「選べないこと」が問題
赤ちゃんのいる老人介護デイサービスに関する記事を、非常にたくさんの方に読んでもらえてうれしいです。
現在、私がこれに取り組んでいる動機の一つとして、「選択肢」を増やすというものがあります。
「良い」とか「悪い」とかの議論の前に、「選べない」という状況をどのように改善していくか。そこに非常に興味があり、様々な手段を試みているという感じです。
赤ちゃんがいるとこんな問題が起きるのではないか?
自分の赤ちゃんとお年寄りが同時に危ない場面になったらどうするの?
子どもが苦手なお年寄りには酷な環境ではないか?
想定できる問題は、数え上げればきりがないと思います。が、
現状として、赤ちゃんのいる老人介護デイサービスを利用するという選択肢を、ほとんどのお年寄りは持っていません。
一番の問題は、そのことではないかと思っています。
細かな問題は、対策を取ることが可能ですが、そもそもの「施設」が無くては机上の空論です。
また、こういった取り組みは、やってみないとわからない部分が大いにあります。とりあえず、僕らがやってみますので、その結果が良いものであると判断した方は、どんどんやっていってもらえたらと思います。
そのために、実験結果を少しずつですが、出せていけたらと考えています。
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