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日々のつぶやき

病院の待合室

昨日は検診日
年に一度の検診日
大病院は時間が掛かるもの
そんな事に慣れてしまった
そんな時に読書をしても頭を素通り
私はスマホでSNSを流し読みして
お決まりのパズルゲームで時間を過ごす

結構なドキドキ・モヤモヤの時間を誤魔化す
MIRは地下にある、閉塞感も誤魔化したいから
無心でパズルゲーム
そんな中での出来事

待合室は静かなもの
みんなそれぞれの気持ちで待っている
例えば、これから手術の方
何かしら訳あってのMRI
私は癌の一年検診
問題なければ良いな
多分大丈夫だろう
きっと大丈夫だろうと
そんな感じで待っている時間

ソファーが並んでいる
横に患者であろう車椅子のご婦人と
息子と娘が来た
よく喋る、実によく喋る
内容は料理のレシピ

ここで待っている方々はそろそろお腹の減ってくる時間
勘弁してほしい、私もお腹が空いてくる時間
話は止まらない、それどころか大きな声でヒートアップ
流石に咳払いなどしてみるが効果は無い

席を移動する事にした
壁を曲がって違う席に移動
やれやれ…違うご夫婦がまたもお喋り炸裂
年を重ねると声が大きくなる
しかもここは地階なので反響が大きい
誰かが報告したようでアナウンスが鳴る
「呼び出しが聞こえない為、お話はご遠慮ください」
これに反応したご夫婦が言った一言
“そりゃいかんわ“流石に失笑が沸いた
自覚がなさ過ぎて笑えた
自分の事とは思っていな様子
ある意味、幸せな事

周りは運が悪かった

そんな中で私の番が来たらしい
が、聞こえない
ご夫婦のおしゃべり爆弾で聞こえない
係の方が呼びにくる
ブースに入る前に一言
おしゃべりが過ぎてアナウンスが聞こえませんでした
当人達の方角を向いて係に言う

流石に大人しくなった

良い加減にして欲しい、暇で来ている訳でもないし
なんとも言えぬ感情で検査に来ている訳です

1人で待てないものか
そんな事を思った一日
そんなつぶやきでした。
読んでいただきありがとう

書くことが楽しくって読んでいただけて更に嬉しぃ