日高屋にて

あ~あ
と仕事がおわって、
なにかと心強い日高屋による。
いつもよく働いているパートっぽい女の人。
ああ今日もいる。
ニラレバ定食をサービス券提示して、
50円にて味付け卵をトッピング。
恐らく通常だと100円か。
「わくらば日記」のつづきを読もうとしたけど、
メールが来たので返信。
「今、日高屋でニラレバ待ってます」
となりの席に若いスーツの二人。
先輩後輩みたい。
先輩の鞄がだいぶ自分の席の領域を
侵してきたが、目をつむる。
二人の会話がなぜか気になり本読めない。
先輩は自信満々な奴だ。
気にくわない。
一方後輩はボーイズビーみたいな奴だ。
かわいい顔をしている。
もっと友達つくれよ、
とか言われてる。
余計なお世話だ。
優君(仮名)そこいらのチャラオより全然面白いから。
とも言われてる。
失礼千万だ。
先輩は話の辻辻に彼女(語尾あげて)の存在をちらつかせる。
実に不快。
この二人が激しくからむそっち系の同人誌を
出版してさんざん辱めてやりたくなった。
そうこうしてたら二人のテーブルに
タンタンメンとかギョーザとかが届く。
ずいぶん前からいる自分のところには、
一向にニラレバ定食と味付け卵が届かない。
はてな?
とおもって、まだですか?
と店の人にきいたらオーダーとおってなかった。
とりにきた働き者のパートの女の人が
ずっと若い男に怒られてるのが、いやだった。
50円の味付け卵はサービスになった。


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