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210705「神社:悪鬼のささやき」シネプレイインタビュー記事 日本語訳


神社のことはあまり追ってなかったので、ジェジュンがこうして語ってくれると新鮮でいいな😊
ぜひシリーズでお願いしたいぞ。
あと、想像に難くないけど、神戸での撮影、俳優として以外にも通訳として大きな役目を果たしていたようで、あらためて嬉しい。
いくら日本で長く活動してても、細々したところまで伝達のサポートができるくらいに日本語をマスターしてるというのは、どんなことがあって一番間違いのない誤解のない日本を愛しているという証明そのものだからな😁

といったわけで、インタビューどうぞ。




キムジェジュンが大学生失踪事件を調査する祈祷師役で出演するオカルト映画だ。

俳優キムジェジュンの挑戦はいつもしっかりしていて信頼できる。すでに20年余り!そうだ。歌手デビュー21年、演技者としても20年の活動だ。その間、誰も疑わない実力の歌手として、また地道な演技活動で見せてくれた結果で彼は一度も頂点から下りていない。そんなキムジェジュンに今回の挑戦は多少の賭けをすることになった。なので、新鮮で好奇心が生まれる挑戦のば。まさにそのキムジェジュンが富川国際ファンタスティック映画祭に招待された’真オカルトジャンル映画’でレッドカーペットを踏んだ。日本の監督熊切和嘉監督が演出した韓国映画<神社:悪鬼のささやき>は、日本の廃神社に探査しに行った大学生の失踪事件に投入される祈祷師ミョンジンが大学同級生のユミと一緒に悪鬼の正体を暴くオカルトホラージャンルだ。

そうだ。私たちが知っている祈祷師。しかし、美大出身のジェントルで洗練された青年祈祷師ではなく、今回は私たちがまったく見たことのない新しい祈祷師だ。ミョンジンは神を見るスーパーパワーを持っているが、これを拒否し、平凡に生きていて自身の運命を悟り受け入れる過程を進む。ダークヒーローとしての心の葛藤、メロ的な感情線、そして悪鬼と対決する1対1のアクションまで、この映画は今まで見ることのできなかった’キムジェジュンジャンルのほとんどすべて’だ。インタビューする間、内心シリーズ化までほのめかすくらいに、今回の作品を通して、彼が見せてくれるものは多種多様だ。キムジェジュンに会って初公開を控えた期待に対して、作品のビハインドストーリーまで聞いてみた。


—富川国際ファンタスティック映画祭マッドマックスセクションに招待されましたが。映画ファンに会った所感をお願いします

いつもメディアで名前だけ聞いてきた映画祭に、僕が来ましたね(笑) こうして俳優として招待されて光栄だと思ってます。特に僕が初めて挑戦したジャンルでファンのみなさんと、また多くの映画ファンのみなさんにお見せできるという機会なのでさらに期待が多い気いですね。

—オカルトジャンルムービーを楽しみにしているファンたちには特に嬉しい作品なんですが。おっしゃったように既存の作品で見せてくれたメロキャラクターの姿を脱して、新しい試みなので意外だという気がしました。普段のホラージャンルに対して好みも気になります(笑)

僕が何しろ一人暮らしをしてから長いので、ホラーものをあまり観ないんです。一人で観ると怖いんですよ(笑) <かくれんぼ>みたいなスリラーのような作品を観るだけで、現実にそんなことが起きるかもしれないと本当に怖くなるんです。ほんとに、僕はそういう状況も夢に出てくるくらい怖いんですよ。でも、今回いざ撮影してみると、現場では幸い怖くて恐怖を感じることはありませんでした。でも、完成版の前に撮影以外の作業をしに行って、編集版を観るだけでも正直怖かったです(笑) 僕の映画だけど、僕は一人では観ないと思います。

—特に誰と観れば安心できそうですか(笑)

もちろん一緒に作業した俳優さんたち、スタッフさんたちと一緒に観ると思います。たくさんのファンのみなさん、観客のみなさんが一緒に観てくださると恐怖が半減すると思います。

—日本の監督と韓国制作社で作った作品ですが、今回の作品に参加することになったきっかけはどんなことですか。初めて提案されてどんな感じだったか気になります。

韓日合作制作でも同じで、韓国と日本の映画人たちが集まる作品だったんですよ。これを一ヶ月余りに撮影しなくちゃいけないギリギリの日程だったので怖くもありました。そんな技術的な部分以外は、意外に怖さはなかったです。難しいという気持ちよりは、僕が俳優としてこのジャンルに挑戦するということが、ものすごいチャンスだという思いがありました。特に監督さんが持っている演出力、感受性、そして映画製作において、枠を準備した韓国制作社が出会ったらいいシナジーを出せそうだ。そんな環境で一緒に仕事してみたいという気持ちが大きかったです。

—実際ジェジュンさんの演技活動において、日本の作業が持っている資本がすごく大きいんですが。フジTVドラマ<素直になれなくて>(2010)を皮切りに、日本のプロダクションの経験値がたくさんあります。映画の背景、主要撮影地が日本の神戸市でした。日本の監督さんと、また韓国俳優たちと一緒に作業しながら、両方の環境を経験した俳優の役目が大きかったと思われますが。

僕以外のすべての方たちが日本語ができませんでした。通訳がいるにはいましが、監督さんの正確なディレクションや演技に対するコメントを伝える時、言葉では説明できるけど感情的に説明できない部分もあったんです。そんな時、ブリッジ役をしましたね。特に俳優たちに1人1通訳ではなかったので、僕が時には通訳としての役もしたりしました。監督さんの指示のもと俳優さんたち各自のキャラクター分析の差が出ることもあるんですけど、それは微妙なところで僕が役割を果たしたといいましょうか。

—祈祷師ミョンジンに挑戦しましたが、美大出身のジェントルで洗練されたK祈祷師ミョンジンは、既存の祈祷師のイメージから脱した新しい世代の価値観を代弁するキャラクターです。興味深い視点が多いキャラクターですが。

祈祷師というと、観客のみなさんが思い浮かべる伝統的なイメージがあると思うんですけど。ミョンジンは現在はまったくそういう活動をしていない平凡な美大出身の青年です。実際おばあちゃんにもらった能力、スーパーパワーを持った人物なので、その能力を活用すれば、たくさんのお金を稼ぐこともできるんだけど、自分が持っている能力をどこに使うのかもよくわかってないんですよ。あえてその能力を動員して生きたいという欲がないチングなんです。なので、古い家で平凡に生きていて、事件に遭遇することになって、自身の能力を発揮して変化していく人物です。ミョンジンは広い知識は持っていないけど、神の存在を信じる心は持っているチングなので、いざ事件に遭遇しながら本能的にすぐに対処できる能力を持ってもいるんですよね。

—既存の祈祷師のイメージを脱ぐという点で、ビジュアル的な設定と変化も必要なキャラクターでした。

本当に韓国でありふれた祈祷師のイメージとはまったく違います。鈴とかそういうのも似てるようで新しく見えると思います。特にお祓いをする時、形式や祈祷文のような呪文も違って、興味を与える点なんですよ。

—キャラクター作っていきながら、参考にした作品や人物はいますか。監督さんとどんな点に重点をおきましたか。

ミョンジンが遭遇する事件が重要なんですけど。過去に好きだった人の彼氏が亡くなって、おかしな誤解で絡み合う話がはいってるんです。ある時、愛していた人の痛みを守るんですけど、やってくる苦痛を表現してもいるけど、一方ではまたとても久しぶりに会った昔の恋人を見て感じるぎこちなさのような感情も隠せないんですよね。あえて言うなら、ツンデレみたいな人物でしょうか(笑)

—自身の正体に対する悩みだけでなく、メロ的な感情線も出しながら一方では事件の解決過程でアクションも予想されますが。

僕が後半に悪鬼と1対1で戦う場面があります。ミョンジンが後半にいって感情を出すことも果敢にやって、ボリュームも上がっていきます。観客のみなさんが、’いや、韓国の祈祷師があんなにアクションやる?’と確実に驚かれると思います(笑) アクションだけじゃなくて、感情の幅も広いんですけど。そのワンシーンだけで感情が有に4、5回は上がったり下がったりして、ミョンジンの心理を興味深く見守るように作られた場面でもあります。この場面を撮る時、ワンテイクで撮影して、瞬間の集中、エナジーが本当にたくさん必要でした。2回だけでOKカットが出たんですけど、難しかっただけに後半の爆発力を期待していただいていいと思います(笑) 観客までもぜひ見守ってくださると嬉しい場面です。

—後半のアクションシーンの撮影の難しさだけでなく、廃屋が舞台なので撮影現場も甘くなかったと思いますが。

現場は本当に苦心しました。映画の中の背景に僕が本当に入っていくような湿っぽい感じが現場でも感じられたんですけど。撮影現場から出てくると体がすごく疲れて撮影中に風邪も引いて疲労もあって、そんな記憶があります。こんな気運がむしろ映画の状況をさらにリアルにしてくれるでしょう(笑) その薄気味悪い雰囲気が観客のみなさんに伝わるだろうと思います。

—マイナーに思われるオカルトジャンルが最近は国内だけじゃなく、全世界でホラー映画トレンドで、むしろ観客たちに多くの好感を得ていますが。今回の作品もそんな流れをつなげてくれる作品として期待が大きいと思います。

とても期待を膨らませてお話しすればそうですが(笑)、オカルトホラージャンルを日本の監督の感性で作ったという点で信じて観ていただけると思います。特に恐怖映画を観ながら、さつまいもを呑み込んだようなもどかしい感じは減らしたいうことは保証します(笑) 場所一つを見せて、インサートカット一つが入っても意味が合致して、映画の流れに重要な影響を見せるものでいっぱいに詰まっている映画です。あ、映画をご覧になりながら、確実にミョンジンの過去が気になると思うんですけど。僕が映画を撮りながら思ったのは、この作品はぜひシリーズにするといいいということでした。シリーズで発展させて、もっとたくさんの話を展開することができる映画だと思います。

—また、最近歌手デビュー20周年記念音盤FLOWER GARDEN発売で堅固な歌手の席で素晴らしい姿を見せてくれていますが。俳優経歴ももはやかなりだと思います。この前、映画<ブラザーフッド>(2004)が20周年再公開したりもしました。作品の中に遺骸発掘団として僕と’キムジェジュン探し’として話題になった記憶も引き出してみます。演技者として地道な活動を見せてくれていますが、もうすぐMBNドラマ<悪い記憶の消しゴム>も公開予定です。アーティストキムジェジュンに舞台活動と演技者の姿、すべてが今いくつものトラックとして共に回っていると思います。今の姿をみずから評価してください。

一方で満たされる活動が好きではないんです。例えば、歌手活動としてすでに21年くらいが経ちますが、時々僕に’そろそろ違う分野に集中してみたらいどうだろうか’とすすめる方たちがいます。新しい姿を応援する気持ちで言ってくださる助言なんですけど、いざとなると僕はそれとは違う道を選ぶようになるみたいです。普通、歌手寿命は短いという先入観があるんですけど、僕はむしろ、歌手としての姿を最大限に見せようと思ってるんです。後輩たちが僕の姿を見ながら、先に活動している先輩が舞台に地道に立っている姿を見て、勇気を持てるように一生懸命努力したいです。その中で、演技活動ももちろん頑張ってやりたいんですけど。僕が仕事をしながら感じたのは、長い時間が流れるほど、演技と歌手活動を平行するリスクが減っている時代になっていると思うんです。僕自身が何しろ先入観や偏見のない人なので、やりたいことが本当にたくさんあるんです。これからも多彩なことに触れて、また、やりたいです。

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