Camelさんの記事「それを明らかにしたとして」を読んで

問題の投稿

すみません、つっこむことを許してください。

なにがどうしてこのような倫理観の人が生まれたのか謎で。まあ、ファンもアンチも未読のかたは読んでみてください(読まずとも本稿ではその記事の引用込みで書いているので大丈夫です)

ちなみにこのかたは楠栞桜さんのファンで、ドルアンec騒動もゴースティング疑惑もどうでも良いと思っており、記事はそれが事実だったと仮定した場合のアンチへ向けた文書です。

私はこれに反論し、一連の騒動でなにがどう問題なのかを確認する意味でこの投稿をしました(ですので、事実はどうあれ楠さんは一連の疑惑をやっていたという前提で本記事も書いています)

(大切なことなので二度書きますが本稿は事実はどうあれとりあえず楠さんが一連の疑惑をやっていたという前提で書いています)

ドルアンec騒動で楠栞桜さんが各レスをしていた場合の問題点

 ぶっちゃけて言ってしまうと彼女がドルアンスレに書き込みをしてようがしてまいがどうでもよくて、そもそも「ドルアンスレ内で起きていることをドルアンスレから持ち出すんじゃねーよ」って事でしかないです。祭りはスレッドの中だけでやってくださいね。

私と違い文頭に一字下げをしている、リテラシーのあるかたです。

「ドルアンの話を表に出してくるな」これは私はわがままだと思います。言論統制か? と思いました。5chの話をSNSでやろうが現実でやろうがそれは各ユーザーの自由です。

もしTwitterなんかでタイムラインに大好きな楠さんの悪口が出て鬱陶しい、というのであれば、ミュート機能なりフォロー解除なりすべきだと思います。悪口を書いている側も、まあ大人であればそれに係る不都合を享受する覚悟で書いているのでしょうし。

ゴースティング疑惑の問題点

 指摘されている配信のほとんどを見ているのですが、彼女の「読み」の瞬間は震えました。配信コメントもコラボの共演者も大いに盛り上がりました。エンターテイメントとして大成功としか言えないでしょう。「実はゴースティングでした」と言われて裏切られたと思う方もいるかもしれません。ですが彼女の麻雀の力量や場の空気の読み方が無ければ、それをエンタメとして表現することすらできないでしょう。

 ドルアン問題は幾許かの方に迷惑をかけたであろうとは思います。ですが両疑惑とも明確に「誰某がこんな被害を被った!」ということがどこにあるのでしょうか?

要約「不正があっても楠さんが上手でないなら白けて終わっただろうし、実力に裏付けされたゴースティングは腕前の偽装にならず、盛り上がったんだから良いのでは」「誰も被害はないし」という理屈のようです。

1つ目ですが、因果が逆で、ゴースティングは腕前の矯飾に他ならず、記事をかかれたCamelさんが信じている楠さんの麻雀の腕前も実力を超えた過大なものではと思えてなりません。または、失礼ながら麻雀知識がないゆえに、不正ありなしの楠さんの実力の差がわからないなど。

盛り上がるためなら不正もやむなしというのは、麻雀に使うべき言葉ではないと思います。ネット麻雀なんて信用がものをいう遊戯ですので。

2つ目「被害者なし」ですが、被害者は居ます。他のかたも同じことを書いていた気がするのでその焼き増しになり恐縮ですが、一部のYouTuberの麻雀動画というのは営業活動です。遊び半分なのかもしれませんが、それはそれとして仕事なのは変わりありません。麻雀が強いというのはお金になるのです。

楠さんは麻雀雑誌に枠をもらっていたり麻雀アプリの放送に呼ばれたりしていたのですよね。それは、「麻雀が強くて人気がある人」だからもらえた仕事です。麻雀が強くなくて人気がなくてコネクションもないのなら、麻雀の仕事はもらえません。

麻雀で信じられていた腕前が実は不正による偽物だったというのであれば、そのもらえていた仕事・お金のうちのどれだけが他者に与えられていたはずの仕事・お金でしょうか? 他者の仕事を不正をして奪ったということです。

ついでにいえば、「強い雀士Vtuberが好きなので誰かのファンになろう」という、他の誰かのファンになるはずだった視聴者をも楠さんは奪っていることもお忘れなく。

これは「楠さんとその誰かの両方のファンになれば良いだけ」で片付く話ではなく、ごく単純な例ではYouTubeのスーパーチャットなんかは特にわかりやすいと思うのですが、「楠さんに〇円スパチャしたから資金に余裕がないのでAさんへのスパチャは安めにしておこう」ということが起こりえますよね。ファンが他の配信者へ分散するというのは配信者にとって芳しくないものです。

アンチは楠をどうしたいのか

 その昔、某週刊誌が小室哲哉さんの不倫を報じ、それをワイドショーが連日取り上げた結果小室哲哉さんは引退。その週刊誌は「(引退させることが)本来の目的ではなかった」とコメントしていました。今回の彼女の騒動は、中身こそ違うものの全体の雰囲気が小室哲哉さんの騒動に近いと感じています。彼女の「やらかし(?)」を掘っている人、それを「事実であること」を検証している方々、それに便乗して叩いている人たちは、その行為の先にどんな彼女の姿を望んでいるのでしょうか?彼女の活動に関わる人たち(ファンも含めて)にどんな未来を描いてるのでしょうか?

要約「アンチは楠さんがどう処置されるのを望んでいるのか」

まあ「Vtuber引退、来世転生もできなくなってほしい」でしょうか。私個人の意見じゃないです。アンチ界隈の考えを読んできました。時間経過で忘れられるかそうならない限り、粘着され続けるのもやむなしかなと。

「今までの収入を吐き出せ」とさほど言われてないだけ良いと思いますし、アンチだっていまなお楠さんの宣伝や動画の再生をし“退職金の貢献”をしているため最悪の事態ではないと考えています。

楠さんは少々敵を作りすぎたのだと思います。楠さんにもともといたアンチはもちろん、前世で暴言を吐かれたドル部同僚らのファンだった者らもこれを好機と攻撃に参加しているのではないでしょうか。

楠さんのファンも全員が全員「前世の同僚らなんぞ涙を飲め」と思ってはいないでしょうが、思っている人は今一度因果を考えてみてください。その上で「楠さんが前世今世で迷惑をかけた相手のことなんか知るか」と思うのであれば、道徳心がない人なんだなあと私は思います。

まとめ

アンチの原動力は「懲悪」だと私は考えています。ファンのみなさんには申し訳ないのですが、あなたが好きな楠さんは、石を投げつけても構わないほどの悪人だと思われているから石を投げられているのです。

「疑惑はすべて証拠がないし、やっていない場合は投げつけられる謂れはない」とファンは仰いたいかもしれません。その場合お気の毒とは思いますが、一方でVtuber、ことネット雀士は信用がものをいうと思いますので、噂も立たないよう気を付けるべきだったのではと思えてなりません。

以上です。

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