三越(&岩田屋・伊勢丹)での支払い方法の備忘録
筆者は福岡市に在住しているため、三越伊勢丹グループの百貨店としては、福岡三越、岩田屋、松山三越によく行っています。本記事では自分自身の確認を兼ねたメモを備忘録として共有します。前提として、私は三越伊勢丹ホールディングスの株券を保有しているため、株主優待特典を受けることができます。また、同グループが発行するエムアイカードを保有しています。両者の公式なウェブサイトは次の通りです。
筆者の個人的な意見になるのですが、三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードの面倒なところは、その支払方法が限られていることです。すなわち、優待カードを利用するときの決済手段は、現金、全国百貨店共通商品券、百貨店ギフトカード、そしてエムアイカードになります。私の場合、現金は除外するとして、主に百貨店ギフトカードまたはエムアイカードを使って決済しています。
優待カードを使って10%割引きの特典を得る場合、エムアイカード決済に伴うエムアイポイントは付与されませんが、年間お買いあげ額の加算は行われます。どういうことかというと、エムアイカードを使って決済する場合、エムアイポイントと年間お買いあげ額の2種類の尺度で評価されます。そして、エムアイポイントの付与率(5%~10%)は、前年度の年間お買いあげ額に基づき決定されます。
ちなみに、私の場合は前年度の年間お買いあげ額が100万円以上のため、エムアイポイントの付与率は10%になります。そのため、優待カードで10%割り引いてもらっても、エムアイカードにてポイントで10%加算されたとしても、厳密には異なるかもしれませんが、実際のところは大して変わらないように思います。そのうえで、優待カードを積極的に利用する利点として、一律10%割引きになることが挙げられます。言い換えると、エムアイカードについては、私の場合、三越・岩田屋・伊勢丹での食料品・レストラン・喫茶、一品3,000円(税抜)未満の商品に対しては、1%のポイント付与になってしまいます。
他方、百貨店ギフトカードを使って決済する場合、優待カードの特典が得られながら、かつ百貨店ギフトカードを購入する際のクレジットカードのポイントも頂いています。私の場合、アメックスカードを使って百貨店ギフトカードをオンラインで購入しているため、0.54%程度(キャンペーン適用時で1.53%)のアメックスカード側のポイント還元が得られます。もちろん、エムアイカード側の年間お買いあげ額の加算もされますので、クレヒスの実績に関して、エムアイカードとアメックスカードの両方で積むことができます。
百貨店ギフトカード以外の選択肢には、全国百貨店共通商品券をチケットショップで仕入れることも考えられます。ただし、交通費やそれに関わる時間を考慮すると、たとえ多少還元率が下がったとしても、探す手間と流通性を鑑みて、私はオンラインで購入手配が可能な百貨店ギフトカードがコスパが良いと考えています。0.5%の還元率の差は、10万円あたり500円になりますので、あとは好みの問題になってくるかと思います。