2024.01.01

※2024年1月1日に起こった地震について書いていますが、
  緊急を要する内容ではありません。
  自分の心の整理のために書いているものです。
  どうか時間のあるタイミングで読んでいただけたら。

令和6年1月1日。
夕方ごろ、金沢で大きな地震があった。

震度で言えば東日本大震災に近いくらい
大きな地震だったようで、
東京の自宅にいた自分は、
体感、震度2くらいの揺れが3-5分ほど
続くような感じだったが、
Xではまるで一気に時空が変わったかのように
人々の発する声が変わっていた。

何より、今回印象的なのは
避難を勧告するような内容だけじゃなくて、
「この住所にいる、こんな状態にいる、助けて、早く救助に来て」
というような救助を求める内容で、
拡散するために大量のいいねとリポストがされており、
ダイレクトにその心情や緊迫感が
伝わるようなものだった。


本当に助かったのか、助からなかったのか。


その人のプロフィールまで追うこともできたけれど
その気力は湧かなかった。

自分は大きな災害を経験している身ではないのだけど、
それでもこういう災害時特有の緊迫感は
すごく敏感に感じ取っていて、
さっき見たXの言葉たちは、
きっとしばらく頭と心の中を揺蕩うと思う。


人が自分の死を予測して、必死に助けを求めている状態。


自分の意思と反して近い死を見据えている、
それに対して声を上げている。
何十人も、何百人もが同時に。

どうか、1人でも多くの命が救われますように。
どうか、1人でも早く安心の中で眠れる日が来ますように。

世の中の急激な流れの変化を、
遠く離れた東京のマンションの中で、
強い波動で感じた、という話でした。

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