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腎生検を受けてみて

こんにちは、じろうです。

今回は2023年4月に受けた腎生検(5泊6日)について書いていきます。
拙い文章ですが、参考になれば幸いです。

・入院初日

検査の説明などが主で採血採尿、夜に下剤を飲んだくらいでした。
初めてきいたT字帯という名のふんどしを買いに行かされた。

・入院2日目

昼過ぎに腎生検を実施するため、朝昼のご飯はありませんでした。
エコーに影響が出ないようにと、昨晩の下剤に追加で浣腸があり、やっと終わったと思った瞬間にカテーテルをぶち込まれる。地獄の3連チャン。二度としたくない。
カテーテルの異物感をひどい中、弾性ストッキングを履くのだが、屈んだり力を入れるのが厳しかったため、かなり手こずってしまう。正直、カテーテル前に履いておいたほうがいい。
弾性ストッキングはかなり締め付けの強い着圧ソックスと思ってもらえればいい。

無事弾性ストッキングが履けたら、点滴とつないで、自分の足で処置室に移動となります。カテーテルの痛みもあるため、結構しんどい。
後から自分のベッドも来るのでそのまま運んでほしかった

患者がリラックスして受けられるようにするためか、片耳イヤホンで音楽が聴くことが可能で、ぬいぐるみの持ち込みも可能であった。
好きな音楽を聴きながらであったため、少しテンションを高めたりして耐えられたと思う。楽しかった思い出の曲とかにするのがおすすめ。

少し遅れて主治医が到着し、私はベッドにうつぶせに寝る。
左の腎臓に針を刺すため、まず麻酔をしてもらうのだが、この麻酔が一番痛い。
チクっとするのより、液体が流れてくる感じが一番痛かった。
麻酔後は針を刺すが、バチン!っと大きい音がするだけで、特になんも感じず、2,3回刺して終わりとなった。
針を刺した後は、止血となるが、主治医が全体重を20分間私にかけるため、圧迫感で苦しみ、その間思わず、連れてきた名探偵ピカチュウのぬいぐるみの頭を鷲掴みにしてしまっていた。ごめん、ピカチュウ。

無事終わった後は病室に戻り、6時間絶対安静、朝のエコーまでベッド上安静となった。絶対安静時は足も動かしてはいけないため、同じ体制でしびれたり、痛くなるのがきつかった。
ベッドを少し起こすのは可能だったが、ご飯は食べれないだろうということで、看護師に食べさせてもらった。食べづらかったり恥ずかしかったりで、かなり苦痛だった。
ご飯を食べた後、同じ体制の痛みが限界に達したため、ナースコール。
痛み止めの点滴をしてもらったが、副作用で眠くなるとのこと。
打ってもらった瞬間、意識が遠のいて、気が付いたら深夜だった。
副作用ではなく、麻酔では?と思うくらい怖かった。
この時間では、6時間絶対安静の解かれているため、針を刺した方と逆の足は動かせるようになり、少し楽だった。

・入館3日目

エコーに問題がなければ、カテーテルを抜いてもらえるのだが、主治医が来ず、また看護師にご飯を食べさせてもらう。
ご飯中に主治医が来てもらい、エコーをしてもらう。無事、問題がなかったため、カテーテルを抜けることになり、ベッド上安静も解かれた。
びっくりしたのは半日近く寝たきりだったせいか、全身が筋肉痛のように痛いのだ、歩くのも困難なレベルで。翌日には直っているのもまたすごい。

この日は抗生物質の点滴と採血、採尿以外は何もなかったが、
血管が細いためか、点滴が漏れてしまい、痛さと申し訳なさでいっぱいだった。
割とどこもあざだらけとなってしまったため、最終的に肘窩に点滴を刺されて、生活しづらさMAXでした。

・入院4日目

この日も主に抗生物質の点滴と採血で傷口の経過観察があったくらい。
看護師に頭を洗ってもらえてさっぱりした。

・入院5日目

ついに邪魔だった点滴が取れ、生活しやすくなる。
この日も主に抗生物質の点滴と採血で傷口の経過観察があったくらいの1日。
明日予定通り、退院しても良いという話をされ、腎生検から2週間は重たい荷物を持ったり、階段の上り下りすら出血の危険があると説明をされる。
そのため、極力エレベーターを使用し、満員電車は避けるようにと。
今の日本じゃ厳しくないか
おとなしく、2週間ほどテレワークにしてもらえるように仕事場の調整をした。
入院2日目からずっとどこかしらが痛かったため、この日でようやくのんびり過ごしていたと思う。

・入院6日目

退院日。
採血があったくらいで、朝ご飯を食べたら帰っていいよと言われる。
無事、旦那が迎えに来て退院。
ずっと外に出たかったので、解放感が半端なかった。

以上が、腎生検のレポートとなる。

正直、扁桃腺摘出手術を受けた後も、腎生検よりはきつくなかったなと思うほど、腎生検はつらかった。


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