死んだ友人から友達申請がありました
首都圏での出張を終えて、新大阪駅の新幹線で帰宅している最中の話です。
普段あまりLINEは見ないし通知が来ないのですが、品川を過ぎた辺りで一件の通知が……。
内容は友達追加のお知らせ。
……あれ、こいつからか……ん?…はぁ!?
めちゃめちゃ驚きました。
なんとそれは、もう10年以上も前に亡くなった友人のアカウントだったのです。
色々と重なって自ら命を絶ってしまいましたが、彼の名前を見てちょっとだけに懐かしく思っていました。
なんてそんな悠長な話をしている場合ではありません!
なんで死んだやつからLINEがくるのか、私には全く理解できませんでした。
生前に何か恨まれてた?いやそれだったらもっと早く何かが起きていたらおかしくないと思う。
じゃあ今更なんの幼用事?そもそもこいつ生きてんのか?葬式に出て顔も見たはずだからもうこの世にはいないと思うけど……。
新幹線でパソコン広げながらぶつぶつ色々と言っていたのですが、まあもちろん解決しないのでどうしようもできません。
私は恐る恐るそのアカウントに「××(友人の名前)ですか?」とメッセージを送信。
何が出てくるか非常に怖かったのですが、返事はすぐに返ってきました。
「違います」
………という恐怖体験(?)をしました。
実はこの話のオチなのですが、死んだ友人の電話番号と今回友達申請を受けた人物の電話番号が一緒だったのが原因です。
LINEは電話番号を元に友人や親しい人と結びつく昨日思っています。
私の友人が使っていた電話番号が10年の時を経て新たな持ち主に与えられた、その結果私は亡くなった彼の名前で登録していたアカウントで友達申請が来たという仕組みです。
まあ一言、ものすごい心臓に悪い。
こんな偶然に出会うのはそんなにないかもしれませんが、気味悪がっても無理はありません。
一応ネット上で詳しく調べたり、問い合わせたお相手さんに質問したりして出した結論です。
そんなこんなで衝撃の終わり方を遂げた出張。
でも最近彼のことを考える機会はなかったので、ちょっとだけ思い返してみようかなと思った次第です。
いやー怖い。
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