遠藤治郎

建築出身の人

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リアルタイム3Dシミュレーションで考える #03

展示の敷地にも歴史がある 未来館の中の人として多くの展示空間を設計すること4年と3か月。このビジョナリーラボ第3期の本展に関しては3年前に第1期展示であるビジョナリーキャンプの時に、ラボ自体と展示を同時に設計しました。 そのうえで、今回は外の人として企画初期から関わらせてもらいました。こちらの写真が現展示でも残っている木製フレーム壁の設営風景と完成写真。 2期分の展示期間が終わり、再び外壁を残して第3期の本展の工事のはじまりがこちら。 未来館の展示空間は、全体的に無機

    • postコロナの中でのニュースペース

      レムコールハースのグッケンハイムNYで眠る ‘countryside , the future’展のスライド。 https://oma.eu/lectures/countryside さすがいつもながら多義的矛盾平衡をゴロんと示す切れ味は変わらず。そして偶然にもこのタイミングに田舎を語る運の振幅力。 コロナ前に作られたこのイシュー「田舎/未来」だが、情報技術革新が生み出した集約型農水畜産工場と、憧憬の衣を纏ったオフィスや宿といった飛び地的多レイヤーとクラスター。このまだら

    リアルタイム3Dシミュレーションで考える #03