カンピロバクター(仮)合格体験記

病院に行っていないのでカンピロバクターかどうかはわからないが、ググった際に見た症状と酷似していること、生焼けの鶏肉を食べた心当たりがめちゃくちゃあることから、カンピロバクター腸炎であると自己判断した症状について、記録として書く。我ながらカンピロバクターのお手本のような症例だと思う。

7/24

数か月ぶりにハードな運動する。すごく疲れる。夜ごはんに焼き鳥を食べる。レバーの色が薄くてちょっととろとろしているのを、ごま油につけて食べるのがおいしかった。

7/25

筋肉痛がひどい。両親に車でアウトレットに連れていかれる。

7/26

疲れがどっとでる。頭からふくらはぎにかけて筋肉痛&関節痛になるが、運動した翌日に往復で6時間車に乗ったので疲れたんだろうと思う。

7/27(発症1日目)

ラテンアメリカ政治について考えていたら腕が重すぎてタイピングができなくなったので午後はずっと寝転がっていた。だるすぎる。食欲はある。Twitterくらいしか見る物がないが、TLで何が起きているのかをしっかり認識することができない。皮相上滑りのTL。さすがにただの疲れでどんどん悪くなるのはおかしくね、と思い就寝。

7/28(発症2日目)

筋肉痛筋肉痛関節痛関節痛頭痛頭痛頭痛頭痛!起きた時点で38.5度くらいの熱。一応新型コロナを疑い、バファリンを飲むのはやめとこうかなーと思ったが、イブプロフェンじゃないしいいか!ということで飲むと若干マシになった。チョコモナカジャンボを丸々1つ食べる。TLでみんな野球の話してるんだなーというのは理解できるようになる。ただ頭を動かすと後頭部が除夜の鐘としてゴンゴンされてるみたいな感覚になる。
深夜に3回腹痛・下痢で起床する。耐えがたい。

7/29(発症3日目)

頭痛腹痛下痢頭痛腹痛下痢頭痛腹痛下痢。アデノウイルスを疑うが、心当たりがない。また、発熱直前の週末に車で缶詰め状態だった両親がピンピンしているということは感染症ではないのではないか、と感じる。熱は38.3くらいあったが慣れてきていたので、ネットサーフィンして症状を検索する。「高熱→胃腸、という順番」「潜伏期間が2~3日」という情報から、カンピロバクター腸炎なのではないか、と推測。
頭はクソ痛いしトイレとの往復生活になったが、新型コロナじゃないと(勝手に)結論付けたことで、課外活動を止めてしまうのでは、というプレッシャーから解放される。「下痢」というのは正しい順序に従っているという点で「嘔吐」より自然である、みたいなことを考えて過ごす。食事はスープやウイダーインゼリーやうどんでごまかす。
深夜は3時ごろに1回起床。

7/30(発症4日目)

起床時に37.0まで体温が下がり、平熱が36.7, 8 くらいなので、まあ平熱ということにした。頭痛についても「除夜の鐘」状態ではなくうっすら痛いくらいになったので、テレビを見たりスマホを眺めたりするのも快適になった。カンピロバクターは中枢神経を冒すので頭痛がひどくなりがち、みたいな記事を読んで、迷惑なやつだなと思う。カンピロバクター菌だけではなく「レバー」という存在に対してもなんとなくムカつくので、もうしばらくはほぼ炭みたいな鶏皮しか食べないと心に決める。
胃腸の状態はよくないが、食欲は回復する。ゆっっっくり食べれば固形物もそれなりに食べられるようになった。明日から勉強するか~、と思う。
深夜に3回腹痛で起床。

7/31(発症5日目)

平熱。まあまあな腹痛と軽い頭痛。久しぶりにお勉強をしてみるが、対面試験がなくなってやる気を喪失する。
R-1ヨーグルトを飲んで就寝。7時間後に腹痛で目覚めるまでは熟睡した。

8/1(発症6日目)

頭痛なし。腹痛も、普通に生きていたら感じることもあるよね、みたいなレベルになる。あと数日お酒と脂物を絶てば直るのではないかと思う。乳酸菌は偉大。

新鮮な鶏肉だから火は完全に通さなくてもダイジョブなんですよー、という焼き鳥屋が私の住む地域には多い。確かに焼きすぎ固すぎの焼き鳥より美味しかったりするのだが、ある研究によれば市販の鶏肉の50%程度にはカンピロバクターが付着しており、鮮度とは無関係だという。今度からはウェルダンの鶏肉だけ食べようと思った。



9/1(追記)

ギランバレー症候群は発症しなかった。やったぜ。



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