【覚書】これから

お偉い小説家さんの作品のタイトルにこれからって言うやつがあった気がするなあ。こんにちは。

ずっと悩んでいました。自分という存在はどうして自分の行きたくない方向に逃げ続けてしまうんだろうと。

「忘れる」という行為が、非常に恐ろしいものでした。大学生になってからずっと忘れるのが怖いです。たまに自分という存在を認識し客観視できる時期が訪れます。

「自分はこういうものが好きで、それはこういった理由で好きで、あれも好きで、これがしたくて、これをするにはこうこうこうすればきっとよくて。」

考えが頭の中にたくさん浮かびます。そのときはとっても幸せです。

しかし、それと同時に恐怖を感じます。私はこのくっきりはっきりとした自分を明日も同じように維持することが出来るだろうか?

気づいたらぷつんと途切れています。恐ろしいことです。

思えば、大学一年生の変わろうと決意した頃から、好きなものを排除してきました。無理をして、バイトや部活、知人との予定を詰め込みました。

その、好きなものを排除してきた行為も忘れるという恐ろしい行為だったのです。

私は好きなものについての研究が全然できていません。

この作品はこういうストーリーでこういうところが一押しで、私はこの場面でこういうことを考えて、これと組み合わせたら激エモになんじゃないか、みたいな研究がしたい。夢に見てしまうくらいハマってしまうほど研究熱心になりたいな。

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