ホニャララすぎる

最近は○○すぎる、という表現を見ることが多くなりました。本当になんにでも付いていてふとしたときにおもしろくなります。
大きすぎ多すぎ高すぎみたいな、確かになと思うときもありますけどね。むしろいいと思う、確かに日本のスマホ代は高すぎるもの。

それじゃなくて、美味すぎる!とかおもしろすぎる!とか最悪すぎる!とか、冷静に考えてみると食事が美味しすぎることなんてないし、漫才がおもしろすぎることなんてありません。最悪すぎるはもう全然意味わかんない。嫌すぎるくらいにしとけばいいのに。最悪は最悪なんだから過剰にはならないでしょ。

美味しすぎるご飯てどんななんでしょうね。適正な美味しさがあって、そこから逸脱しているという意味なのかな。そもそも適正な美味しさってなによ。あと○○すぎるってネガティブなニュアンスを含む言葉だと思うから、きっと美味しすぎて困ったことになるのでしょう。
自分の思うすごく美味しいもの…こないだ食べた3000円のうなぎ?とかでしょうか。別に美味しすぎて困ったことはなかったかも。

ム!いま気がつきましたがウナギは美味しすぎて絶滅の危機に瀕している!!なるほど文章書きながら気付くこともあるんですね。美味しすぎるものはウナギに決定!マグロとかあとステラーカイギュウも美味すぎたのかな。だから絶滅したんだろうし。

おもしろくなってきたからおもしろすぎるものについても考えようかな。
え~~一番好きな漫才師は真空ジェシカなんですよ私。今年も決勝行ってほしいです。ツカミ予想は「水カキン」(ヒカキンに弱点をつけるカキン)とします。
おもしろすぎると言えばあれか、錦鯉が劇場でウケすぎて、も~やめてくれ~!と言い放ったおじさんがいたそうです。これかな、おもしろすぎるもの。あまりのおもしろさに死にそうになるって、こんな幸せなことないですね。

こんなに楽しくなっといてあれですが最近、○○すぎるに嫌気がさしていました。
なのでまずは自分から、使わないようにしてみようかと思って2ヶ月ぐらいになるでしょうか。
これねぇ、意外と難しいです。現代において○○すぎるを使わないで何かの感想を呟いたり、誰かに伝えたりするのは、ポケモン赤バージョンを最初にフシギダネ(ヒトカゲでもゼニガメでももちろん可)を逃がしてからクリアするくらい難しい。
最近チェンソーマンのアニメ始まって、opやedがすごくかっこいいんですよ。だからつい、チェンソーマンのOP、カッコよすぎ!とか、毎週ED違うの豪華すぎ!とか言いたくなってしまう。実際豪華すぎではあるし。
というわけで最近は別の言い回しを考えていて、あんまりかっこよくて腰抜かした とか、毎週違うEDが聞けて贅沢だなとか、言っています。

純然たる自己満足、しかしこんな風に、勝手にルールを決めて勝手に守っているときがとても楽しいのです。ちょうど白いところだけ踏んで横断歩道を渡るのや、8と書くときに真ん中から書き始めるのみたいなことです。あれ楽しいでしょ。私だけですか?

以上

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