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モバイル&サウンド5〜ギターのチューニング手順
ギター初心者の前に。。。まず立ちはだかることの一つが「チューニング」。今回はその「チューニング」の「手順」について。
考えてみると、コレって結構手間がかかることで、いくつかのポイントがある。
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1ー6弦のチューニングを3、4回繰り返す
太い低音の6弦からチューニングしていくのがセオリーだけど、6弦だけチューニングした状態だと、その弦だけのチューニング・バランスになる。
次に5弦、4弦・・・って順番にチューニングしていくと、そのチューニングしている弦だけが最適のバランスになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1680528258509-FTMCGHEdns.jpg?width=800)
なので、6弦から1弦を個々に1回づつチューニングしただけでは、全弦を弾いてみると最後にチューニングした1弦だけが最適で、他はビミョーな感じってことになる。。。
よって、6弦から1弦のチューニングを3回から4回ぐらい繰り返さないと全弦のチューニングは揃わない。繰り返す度にチューニングの誤差は減っていって、何回目かでファイン・チューニングになる。
アコースティック・ギターだと回数は少なくて済むような印象があるけど、パーツ点数の多いエレキギターはこういう感じで、より入念にチューニングしてる。
ただし、激安ギターや精度の悪いチューナーだと。。。最悪。。。そのジャストのチューニングの状態が出ない。。。ってこともある。。。
チューニングする弦だけを鳴らす
チューニングする時、「チューニングする弦だけを鳴らす」っていうのは鉄則で、クリップ・チューナーの場合は、特に気をつけなければイケナイ。でも。。。弦って他の弦の振動につられて共振したりするので、「その弦だけ」ってのは実は簡単じゃなかったりする。
左手・右手の指先や掌などを使って、チューニングしない弦はミュートしたりってことをやってることが多い。
6弦をチューニングして5弦に移るっていう場合、一度掌で弦を軽く押さえて確実に弦の振動を止めて、それから次の弦をチューニングする。
チューニングが狂ったら再チューニング
ギターのチューニングは弾いてるうちに狂ってくるのものなので、狂ってきたら再度チューニング。
ギター・ソロでチョーキング!なんてしたら、1発で狂う。。。ってことも珍しくナイ。
とにかく、ギターを弾いてる時はマメにチューニングする。
古い弦はチューニングが安定しない
弦の交換サイクルは幅はあるけど、要するに状態が「 弦が錆びてきて、音が劣化してチューニングが合わなくなった」ら。。。交換。
![](https://assets.st-note.com/img/1680528319756-4av3d7QYX4.jpg?width=800)
「音の劣化」を「耳」で捉えるってことが重要なんだけど、初心者的に「??」ならば「錆」の状態を目視確認することが判断材料になる。
ただし。。。「劣化」したら替えるってのは「原則」で、「コスト」の問題もあるので。。。「1−2ヶ月」ぐらいってサイクルで考えるってのが一般的な人向けなサイクルかと。。。
錆び難くて長持ちする「コーティング弦」とか色々と種類もある。
それと。。。弦のメーカーによっても、音質はもちろんだけど錆やライフは違うので、あとは。。。実際使ってみての判断。
チューニングの状態を聞き分ける
「チューニングの状態を聞き分ける」ってことは必須のスキルなので、チューナーのメモリだけに頼ったチューニングしかしないってのはダメ。
「耳で判断して、それが合っているかをチューナーで確認する」
ってのがプロセス。
初心者の人もキホンそういう意識で臨んで、チューナーで答え合わせをするにしても「耳でチューニング」することはトライしてみる。モバイル・アプリで音の出るものって色々とあるので、それで音を出して合わせるとか、1本の弦だけチューナーで合わせて、あとは耳でチューニング等。。。アバウトに合えばとりあえずはイイってぐらいで。
なかなかチューニングが決まらないって場合は。。。延々とやるのはメンタル的に辛かったりするかもしれないので、5分以内とか時間を切ってやった方がイイ。
上の写真のチューナー例はストンプ・タイプのモノだけど、こういうやつの方がクリップ・チューナーよりも状態(クリップの挟み方/騒音等)に左右されない。
TC ELECTRONICのPolyTuneのように「全弦同時チューニングが出来る」ってヤツもある。
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