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RIIZEの識別

▽Impossibleが出る前に識別できた。個別認識できた上で、新曲のMVやダンスプラクティスや、さまざまな場でのパフォーマンスを楽しんでいる。以下、わたしが思う各メンバーの特徴やよさを書いてみる。
(活動休止中のメンバー、スンハンについては材料が少ないので省略。少ない動画等でみる限り、小顔できりっとした顔の、首の長い、ダンスに関してははやい動きのうまい器用な人、という印象。7人の陣形は複雑で面白かったので復帰するとよいなと思う一方、叩かれもするだろうから本人も周りも苦しいだろうなと思う。)

▽ショウタロウ。日本人メンバー。
左右の腰骨の横のあたり、もしくはお尻の上、背骨の一番下あたりに、斜め後ろから引き上げる誰かの力が働いているような(そのあたりに紐?ワイヤー?がついていて、つねに誰かに持ち上げられているような)浮遊感、地面から浮いたパフォーマンスが特徴。足が高く上がって、滞空時間も長い。片足がつま先立ちの状態が多い。
そんな細かく複雑な動きを、余裕をもって楽しそうに、笑顔で、上半身は完全にリラックスした状態で、やわらかくやってのけている。激しいパフォーマンスの曲の終盤で一段ギアを上げて、ソロの見せ場を披露する。フィギュアスケートの、後半のジャンプの加点のシステムみたいなすごみを感じる。パフォーマンスが終わったあともまだ余裕がありそう。
ダンス以外の場でも、にこにこしている。やたらに愛されているようで、すごいなと思うのが、特にウォンビンとソンチャン(NCTのときからのメンバー)は、油断したら泣くんじゃないかというくらい愛おしそうな眼をショウタロウに向けている。マンネ(末っ子)のアントンや、少年ぽさのあるソヒも、メンバーからかわいがられてるようだけど、それは(グクがかわいがられているような)年下の子をかわいがる文化で、ほとんどのグループにあるので理解できる。アントンは表情が幼くて年長者からみたらかわいいだろうと思う。最年長のショウタロウは、韓国語が母語でないでないという、サポートしたくなる要素はあるにせよ、既にデビューもしていてステージは慣れているし、人懐っこくて知り合いも多そう。なのにあのメンバーたちの「かわいい」の連発は、実際に接したらものすごい破壊力のかわいさなんじゃないかと想像する。
あと空港ファッションがおしゃれ。おしゃれで人徳のある誰もが認める抜群のダンサーという意味ではJ-HOPEさんと重なる。J-HOPEさんのほうがパフォーマンス中の眼が鋭い(笑顔でもあるけど)。
指圧スリッパをすすめている動画をみて、似たようなものを購入。かなり痛い。

▽ソンチャン。頑張って歌ってる、頑張って踊ってる、背の高い人、として認識。
ソンチャンとウンソクが、最後まで認識に迷った。背の高い、目の大きい、かっこいい人たち。
ソンチャンのほうが背は高いけどかわいい寄りで、ウンソクのほうが男っぽい表情をする。表情だけでなく、体の動かし方、振り付けだけでないふとした身のこなしみたいなところに、男っぽさを感じる。この場合の男っぽさというのは、軽度の雑さ。無頓着さ。
ソンチャンは、背の高さや腕の筋肉など、体つきは(いわゆる)男っぽいものだが、表情は目がきらきらしてかわいい。小さめの口もともあいまって、踊ってないとき、たとえば話してるときなどはかわいい。踊っているときはさわやかな色気がある。愛情深い、真面目な、責任感の強い人なんだろうなと思う。

▽流れでウンソク。目が大きいのはソンチャンと同じだが、自分の顔のよさに無頓着な感じ。変人と称されているのを見かけるが、たしかに変な人だなと思う。マイペースであることは大事だ。
かっこいい、いわゆるイケメンなのだろうし、運動神経もよさそう(バスケがうまかった)。でも自分のかっこよさをこちらに押し付けてこないから、見逃してしまう。あれ、さっき通った人かっこよくなかった?となるような人。白に近い金髪が似合ってる。

▽ソヒ。メインボーカル。ただしRIIZEはリーダー、メインボーカル、メインダンサー、あるいはボーカルとラップ、のような役割分担を公式にはしていない。していないけども、ソヒは明らかメインボーカル格だし、ショウタロウはメインダンサーだし(ウォンビン、あとソンチャンもダンスラインっぽい。ウンソクもうまい)、ソンチャンはリーダーっぽいと思う。とは言え、分担を発表してないことに意味もありそうで、たとえばストレイキッズはかなりラップとボーカルの役割分担が明確(ラップの三人ともにボーカルもうまいのだが)。そういうグループと比べて、RIIZEは、歌も、踊りも、斉唱的。でも揃えてるのを見せる、セブチのようなパフォーマンスともまた違う。そもそもそんなに人数多くはないし。ダンスも歌も、レベルがある程度揃っていて、それをいかした、ゆるやかにまとまった、連動したパフォーマンスをするグループだ。
ソヒはくっきりした声。空気(呼吸)多めの発声ではない、シンプルな歌唱で声がのびる。
メンバーが、ソヒについて、年をとっても小学生っぽさを失ってほしくないというようなことを言っていたけど、少年ぽさ、小学生っぽさが表情にある。かための声、かための体つき、かためのダンス(ストップモーションがうまい)。でも無邪気な幼い人というわけではなく、しっかりした、ちゃんと我のある人なんだろうなと思う。見ていて安心感がある。

▽アントン。背がとても高い、そして表情がこのメンバーの中で飛び抜けて幼い。ぽやぽやしてる。普段の話し声が小さい(ことをいじられてる)。でもすぐに、少し眼を離したら一気に大人っぽく、えらくかっこよくなりそう。一気に化けそうな、いやゆっくり成熟しそうな、どちらにせよ、いくらでも素敵な大人になるだろう人。作曲にしろパフォーマンスにしろ、本人が望むだけいくらでも成長しそうな、誰しもが未来を期待したくなる、そんなゆったりした余裕を感じる。いろんな意味で恵まれた人なのだろう。素直な、周りを信頼して吸収するのがうまい人の持つ、無理のなさ、力の抜け具合、自意識の薄さがある。要は、かっこつけてない。声は甘め。ソヒの声との対照がよい。髪型はふわふわが似合っていてよいと思う。化粧濃いめのセンター分け黒髪より、化粧薄め、カジュアルな衣装、ふわふわの茶髪がよい、少なくともいまこのときのアントンには。

▽ウォンビン。センターらしいセンター(公式な役割分担はないけども)。陰陽のうちの陰の、センター。センターなのに陰というのが面白い。この陰の印象は、自意識の強さによると思う。見られていることの自覚が眼の奥に宿って、こちらを見返す。見るじゃなくて見返す視線。
腕、特に肩まわりの筋肉と、肩甲骨のやわらかさが特徴。腕が後ろに大きくまわる。足首もやわらかい。そして腰の細さと、腹筋。それらをいかした、ダイナミックで粘っこい、ボディコントロールの効いたダンスをする。見られていることを力に変えるような、視線を惹きつけた上で圧倒してくるダンス。隊形移動のときの動きもなめらかでよい。
長めの黒髪が異様に似合っていて、これ以外あり得ないと思わせておいて、金髪も、金髪でふわふわパーマも、超似合っていて驚く。
腰の細さと腹筋を見せるためらしく、(全体がお揃いのときも)一人だけ丈の短い、お腹のみえる衣装を着せられていることが多い。腕や肩を見せるタンクトップのときも。逆にショウタロウは露出が少なくて、体の線が出る衣装も着ていない。誰かがこの子は保護せねばと思っている感じがする。ウォンビンの場合は、美しいものは見せて行きましょう美しいんだから、と誰か(誰?)が思っていそうな衣装だ。
ショウタロウのことを信頼していて大好きそうで(愛が重そう)、同じグループでデビューできてよかったね、一緒にいれて幸せだね、と思う。
何かを考えていそうな、何を考えているかわからない、ニュアンスのある表情をよくする(アップの抜きの場面など)。一方で、ビハインド動画などをみると、意外と複雑なことは考えてなさそうで、若い、現代の若者らしい若者という感じもする。大きな期待と欲望を寄せられているであろう、それを背負ってこちらを見返し真ん中に立つ彼に、この先幸あれと思う。

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