所持していたとされています。鎧に関してはシリーズを追うごとに軽装化されており、5は歴代でも1番の軽装備です。大幅な変更をされていますが、要所要所に忠勝を思わせる特徴的な部分があるなという印象を受けました。

人物像

戦国無双5は大半の既存キャラの年齢設定が下がっている為、忠勝も前作に比べて若くなっています。それに伴い性格も厳格で礼節を重んじる性格から荒々しい熱血漢な性格に変わっています。
実際にゲームをプレイした印象としては、前の忠勝の方が良かったと思いました。5の忠勝に幾つか違和感を感じてので紹介していきます。
一つ目は主君家康に対してタメ口である事です。戦国無双5には忠勝に限らず主君に対してタメ口の家臣が数名います。明智光秀や前田利家が織田信長に、竹中半兵衛が羽柴秀吉に、誰に対してもタメ口なみつきなどがいます。忠勝も家康に対してタメ口であり家康を幼名である竹千代と呼んでいます。幼少期からの付き合いがあるとはいえ主君に対して敬意がなさすぎるのではと感じました。

忠勝の会話シーン

2つ目は特別な強さを感じない。これはゲームシステム面での問題点であります。全キャラクター固有の攻撃アクションが戦国無双シリーズの特徴でありましたが、5からは得意武器を装備する事で固有のアクションが出せるシステムになりました。様々な武器を装備出来る自由度がある反面、ベースの攻撃アクションは全キャラ同じである為これまでの各キャラ特有の強さや個性が失う事になってしまいました。忠勝は大身槍が得意武器で前田利家、武田信玄と同じ得意武器となっています。その為モーションは大半が3人共同じです。今までの忠勝を知っている身からすると残念です。また敵で出てきた際の専用BGMもありません。

他にも若さゆえに思慮深さがあまり無く、感情的になる一面も伺えました。
総評すると良くも悪くも若さゆえにまだまだ未熟な武士ですが、今までの本多忠勝の個性を失うキャラクター変更になった印象です。
皆さんはどう思いましたか?コメントなどがありましたらご気軽にどうぞ。最後までご覧いただきありがとうございました。

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