スーツを買いました

先週スーツをオーダーしていまして、それを引き取りに行きました。最近はクールビズやテレワーク等、新しい生活スタイルが浸透している中で、スーツが敬遠されることが多いかと思います。そのような状況であっても、他人からどのように批判されようと、やはり私はスーツが好きだと感じています。

20代のときは体格が大変良かったので、私の体に合った既製品がなく、衣服には全く興味が持てませんでした。そのため、私が持っている衣服といえばスーツとジャージだけでした。昔の写真を見返すに率直にダサいと思うのは苦い思い出です。さて、社会人となった30代を過ぎて以降、生活スタイルを見直し、店頭に置いている既製服を選択できるようになりました。そのため、20代の頃はまったく楽しめなかった衣服を楽しめるようになりました。

衣服に興味を持ち実際に買っていくなかで、今、自分の生活スタイルを衣食住の各々において確立する作業を行っています。そのなかで、ここ数年、スーツの勉強をしています。スーツには歴史がありとても奥が深いです。やはり、衣服も例外ではなく、知識無くして自分が欲しい物すら買うことができないかと思います。その成果もありまして、徐々に自分が求めているものをひとつずつ購入できるようになりつつあるように感じています。

思い返すに、以前は店員さんの言われるがままに服を購入していた部分がありました。最近強く感じることは、販売員さんはお客さんが欲しい服ではなく、自分が売りたい服を売るのが仕事だと思います。すなわち、お客さんが似合うか、似合わないかは問題ではなく、それらに関わらず在庫品を買ってくれるように導くプロというわけでしょう。

改めて自分自身の生き方を考えると、それを表現することができるのはスーツスタイルのようです。20代は高校までの制服を脱ぎ、カジュアルと呼ばれる私服がに衣替えをする時期であるように思います。そのようなカジュアルと呼ばれる私服が似合っているのであれば良いのですが、少なくとも私には似合わなかったようです。早くそのことに気がついて、自分自身のスタイルとして、スーツを私服の中に取り込めば良かったと反省しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?