書き始め

頭に思い浮かんでは文章にする前に消えていく考えや思い。とくに、映画を見た後や漫画を読んだ後や、小説を読んだあと、それに仕事で考えさせられることがあったことや、腹を立てたことの後は特にそういうことが多い。

頭の中で自分が自分に話しているような言葉をそのまま文章にできていたら、私はもっと何か変わっていたんだろうか、なんて思うことも多々ある。

そんな思いや言葉達も時が経てば風のように跡形もなく頭の片隅から消えていき、思い返しても断片しか出てこない。そんな繰り返しで消えていった考えはどれくらいあるんだろうか。

継続は力なりとは妙を得た言葉だと最近つくづく思う。一握りの天才や才能がある人は除いたとしても、世の中でどんな分野であっても活躍している人たちは、毎日少しづつの積み重ねを継続できている人たちだと感じる。そういう意味で、ああ、続けていれば何か変わったんだろうか、なんて思う時がある。それが、頭の中に湧き出ていた文章だったのか、昔は形にできた映像だったのか、いまとなってはわからない。

いつまで続くかわからないし、何を書くのかも決めていないけど、頭の中に出てきた何かの残骸を少しでも残せればいいと思い、ここを始めたのが数ヶ月前。やっと1つ目の文章。この先何個書くんだろうか・・思うけど、とりあえず、1本目。

読んでくれる人がいるとは思えないが、何かしら特になるようなものが1つでもできたらと思っている。