チームメイトのありがたさ
先日チームメイトであるs選手と共に雨沢〜小戸〜戸越のコースを走ってきた。
最近は一人で走ることが多く、基本的に狛犬を右折したショートコースを走っている。
プロ選手であれば一人で高強度での練習は難しくないが、自分はメンタルが弱いこともあり追い込み切るのが苦手だ。
いつも大体メニューの途中で設定したパワー数値を超えれていないと、萎えてパワーが下がり中途半端になってしまうが、今回はs選手がいたのでなんとか出し切れた。
順調に雨沢をこなし狛犬〜小戸ときて一旦休憩、ここまでs選手3分、自分1分の長さでローテーションしてきたが、なんせずっと登りだからきつい。
調子がいい時は踏みこむペダリングにならないのだが、今回は余裕が全くないので下死点まで踏み切ってしまっていてあまりバイクを進ませることが出来なかった。
休憩を終えて矢作川沿いをまたローテーション、最後の戸越峠に向かう途中で雨が降りだしたがお構いなしにトレーニング続行。
川沿いを途中で右折し通称モニエ坂へ、下から登ると約5分ほどかかるがそのほとんどをs選手が引いてくれた。
所々で6倍出ていたようで、やはりキツイと感じたのは間違いでは無かったらしい。
まず自分では続かない出力でもチームメイトとならこなせる、これが仲間と走る最大のメリットだと思う。
最後の戸越峠では3回も心が折れたが、その度にs選手が励ましてくれて踏み直すことが出来て限界を突破、久しぶりに視界が狭くなるまで追い込んだ。
最近のレースでは序盤に遅れてしまうことが多かったが、ここの強度が単純に足りていなかったように感じた。
自転車を始めた頃のような懐かしい感覚を思い出したライドだった。
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