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アマチュア

今年の3月から競輪の門を叩き、アマチュアとして7ヶ月間全てを犠牲にして練習に励んできたわけだけど、継続が苦手な自分にとって、初めはかなり厳しい7ヶ月であった。

今まではロード競技のみ取り組んできて全くピストに触れてこなかった中で10月にある入所試験に臨というのは、ロード乗り始めて7ヶ月で全日本トップ15あたりに入る位には難しいのでは無いだろうか。

師匠のメニューで毎日限界まで追い込み、ワットバイクでは本気で意識が飛びかけるほどもがく日々、これまでのトレーニングとは明らかに一線を超えたトレーニングをこなしてきた。

継続は難しいと感じていた自分がいたが、いつの間にか毎日もがく事が日課になり何故そのメニューをこなすのか、ペダリングはどうかなど考えている内に次の日も次の日も試行錯誤する日々となり、気がつけば夢中になっていた。
継続しようとするのでは無く、自然と夢中になり継続していたというのが一つ成長なのではないかと思う。

また自分がここまでやってこれたのは間違いなく師匠のおかげで、怪我をしても直向きに目の前の課題をしっかりとこなしていく姿を見てプロ選手とはこういうものだと深く心を動かされた。
復帰するまで考え抜いてトレーニングして結果を残す、そんな姿は『かっこいい』の一言だった。

愛知支部の方々や師匠、伊藤コーチ、家族に支えられて一次試験合格までこぎつけたわけだが、まだ二次試験の結果は出ておらず一月まで緊張の日々を過ごす事になる。

合格してからが僕の自転車人生の第一歩、なんとしても合格して、『アマチュア』から『プロ』になり頂点を目指す。

そして人として強く優しく、自転車では師匠と同じ土俵で前で先行して走れる選手を目指して頑張っていきたい。

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