しあわせは自分の思考かな

生まれも育ちも東京、東京タワーが大好きで富士山が大好きで空が好き
そんな極平凡な50代女です

普通の人生だと思って50数年暮らして生きてきたけど
友人の何気ない一言で“えっわたし、結構な経験してるんだ“
気づいてしまった

そんな話を記憶を探りながら
呟いてみようかな

どこから遡るか
迷う、実に迷う
だって結構長く、年を重ねてるから

とりあえずは30年前の結婚時から

旦那とは会社の同期
数年付き合い結婚
住む場所はこれまた旦那の実家で同居が決まっていた

他人事みたいだが結納の席で義両親が発表した
私たちは何の事か理解に時間がかかり
要はもう既に居住スペースが用意されていた

私の実家で行われた結納の席で義両親は設計図を取り出し
『嫌なら嫌と言ってくれれば』と同居を提案
そんな返事は即答できかね

既に長男夫婦が住んでる所へ
次男夫婦の私達が入るなんて

義両親は好きです
長男夫婦は話が噛み合わない
思考が違うのは仕方ない
でも、長男の嫁の人を見下した感じは仲良しにはなれない

実家で話し合った結果
数年、同居してお金を貯めて家を出れば良いと

まさか25年も同居するなんて
楽しかった数十年が義父の死去で変わるなど
思いもしなかった。

三世代同居といえば広い豪邸を想像するが
普通の家
私たちは駐車場で貸してた部分を玄関別で住まいに
内装は自分達でお金を払うので自由にしたかった
しかし、義両親は引かなかった
結果、純和風の家になり畳に障子
使い勝手が悪く何故か自由に出入り出来る扉まで付いている

新婚旅行から帰り、食器戸棚を見た時は唖然とした
何も入れてない戸棚にこけしの調味料入れ
鎌倉彫の茶器が入り
冷蔵庫は中身が入ってる
沢庵が臭う、納豆も臭う

新婚家庭の始まりです

気を取り直し改めてご挨拶へ

『宜しくお願いします』と
そこへ長男夫婦がパジャマで登場
『あっよろしく』と私の下げた頭を跨いで去って行き
義両親は怒り私達は宥め早々に退散
そこで呼び止められお金の話

家賃請求

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