【2024年上半期の振り返り】

今月も1ヶ月間お疲れ様でした。
早いもので今年も半年が終了しましたので、前半戦の振り返りをしてみたいと思います。

まず、2024年は近年稀に見る大相場で幕を開けました。
1月から3月までの短期間で日経平均は20%以上も上昇し、史上初の4万円台を付けました。
僕もそうですが、まさかここまで上がるとは夢にも思っていなかったという人がほとんどだと思います。
そのためこの期間で大きく資産を増やした方もいれば、この波に乗れずに悔しい思いをした方とで明暗が分かれました。
チャンスは突然やって来ます。
明日から再び大相場が来るかもしれません。
大相場に乗ることさえ出来れば一気に、しかも簡単に利益を出すことが可能です。
もし悔しい思いをしたという方は、次のチャンスは必ず逃さないようにしていただきたいと思います。

しかし、もちろん良い時期というのはいつまでも続きません。
3月の後半から現在にかけては少し厳しい相場となっています。
ベア・マーケットというわけではないのですが横ばいの相場が続いており、ダマシがある日も多いです。
前半大きく儲けた方でも、勢いそのままにトレードをしてしまった場合は利益の大部分を吹き飛ばしてしまった可能性が高いです。
人生や季節の移り変わりと同じで相場はサイクルで動きます。
良い時期もあれば悪い時期もあります。
そういった地合いに合わせてトレードスタイルを変えることがマーケットに勝つコツだと思います。
実際に今月非常に良い成績を残した方がいらっしゃるのですが、その方はボックス相場が続いているという理由からトレードのスパンを短期に切り替え、決して簡単ではなかった6月のマーケットで利益を出されています。

まだマーケットの状況を見極めることができないという方は、ぜひ僕のウォッチリストの銘柄数やトレード回数を参考にしてください。
ちなみに上半期の僕のトレード結果はこのようになります。

1月+8.11%(25勝21敗2分)
2月+21.57(34勝18敗2分)
3月+6.44%(42勝41敗3分)
4月-0.53%(15勝19敗)
5月-1.30%(4勝8敗)
6月+2.15%(6勝10敗)
※配当金を除く

4月からトレード回数が激減していることがわかると思います。
4月と5月はマイナスとなったわけですが、トレード回数を少なくしたことによって損失を最小限に抑えています。
この時期に3月のように80回以上トレードをしていたらマイナスの額はもっと大きくなっていたことでしょう。

プロのポーカープレイヤーは自分の手札が弱い時はゲームから降ります。
それと同じで僕たち個人投資家も勝算が低い時にはゲームから降りればよいのです。
ズルいように聞こえますが、自分に勝算のある勝負だけすること。
投資の世界ではそれは決してズルではありません。
勝者こそが正しい世界なのです。

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