選挙という戦い

 日頃から当団体を支援(応援ではなく支援)して頂いている方からSNSでこんな事を言われました。

   実は選挙に出馬する事にしまして…ガチで

 事前にこういう話や流れが有ったわけではなく当団体の相談や日常会話の中でいきなり言われたものでしたので,この文章を3度見位いたしました。しかもその後,選挙ポスターの画像まで送付してきましたので「これは本気だ」と思い,選対(選挙対策)の状況などを聞くと

・地元で支援してくれる人は1人もいない
・ポスターを含めて1人で貼ろうと思っている
・選挙用の車やスピーカーは用意していない
・選挙初めてだから良く分からない


といった状況でした。その場で当団体の総力(2名)を以って選挙支援に行く事を決定し,すぐさま飛行機の手配や選挙用の車の手配,宿泊所の手配などを行いました。

だってその選挙が上記のやり取りから3日後に告示(始まる)されるのですから…。

 地方選挙という事で5日間の選挙期間が有るのですが,当団体と縁も所縁もない土地という事で事前に出来るだけ投票人数や過去の投票率,議席数,立候補者数,最低当選投票数等をネットで調べあげての現地到着…,当日は立候補者本人と合流後にレンタカーを借りに行ったり,法務局へ行ったり選挙が行われる町を下見したりと大忙し。

 そして明くる日に選挙初日という事で役所へ出向いて書類を提出し,その後も3人でポスターを貼ったり有権者に挨拶をしたりビラを配ったりとあっという間の5日間でした。

 結果は残念ながら落選となってしまいましたが本人や周りが予測したよりも票が入っており,候補者本人としては大満足とまでは行かなくても目標に向けてのステップとしては納得いく結果だったみたいです(候補者としては当選が目的ではなく,目的の為に落選に関わらず選挙に出るという事みたいです)。

 直接,安楽死には関係無い活動でしたが当団体は前提として「幸福を追求する」という活動目的が有りますのでその方の幸福を追求する支援は出来たかと思います。

 当団体としても貴重な経験をさせて頂きました。

 そして候補者の方に労いと感謝の気持ちを込めてこのブログを〆させて頂きます。
 お疲れ様でした。


※「応援」と「支援」の違いですが
応援=言葉で元気づける,心で良い結果を念じる,歌や踊りで励ます
支援=直接手を貸す(協力する),金品や物品で支援する

というネットに記載されている意味合いで使用しております。つまり応援は主に精神的な事柄で支援は実際に助ける事だそうです。

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