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戦国無双5を語る。キャラクター編④前編

こんにちは。jmbdです。今回も戦国無双5のキャラクターについて語っていきます。
今回は本多忠勝について語っていきます。
本多忠勝は徳川家家臣の1人であり、徳川家康の江戸幕府樹立に貢献した人物であります。(後に忠勝を含め、酒井忠次、榊原康政、井伊直政の4人は徳川四天王と称されています。)
忠勝を語る上で外せないのが、武勇です。忠勝は生涯で出陣した合戦は57回といわれており、戦場に於いて一度も傷を負った事がないという逸話が残されています。更に初陣で首級を挙げ、姉川の戦いでは榊原康政と共に朝倉陣営崩しに成功し自身は単騎がけ、一騎打ちで活躍します。一言坂の戦いでは武田軍の猛攻を食い止め、家康の浜松城退却を成功させます。その際武田軍は忠勝の奮戦に対し、忠勝を「家康にすぎたるもの」と称賛します。武勇以外の面では、三河一向一揆の際、大半の徳川家臣が反旗を翻すも、忠勝は宗派を変えてまで家康に味方をします。また織田信長からは「花も実も兼ね備えた武将」と称賛され、豊臣秀吉からは、「東に本多忠勝、西に立花宗茂という天下無双の将がいる」と称賛されたり、更に両者からは家臣ならないかとの誘いもありましたが、忠勝は断ります。
これらの逸話から本多忠勝は武勇だけでなく人間としても優れた武将である事がうかがえます。

戦国無双シリーズでの本多忠勝と人物像

戦国無双シリーズの本多忠勝も上記の記録を基にした人物設定になっており戦場で一騎当千の戦働きを見せ、家康に対しては揺るぎない忠誠心を見せ、自他共に厳しく礼節を重んじる人物です。
徳川家内では同じ徳川家臣の服部半蔵は光と影として家康を支える間柄、井伊直政は当初は「新入り」と揶揄するなど犬猿の仲であったが、内心は直政の成長を望んでいるなどある種の親心的な感情を抱いていおり、娘の稲姫には武芸、戦場での心得、武士としての礼儀を助言する父親としての一面があるなど、余り表に出さない人間味のある性格も描かれています。

左から服部半蔵 稲姫 井伊直政


そして忠勝を語る上で外せないのがその圧倒的な強さです。ゲーム本編でもスペックが高く操作キャラとしても申し分ない強さを発揮し、逆に敵で出てきた際苦戦必至です。(特に戦国無双2・3シリーズや各シリーズの最初のステージ)
特に1番最初のステージで初期ステータス状態の操作キャラで忠勝に挑むとまず負けます。また忠勝と戦う時には必ず専用のテーマが流れます。シリーズファンにとってはトラウマbgmとして有名です。正に「戦国最強」「無傷の闘神」「徳川の守護神」の異名に恥じない活躍ぶりです。

本多忠勝と呂布 

無双シリーズの本多忠勝と呂布


本多忠勝は「真・三國無双」シリーズの呂布と同格の立ち位置でもあります。呂布も忠勝同様に「三國最強」「鬼神」など異名を持ち、操作キャラのスペックも高く敵で出てきた時はめちゃくちゃ強い、専用bgmがあるなど、幾つかの共通点を持っています。自分も学生時代、無双シリーズをプレイしていた時、この2人はなんか似ているなと思いました(性格は全く違いますが)、当時は「最強」という言葉には惹かれました。
特に「無双orochi」シリーズでの2人の「夢の共演」には心躍りました。

初代無双orochiのオープニングより
ステージでの呂布と忠勝の邂逅シーン
無双orochi3のムービーより

長くなってしまいましたので今回はここまでにします。次回は戦国無双5の忠勝を語りつつ、前作との比較について語っていきます。最後までご覧いただきありがとうございます。

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