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バーガー菊池

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(ばーがー・きくち) 岩手県出身。花巻東高校卒。 実話ナックルズ編集部在籍の編集者。不良からエロまで何でもやります精神の何でも屋。注射を打ちながら毎晩暴飲暴食を繰り返すハゲ巨漢
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2024年4月の記事一覧

日々是暴食★トラウマめし【第37食】どこまでも追ってくるインドのカレー無限地獄

 インドに1週間もいるとカレーに飽きてくるのが本音。    ちょっと趣向を変えて南インド料理のドーサを頼んでみたりしたが、結局スパイシーさからは逃れられない。中にはチーズたっぷりのポテトマサラが入っていて美味しかった。  あとはパスタなどを食べてみたが、味はうーん…結局インドでメシ食うならカレーが美味いという結論に落ち着く。  ヒンドゥーでは牛は神なのでもちろん焼肉などはありえない。それどころか豚も不浄な生き物と思われているのでまず食べない。肉を食うならマトンかチキン。マ

日々是暴食★トラウマめし【第36食】バラナシでラッシーを食いガンジス河で沐浴した話

 ガヤーを発った列車は夜から朝にかけ延々と走り続け、昼過ぎにバラナシ駅に到着した。寝過ごして降りるタイミングを逃したら詰むから怖い。田舎町からやってくると人の数と喧騒が半端なくてクラクラする。  駅を出るとウザさMAXのタクシーの客引き軍団につかまる。なんとなく選んだ兄ちゃんが遠回りして「知り合いのホテルに泊まれ」としつくこく誘導してくるので「いいからさっさとガンジス河へ行け!」と怒ったらガートの一番端っこに降ろされた。  上等じゃん 歩いてやんよ!  ガートとは沐浴で

日々是暴食★トラウマめし【第35食】スジャータ村に散歩に行って激辛ブータン料理を食べた話

 スジャータ村に散歩へ行ってみた。   釈迦は6年続けた苦行に疑義を抱き前正覚山を下りた。その後ナイランジャー川で沐浴し、半死半生の状態で倒れていたところ、そんな姿を不憫に思った村娘のスジャータに乳粥をもらい体力回復。あまりの美味しさに感動し、これまで続けてきた絶食では悟りは開けないことを知った。  後に釈迦は比丘たちに「中道」の大切さを説いた。極端はよくない、中を行けと。自らが体を虐めることでは聖者の目覚めに至らなかったことが中道を知る契機となったが、そのきっかけはスジ