有権者って誰?

 みなさんは選挙についてどんな印象を持ってますか。面倒くさい?意識高い系のための行事?そのように感じている方、全く間違ってないとおもいますよ。本書はみなさんにお説教をして、投票行動を促す本じゃないんです。日本で投票の権利を持つ人たちを分類、整理して「有権者」と「市民」を対置するところからはじまります。まずはそこで自分がどのような立場になりそうなのか確認してみましょう。自分がたった一票を投げることで、世の中が良くなるとは到底おもえない、だから選挙に行っても無駄。では決してありません!そのことを伝えるために著者は丁寧に言葉を連ねます。若いうちから政治とかかわるのは存外楽しいはずですから。

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