くマスターの自伝

【1985年】0歳:東京都某市の病院で「奇生」。何故か卵生という噂が立つ。


【1986年】1歳:身長200cm体重30kg。まだ自分の名前も言えないが、代わりにウェールズ語を流暢に話す。


【1987年】2歳:世界初の幼児宇宙飛行士に選ばれる。3日で月と地球を往復する。「日本人の多くは地球が傾きながら自転していることに気づいていない」と悟る。


【1988年】3歳:東京の公園の砂場で遊んでいたら偶然邪馬台国を発見。しかし、「何か見てはいけないものを見てしまった」という理念のもと、埋め直す。


【1989年】4歳:趣味は、草むらに入って勇者ごっこをすること。しかし、実はその辺に落ちてるエロ本を探すことが目的だった。当時はまだウブだったので「週刊漫画」の表紙の女に対してですら欲情していた。


【1990年】5歳:周りに友達が1人もいないことに気がつく。


【1991年】6歳:渋谷の女子高生に金を払い、初体験。しかしソッコーでバレて刑務所に。この時から世間では「援助交際」という言葉が流行り、流行語大賞に選ばれる。


【1992年】7歳:世間ではバブルが崩壊。そして何故か自らの身体も粉々に崩壊する。「パチン」って。


【2092年】107歳:100年ぶりに復活。1990年代に戻りたくなって、自ら試作した発明品「メビウスの輪」を用い、元の時代に戻る。


【1993年】8歳:同年代の友達も出来た。その時流行った遊びは「ピーナッツを両方の鼻の穴に詰め、先に心臓が止まった方が負け」というシンプルで誰にでも出来るゲーム。くまはズルをしてよく、こっそりゲーム中にピーナッツをこっそり抜き出し、相手の子の息が出来なくなって倒れるのを見、楽しんだりしていた。


【1994年】9歳:IQテストの結果180(ただし3歳用)。100万円の賞金欲しさにツチノコを探しに行き、見事発見するが、「どうせこれを見せて『賞金くれよ』って言っても、大人達は何らかの理由つけて『それはツチノコではない』とか難癖つけて、約束を反故にした挙句、こっそり自分達の手柄にするに違いない」という真理に辿り着き、リリースする。


【1995年】10歳:巨大タイムマシン制作チームの一員に選ばれる。開発に成功するが、適当に初動操作ボタンを押して、地球の人間2億人ほど時空乱流に巻き込んでしまう。てへ😛


【1996年】11歳:3年フライングする形で恐怖の大王がやってくる。自分だけ「メビウスの輪」を用いてさっさと11年前の過去に逃げる。でも世界は滅びなかった。(アホなくまは2092年になっても世界は滅びてないことを忘れていた)


【1985年】自分だけ助かろうとした天罰が下ったのか、この時代に時空ワープしてから1時間後に、身体が砕け散る。しかし直前に口から吐き出しておいた卵によって、復活を果たす。東京都某市の病院で。


1行目に戻り、100兆億恒河沙万回ループする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?