【マーメイドS2023】レース回顧


レース展開

前半の1000m通過が57.3秒、後半のの1000mが61.2秒と前がやり合いハイペースに。道中後方にいた馬達が上位を独占し、結果的に1〜3着はいずれも重賞好走馬かOP勝ちのある馬と、地力が問われるレースとなった。

上位馬回顧

1着 ビッグリボン(事前A評価)

道中は後方4番手辺りを追走。直線は馬群の間を縫って突き抜けた。前からでも後ろからでも競馬ができる自在性を遺憾なく発揮した。血統面から距離が伸びても恐らく問題なく、非根幹距離で地力の問われるエリザベス女王杯で面白そうな1頭。

2着 ウインマイティー(事前A評価)

道中は中団やや後ろを追走。3コーナー前で一旦息を入れてから、直線では外に出してしぶとく伸びての2着強豪相手に戦ってきた地力を見せつけた。

3着 ホウオウエミーズ(事前C評価)

道中は最後方を追走。結果的にこれが奏功して直線は馬場の真ん中からジリジリ伸びて3着を確保。重馬場以外での実績を踏まえて軽視してしまったが、牝馬同士で瞬発力勝負にならなければ好走できる事を証明した。

次走以降の注目馬

6着 ビジン(事前C評価)

スタートから先段に取り付いての競馬。厳しい流れの中、4コーナー過ぎでは先頭に立ち、後方待機の馬たちに交わされはしたものの、先行馬総崩れの中で見せ場十分のレース。牝馬限定の重賞レースで、スタミナが問われるレースかつマイペースで運べる展開になれば、面白い存在となるかもしれない。

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