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最近よく聴いている曲(2024年5月)~飛び出せ亡霊の森~

お久しぶりです。二郎重忠です。

本当は5月中に記事上げたかったんですが、シンプルに仕事が忙しく、平日は残業→即飯即寝を5回繰り返し、休日は鬱憤晴らしにイベント行ったり紙しばいたりしてたので、記事を書く時間が取れまちぇんでした。

というわけで5月中によく聞いていた曲10選です。
曲紹介についてのレギュレーションは前回記事を参照ください。
全く最近の曲ではないものも紹介しますが、そういう亡霊性分なものでご承知おきください。



キス・ミー・パティシエ / CANDY TUNE

作詞:すぅ(SILENT SIREN)
作曲・編曲:クボナオキ
好きポイント:ワオ部、間奏跳びポ、ラスサビ途中転調、キラキラトッピングピアノ、ド!ド!ド!ド!ドーナッツ!
ベストリリック

ちょっとだけビターな君が余計に
欲しくなっちゃうの
欲張りコース許してね

アイドルグループ「CANDY TUNE」さんの楽曲です。
何で知ったのかは詳しくは忘れました。Spotifyでアイドル曲片っ端から聴いてた時だったかも。
こういうバンドサウンドに甘々な歌詞を載せられるのに弱いんですよ、私。
ピアノも高い音域でかなりいい味出してて、ギターやベースで重くなりがちな曲全体にキラキラ感をトッピングしている、まさに「パティシエ」感のあるアレンジが良いですね。
あと現場のオタクが沸けるポイントが大量に散りばめられてます。
サビ中とか一生無限マサイできますね。「愛してる」歌詞がたくさん出てくるので「意味不アイアイ愛してる」とかやったら楽しそう。

恋をとめないで / COMPLEX

作詞:吉川晃司
作曲:布袋寅泰
好きポイント:リフレインフェードアウト
ベストリリック

家の前で待ってるよ だれが引きとめても
土曜の夜さ 連れ出してあげる

ロックユニット「COMPLEX」さんの曲です。
COMPLEXの曲で、一番好きです。
5/15、16に東京ドームで開催された復活ライブ「日本一心」の1日目に参加してきました。
親父が活動当時から聴いていたCDを棚から探し当てて聴いていたので、初めて生の吉川と布袋を見て感動で泣きそうになってました。
ただド平日に開催されたので、絶妙に残業する必要があったので頭の数曲は聴けてないんですよね。BE MY BABY聴けなかったのはシンプルに残念。
ダッシュでドーム入った時にはCRASH COMPLEXIONやってました。
けどこの「恋をとめないで」に間に合っただけでも嬉しかったです。
会場全体でずっと「Don't stop my love~」合唱してるんですよ。最高以外の何でもない。
今聞いても30年前とは思えない色褪せなさ、すごくないですか。
布袋サウンド、今のバンドチックなオタクサウンドにも大きく影響を与えていると思うんですよね。
吉川、30年前と声があまり変わらないの凄すぎる。でもカメラが寄るとおじいちゃんなんだよな。

ちなみに2技打てますこの曲(本当にいらない情報)。

BANG YOU グラビティ/ みらくらぱーく!

作詞:ろさ
作編曲:山本玲史
好きポイント:ワオ部、オタ芸、ラスサビ無限跳びポ編、実は泣き曲
ベストリリック

ひ・と・り・に・し・な・い
それがBANG YOU グラビティ

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ ユニット「みらくらぱーく!」さんの楽曲です。
4月5月と2ndライブがあり、このみらくらぱーくのシングル「以心☆電心」の収録曲は前日やってくれんだろうな~と思ってたら。
まさかの、日替わり不確定曲枠に。
千葉1日目で以心☆電心、兵庫1日目でBANG YOU グラビティ
そしてマハラジャンボリー、披露無し。
どうなっとんねん。
ツアーやったり両日弾きするんなら平等に曲聴かせてくれ
僕は千葉はDay2、兵庫はDay1のみの参加でしたが、みらくらの中でもバカ楽しいこの曲が現地で聴けて嬉しかったですね。
あと、希望的プリズム______。
BANG YOU グラビティワオ部があんま流行ってなかったのは、残念。
ただですね、BANG YOU グラビティの本質はですね。歌詞です。
どちらがどちらに依存しすぎるでもなく、対等で、永遠に添い遂げたいという思いが「引力」に準えて歌われているわけです。
もうこれほぼ結婚ソングです。リングマリィのインディビジュアル・ジュエルとコトバブーケが同時にやってきてるわけです(?)。

あと作曲家Tシャツ界隈としてめんま様顔面派の装いで参加したら、なんか指名手配されてて笑いました。なんか繋がりました。

星をつなげて /Gothic×Luck

作詞・作曲・編曲:じん
好きポイント:ラスサビ跳びポ、日々「君に出会える」という奇跡を噛み締めながら一緒に居続けようねという亡霊向けの歌詞
ベストリリック

悲しくて涙が出ても この手を握りながら
「変な顔!」って笑ってくれる
きみのことが 大好きなの

きみは帰る場所 /Gothic×Luck

https://open.spotify.com/intl-ja/track/5XVNaH8ZGMm4a59V8LgPIj?si=730a4fe3693240cd

作詞:林英樹
作曲・編曲:佐藤純一(fhana)
好きポイント:悠久の時を超えて二人で「旅」を続けていくという涙を誘う亡霊向けの歌詞
ベストリリック

誰も知らない世界も
こわくないきみといれば
何万年経って化石になっても
きみのもとにさあ帰れるんだ

今は無き声優ユニット「Gothic×Luck」さんの楽曲で、
けものフレンズ2 エンディングテーマです。
元メンバーの菅まどかさん、学業に専念するために芸能活動を引退されたのですが、実は現在名前を変えてとある声優コンテンツで大活躍しているそうです…。一体どこの誰なんだ…。
よりにもよって上の2曲のような「長いときが経っても、きみのもとへと帰るんだ」というテーマの曲をよく歌っていた人が、過去の活動を無かったかのようにリセットして奮闘している姿は(決して批判的な意味ではなく)心にズンと来るものがあります。
そしてもうこれらの名曲たちは2度と歌われないのかという、悲哀。
記憶を取り戻せ、菅まどか。

ReCoda / TRUE

作詞:唐沢美帆
作曲:トミタカズキ (SUPA LOVE)、hisakuni (SUPA LOVE)
編曲:鈴木雅也、曽木琢磨 (SUPA LOVE)、山本拓夫
好きポイント:おつるさんのちからづよ歌唱。ユーフォOPの約束されたブラバンサウンド
ベストリリック

後悔も 喜びも 全部、歌になれ!

アニメ「響け!ユーフォニアム3」OPテーマです。
やっぱSUPA LOVEさんの曲って素晴らしくて。
今期アニメ、ガルクラと言いユーフォと言い、花田十輝さん構成のアニメがマジで面白くてですね。
奇しくもどちらも「青春を音楽にかける少女たち」を描いてる作品で、ブラスバンドもロックバンドも、仲間と居ることで仲たがいや確執、衝突が起こるのですが、それでも「バンド」である以上、仲間がいないと音楽は紡げない。
どこで妥協するのか、どこまでわがままを言えるか。
そんな駆け引きが毎週見ていてハラハラさせられるので、面白いんですよね。
そしてユーフォのOPをずっと手掛けてこられた唐沢さんによる、ついに上級生として後輩たちをまとめ上げることになる久美子たちの心情に寄せた歌詞。100点満点です。

誰にもなれない私だから / トゲナシトゲアリ

作詞:カイザー恵理菜
作曲:遊部優介
編曲:玉井健二・南田健吾
好きポイント:2サビスキップ、EDの手島nari先生イラストがはちゃめちゃに可愛くて萌えまくりでスーパー萌出
ベストリリック

今日も変われないままだっていいんだ 君と歌っていたい

アニメ「ガールズバンドクライ」EDテーマです。
ガルクラは基本、話の最後にライブシーンになるか、このEDになるかの2パターンあります。
メンバーそれぞれの境遇と心情がぶつかり合って削りあって絆を深めて到達する、一番の見どころであるライブシーンも勿論最高なのですが、
同時に「ライブシーンってことは今日は『誰にもなれない~』聴けないのか~」とちょっと悲しい思いになる。
それくらい名曲です。
MyGOのEDだった「栞」と肩並べられるくらい名曲。
ラウドロック寄りが多いトゲトゲですが、こういうテイストもイケるんだなって感じです。
サビ後半の智ちゃんが弾いてるピアノフレーズのリフレインも、美味です。

Luna say maybe / 月村手毬 (CV. 小鹿なお)

作詞・作曲:美波
編曲:美波、真船勝博
好きポイント:「アイドルマスター」「アイドル:月村手毬」を体現した歌詞、とんでもねえ転調
ベストリリック

この運命的出逢いは
きっと、そう、きっと
偶然みたいな
多分、神様のいたずらです。

clumsy trick / 姫崎莉波 (CV. 薄井友里)

作詞・作曲:渡辺翔
編曲:奈須野新平(Rebrast)
好きポイント:サビ山切りカット、ラスサビ転調、「ん~」
ベストリリック

至急きっかけのキュー!
慌ててもCute

白線 / 葛城リーリヤ (CV. 花岩香奈)

作詞・作曲・編曲:ナユタン星人
好きポイント:現場でのコールが絶対楽しいBメロ、サビ2技ロマンス、2サビと思わせての大サビ移行、今後の成長性を感じさせる歌唱
ベストリリック

今はただ想うこと言えばいい
「愛しているよ!!」

コンテンツ「学園アイドルマスター」、通称「学マス」の楽曲群です。
どうも、アイドルマスター好き好きクラブ所属、二郎重忠です。
ここ数年、アイマスってオタクのメインストリームからは外れている気がしてて、勿論デレもミリもシャニもSideMだって続いてはいるのですが、いずれのブランドもコアなファンたちが頑張って支えている状況で、流動するオタク層はもう蓮ノ空とかMyGOとか地下ドルとかに流れて行っちゃったんだろうな、もうアイマスがビッグウェーブを起こすことは無いんだろうな、と思ってました。
そんな中、学マスが素晴らしい楽曲達を携えて、きちんとしたゲームで出てくれて、こうして対外的な評価まで受けている。
本当に、みんなに愛された『アイドルマスター』が帰ってきて、アイマス10年選手の僕は嬉しい気持ちでいっぱいです。
ゲームが始まる前、コンテンツが発表されてすぐの頃は「これアイマスでやる必要あるのかよ」「楽曲で殴れ楽曲で」と息巻いていましたが、本当に反省しております。学マスはやるべきことを全てやっている。
もしタイムマシンがあったら過去の擦れた発言しまくってる俺を問答無用で殴りつけて絶命させてタイムパラドックスで未来の存在すら消してしまいかねない、そんな気分です。
また今までのアイマスをやってきた人も、そうでない人も、ただの楽曲モクのオタクだよ~んって人も、絶対に誰か一人の親愛度10話コミュだけは見てください。
僕はこの記事を書く二日前に月村手毬の10話に到達して、大声で泣きました。

それぞれの楽曲の話をしますが、まずはLuna say maybe
初期に発表された9人の曲の中で、個人的に頭一つ抜けてました。
この曲目当てで最初にSSR貰ってプロデュースしたのが月村手毬なのですが、まあこの女が面白いこと面白いこと。
プロデュースしていく中で彼女を知るうちに、Luna say maybeの歌詞の解釈がさらに深まって、さらにプロデュースしたくなっていく、
まさに楽曲があるアイドルゲームの好循環。
あと個人的に好きなのが、MVに出てくるエフェクターで、手毬のセリフがどんどん歪んでいって原型をとどめなくなる描写、あれまさに「素直な自分の気持ちを真っすぐ言えない」月村手毬さんのMVとして大正解なんですよ。

2曲目が、clumsy trick
これみんな大好き渡辺翔さんの曲として発表されましたが、個人的にはかなり編曲のRebrast奈須野さんが良い仕事されてらっしゃるなと思います。
ラスサビの転調のはみ出しっぷりがかなりとんでもなくて、CUE!の「マイサスティナー」の時の転調を彷彿とさせますね。(隙あらば亡霊)

実は月村にハマりすぎてるのと、年下の姉を持つという恐怖体験に覚えすぎてまだ莉波をプロデュースしていません。

3曲目は白線、ナユタン星人様、わずか1年の間にラブライブとアイマスに上陸したってマジ?
かなり技巧が光る初期9人曲の中では一番王道アイドルソング感があって大好きですね。コール出来るとこも多くてライブで盛り上がりそう。
ベストリリックにも挙げた「愛しているよ」をオタク全員で合唱するの、楽しそ~~~~~。
CVの花岩香奈さん、まだキャラ声での歌唱に慣れていないのか高音がきつそうな部分は感じますが、そこの成長も込みで楽しんでいきたいですね。女性声優歌唱派として。
声質的に牧野天音さんに似てる気がしない?しないね了解。

8月にあるお披露目イベントはキャパ的にいけるかどうか怪しいですが、1stライブは是非参加したいですね。多分Luna say maybeでゲロ泣く。
あとバンダイナムコミュージックライブ運営さんはアイマス現場でのジャンプを解禁してください。なんでラブライブではOKなのに未だに引っ張ってんだよ。ライブハウスでもジャン禁とかバカかよ。いい機会だから古い悪習を見直せ。

というわけで、亡霊になったり新天地を迎えたりして一喜一憂していた僕の5月度の楽曲10選でした。
次回も~~~女性声優~~~~~!!!!!!
男性作曲家~~~~~~!!!!!!

swing,singのイベントでRebrast早川博隆さんのファンサを受けてまともに動けない二郎重忠

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