【損して初めて損切りの大切さに気付く】
今週、日経平均は2,500円ほど下落しました。
日経平均は史上初となる4万円を付けるなど今年に入って非常に強いブル・マーケットが続いていましたが、一転して4月は主要指数揃って今年初のマイナスを記録しそうです。
相場に楽観的なムードが漂っている時は、ついリターンにばかり目がいってしまうものです。
そのような時は一旦株価が下がってもすぐに戻るので、損切りなんて必要ないと感じることでしょう。
むしろ損切りをしなければ利益となったのに…
と思うこともしばしば。
しかしだからと言って損切りはしない方が良い、しなくても良いなどということはあり得ません。
損切り=保険です。
皆さんも生命保険や医療保険、火災保険や自動車保険など様々な保険に入っていると思います。
今年病気にかからなかったから保険は無駄だったと言って保険を解約しますか?
事故を起こさなかったから無駄だったと保険を解約しますか?
保険とは不測の事態に備えるためのもの。
損切りも同じです。
損切りによって被った損失は無駄ではありません。
無駄だったと勘違いして損切りをやめてしまうと、今回のような急落の際に大きな損失を被る可能性があります。
もし、1〜3月の間に損切りなんてする必要がないという考えに思い至ってしまった方がいたらその考えは改めてください。
金融危機や大災害は明日起こるかもしれません。
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