ネフェシュ イェフディ
ヘブライ大学1年生のアミットが、ネフェシュ イェフディ(ユダヤ人の魂)という、ユダヤ人がユダヤ性を取り戻すための学校に連れていってくれました。これは、イスラエルに15拠点ぐらいの支店があり、信仰の有無や背景に関わらず、青年たちが聖書を学ぶことができます。また、授業を受けてくれた人には、奨励金を出すプログラムもあります。今回訪問した場所は大学から徒歩10分のところにありました。以前、学生たちがイベント会場にも使っていたので、オープンな雰囲気です。
以前、JJHOPのZoomでのバイブルスタディに、ここで教えている正統派のヨエル先生が来てくださいました。彼の教えと雰囲気がとても良かったので、是非お会いしたいとアミットに伝えたところ、訪問をアレンジしてくださいました。
異邦人の女性の訪問に煙たがられるかと思いきや、ヨエル先生は、「すごい、すごい、今はユダヤ人でも聖書を学ぶ人が少なくなってしまったのに、日本という遠い国から会いにきてくれるなんて、本当に感激です。」と子供のように大喜びしてくださいました。ヨエル先生は、普段イェシバで教えています。
何か質問がありますか?と聞かれたので、この節からなぜ鳥を裂かなかったのか理由を聞きました。
それは、面白い質問ですね、ということで、本来は男女に分かれているところ、英語が話せる先生ということで、私を男性のスモールグループに混ぜていただき、イラン先生をはじめ皆さんが英語でお話してくださいました。
Gen. 15:9 すると主は彼に言われた。「わたしのところに、三歳の雌牛と、三歳の雌やぎと、三歳の雄羊と、山鳩と、鳩のひなを持って来なさい。」
Gen. 15:10 彼はそれらすべてを持って来て、真っ二つに切り裂き、その半分を互いに向かい合わせにした。ただし、鳥は切り裂かなかった。
三歳とあるのは、三匹の可能性もあるそうです。二つに分けられたのは、イスラエルからユダヤ人が追放されたことを表しているそうで、鳥はメシアの象徴なので割かないそうですが、ユダヤ人にもいろいろな解釈があると思いました。
一番納得したのは、「当時アブラハムしかひとつの神を信じていなかったのですが、彼の思い込み=信仰が、とてつもなく揺るがないものだったので、その思い込みで世界を動かした。」ということです。私たちが日本がイスラエルを変えると思い込んでいる一人です!異邦人のアブラハム、万歳ですね。
後日談
アミット「和恵さんは正統派と仲良くなって、新約聖書を教えるんでしょ?是非やりましょう!」
和恵 「さすがアミット!頭良い!なんで私達が考えていることがわかったの?」
アミット「ハハハ、もちろんです。」
このイェシバの先生方と人間関係を築いていきたいと思います。このイェシバの先生方とは、澤口先生がイスラエルに来て台頭していただくことの道ぞなえだと思っているのですが、今後の導きが楽しみです。
どうぞお祈りください。
ネフェシュイェフディのホームページ
https://nefeshyehudi.co.il/
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