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[モバイル&サウンド 49]〜ギタのコードは全弦鳴らすもの!?

今回の[モバイル&サウンド]は、前回のフォーカス「ギター初心者の目標と練習方法」の続き。

音楽初心者が独学で。。。って場合、「1−2個のコードをきれいに鳴らすことのみに練習のすべてを注ぎ込んでたりするのをSNSでよく見かけるんですが。。。それでいいのか!?」って話。

フォーカスが「そのコード」のみに偏って、「指/手首の柔軟性」を養うのには。。。ってことになってしまっているのね。。。

いや。。。独学じゃなくギター教室に習いに行ってるにもかかわらず。。。そういう練習をしてて挫折してしまった。。。というようなヒトもいたり。。。


以下、前回とダブることも多い気が書いた後思ったりもしたんですが。。。復習も兼ねてっての今回ってことで。。。


曲を構成してるコードで柔軟性を養う

1個か2個のコードだけを切り離して練習するのじゃなく、弾くために選曲した曲のコード進行を把握して、それらのコード・フォームを押さえる練習をする方が、「指/手首の柔軟性」を身につけるのには向いてるのでは。。。!?

イントロ/Aメロ/Bメロ/サビ

最初は、パートごと、次にワンコーラス、って感じで徐々に。。。音が綺麗に鳴るとかよりも、とにかく曲の流れに沿ってコード・チェンジしてみる。

そうすることで、コード・フォームを覚えて、少しづつ指/手首の柔軟性を養う。

「音がきれいに鳴るようになってきた/演奏が形になってきた」っていう成果は、「区切りの3ヶ月後」(ワンコーラス x 3曲イベント)を当面の目標にすればイイ。


巷に溢れるヒット曲はコード基本に構成」されているのがほとんどなので、「コードを把握するってのは曲の基本構成を把握する」って音楽的な理解にもなる。



コードを低/高音で弾き分ける

「コードを綺麗に鳴らす」ってのは6弦全部鳴らす!みたいな思い込みが特にギター初心者のヒトには強いんだけど、コードのフォームってあくまでも「基本のフォーム」であって、いかなる時でも全部綺麗に鳴らす!ってことではないんじゃないかと。。。

アコースティック・ギターもエレキギターも、セットされてる「弦」は6弦同じじゃない。触ってみるとよく分かるんだけどー

・低音3弦は巻き弦
・高音3弦はプレーン弦

になっている。

低音側は太くてギザギザした弦で、高音側はツルンとしている。これが。。。特にコードを弾いた時の音のキャラにも影響してくる。

エレキギターの場合、低音重視か高音重視かで、音作りも組み合わせるとかなり音に違いが出る。音を歪ませて低音側をじゃーん!ってやればメタル系になるし、クリーン・トーンでシャリーンとかチャカチャカって弾けば、オシャレ系!?な雰囲気になったりする。

サウンド・キャラで重視しない側はバッサリ切ってしまう、つまり弾かないってことも全然ありだったりする。

なので。。。「全弦鳴らす」ってのじゃなく、曲のキャラ的に低音/高音どちら重視なのか!?みたいなのを考えて、どちらかの3弦重視で鳴らすみたいな弾き方とか練習の仕方もアリなわけで。。。

低音重視なら4ー6弦をしっかり鳴らすことを左手も右手も意識して、高音側は鳴らなくてもミュートしてるみたいなことだと割り切ればイイ。

逆に高音重視なら1−3弦をしっかり鳴らすことを意識。

これなら。。。

”F”でもはるかに鳴らし易い。。。!?


もっと、柔軟に考えるなら、「低音」/「高音」に「ミドル」も加えて考えることも出来る。


続きは、また。




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