ポーカーのうまくなる人、ならない人3(ライブキャッシュ)



次にうまくなるやつ、上のレートに上がっていくタイプは

1,相手の戦略の弱点を素早く見つけてカウンター戦略とれるやつ。そのために必要なのは、

相手のポーカーの理解度を理解している。

相手のハンドレンジを理解してる。

相手のベットレンジとベット額を理解している。

相手のコール額、ホールド額のレンジを理解している。

相手がどんなボードとターンリバーカードを、必要、もしくは嫌なカードだと理解している。

などがあります。

 ここの精度が低い、高いが直接テキサスホールデムのポーカーの強さに直結していると思います。そしてこれらの精度を上げるにはかなりの熟練が必要となります。いくらスノウィーやコンピューターで勉強してもなかなか強くなれないのは、ポーカーは同じ場面が現れたとしても、相手によってこれらのレンジがかなり変化するので違うアクションを要求されるからです。

2,相手のポーカーの実力を測るのがはやい。

 うまいポーカープレーヤーは相手の実力を自分より上か下か感じるのがはやい。熟練してくるとチップをテーブルに置くときの動作がなれてないだけで、魚が来たって僕につぶやいてたやつがいた。

 これに似た感じのことなんだけど、自分より強いやつと同じテーブルになった時にちゃんとそいつとのプレーを避けることができる。もしくは慎重にプレイできる。

 これはプライドとかこいつよりうまいという気持ちが邪魔をして、うまいプレーヤーほどできない傾向にあったとおもう。強いやつからとっても弱いやつからとっても難度は格段に違うのに、同じ価値のチップだということを忘れないでほしい。

3,レートをちゃんとバンクロールにあったところまで下げれる、もしくは上げれる。

 ポーカーの難しさの一つに大胆さと慎重さが同時に求めらるところだとおもう、マカオに来るプレーヤーは大体ぶっ飛んでるほうが多かったけど、たまに珍しく堅実すぎるプレーヤーもくる。どちらもバランスが悪いと残れない。ぶっ飛んでたプレーヤーはいろいろいたけど、ここでかいていいんだろうか、、

4,金銭感覚を失わない。

 ポーカープレーヤーの生活の独特なことのうちに、ゲームでの金銭感覚と日常の金銭感覚を毎日行ったり来たりすることになります。

 特にハイレートでプレーすると日常の生活品のすべてが安く感じてしまう、まあ、何bbだしいいかとBBで考えてしまうときがあります。

 300-600HKDのプレイヤーだと1bb 1万円近くになるので、つい無駄な浪費もおおくなりますし、逆に日常の感覚だと大きいゲームで額が大きく感じられすぎてコールできなかったりします。

自分に合ったレート、金銭感覚をたもちましょう。

5,ティルト管理、体調管理、金銭管理能力が高い。

 ポーカーの生活魅力は生活の自由度が非常に高いことにあります。いつ寝て、どれだけ働いて、いくら使うのか、すべてが自己判断です。

 それゆえに自己管理能力が常に求められます。しかも1年2年でなくポーカーを続けるうちはずっと何があってもです。

 僕自身は管理ができてたほうだとおもいますが。知り合いのポーカープレーヤの自殺したのを知った時はさすがに平常心でポーカーできなくて、いいテーブルを切り上げた、記憶があります。

  他にも恋愛、友達との金銭トラブル、バッドビート食らって取り返そうとバカラなどは黄金パターンです。

6,情熱を失わない。

 長くポーカーしてるとだんだんポーカーするのが飽きたり、苦痛になってくることもあります。始めたころの、最初にポットとった高揚感、友達との徹夜ポーカー、一日中ポーカーのことを考えていたのに,,

 うまくなる人は大体長くポーカーしています。尊敬するポーカーアニキはお世辞にもはじめはセンスがあるとは言えませんでしたが、センスをプレー時間で埋めた非常にまれなタイプです。

 10年間ほぼおそらくマカオで一番稼働していたと思います。月300-400時間くらいでしょうか?一度あまりに帰ってこなかったので。テーブルで心臓麻痺とかで死んだのかもと心配になり電話しました。電話にでて、アニキなにしてるんですか!というと、、魚、、魚がおるんや、、といったことは今でも忘れられません。

 魚を飛ばすと次の魚がきてずっとかえれらなかったそうですw。10年情熱を保ち続けるのは大変で多分変態に近いと思います。半分以上のかっているプロでも好きで続けているという人は少数だったとおもいます。

 ほとんどのプロは何かしらの理由でやめていきました、結婚、家庭、将来性、別の事業をしたいなど、10年以上続ける人はまれかもしれません。むしろそっちのほうが正常かなって思います。若い時の2-3年海外生活を楽しんで。お金をためて趣味にするのが理想かもしれません。

7.目標意識がある。

 最初は単純に楽しくてお金になるという理由で始めたポーカーが、長くポーカーを四六時中していると、ポーカーは自分にとって何なのか、お金をいくらまで貯めたいのかなど時に哲学的な問題にも直面します。

 これに関してはフィルガルファンドの素晴らしい記事をしまぽさんが翻訳していたので参照にしてみたください。

https://shimapo.jp/entry/20120724/p1

 ポーカープレイヤーとしてこの問題をずっとほっておくと、ふとした瞬間に極度のモチベーションの低下につながります。ポーカープレイヤーを試してみたい人は一度は考えてみることをおすすめします。

8.自分が困るような状況をできるだけ作らない。

 これはポーカーにおいても、日常生活においてもです。後ろに強い相手がいるのに微妙なハンドでコールしたり。日常生活でトラブルメーカーとかかわらないようにする。もしも難しい状況になったらできるだけ早い段階で整理、フォールドしましょう。

最後に僕が現役の時に心残った先輩の言葉を載せておきます。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.

生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである

若いプレーヤーから素晴らしいプレーヤが出てくることを応援します。

good luck !






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