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市井の山居 楽庵 高砂への引越し前に(その2)吹き抜け、ロフトをつくる

2021/03/31
きょうから3日間かけて、既に小屋裏に物置があり、それを拡幅しロフトにし、玄関の上部を撤去して吹き抜けにし、小屋裏の梁を見せる作業をします。

・ボードを剥がす前(左)
・ボードを剥がした後(中)
 ボードのあたる部分が削られていて哀れな姿の大梁が現れる。
・剥がしたボードを大梁が見えるように張る(右)

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剥がせば古民家
ケミカルなビニールクロスに覆われた空間に、古民家を覗かせる。自然のままの素材を活かした、かつての職人さんの技をみせる。古民家の力強さをみせる。空間の豊かさを感じさせる古民家の魅力を暮らしに取り入れる。

2021/04/01,02

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2021/04/07
きょうの作業は、玄関の天井を剥がして、この家の構造(小屋組み)が見えるように吹き抜けにし、その一部にロフトをつくることにします。
この町家は、何度か改築が行われてきた痕跡が見受けられます。町家の伝統的な技を活かし、ケミカルな内装材のなかで、これを整理して、どう活かすかが今回のリノベのテーマでもあります。

全てを撤去して再生することも出来ますが、極力ゴミを出さないで再生することにしたいと思います。
・撤去した材は、出来る限り再利用する。
・新たに持ち込む材は、自然素材を使う。
・街なかでの、里山の暮らし、古民家に学ぶ暮らしを再考する。
「捨てればゴミ、活かせば資源」です。

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つづく

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