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旧楠森堂製茶場

福岡県うきは市 
1923(大正12)年築 木造 和瓦葺き
2012/10/02 補強応急処置
2020/12/03 屋根の大規模な倒壊により解体。

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2012/10/02 
倒壊を防ぐための補強応急処置を施す。
歴史的にも保存の意義があるこの建物が、倒壊しては取り返しがつかないので、再利用が決まるまでの応急処置を、知り合いの工務店とその仲間に呼び掛けて、完璧では無いが最も危険な部分だけでもと対処する。

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メモ
産業遺産として歴史的にも残す意義があっても、諸般の事情(主に経済的な)で解体せざるを得ない建物が無数にある。
オーナーの心中を察しつつ、いつものことながら、耐えがたい虚しさだけが残る。


2020/12/03
屋根の大規模な倒壊により解体。
応急処置から数年、再利用の検討が進まず放置状態だったこともあり、台風がきっかけで致命な倒壊が発生し、ついに解体という選択になってしまう。

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つづく

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