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笑顔あふれる毎日に、なりますように。diana2019-The Finals-(前編)

「楽しかった!」
という言葉だけでは、とてもとても、終われませんでした。
だから、記録にも、残したい。

ということで、
2020年1月11日に2回開催されました、「diana2019-The Finals-」
いっぱい心揺り動いたこのイベントを、自分なりに、振り返ってみます。
なお、当日の雰囲気をお伝えしたく書きましたが、かなり長くなってしまいましたので、前後編の2回に分けさせていただきます。ご勘弁ください。

なお当日に写真撮影エリアから撮りましたお写真の掲載につきましては、ベイスターズ公式から、

出演者の肖像権及び一般のお客様のプライバシー保護の為、お客様によるSNS等への掲載についてはご配慮をお願いいたします

というお達しが出ておりますため、非常に残念ではありますが、メンバーのお写真や、ステージ上のお写真は、掲載を控えたいと思います。
写真の記録も残しておきたかったのですが…何卒、ご了承ください。

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朝からグッズ発売になかなかの列が並び、卒業記念のレアものガチャを求める列と、トレーディングを希望するコミュニティーが自然とできた、ハマスタ敷地内にあるグッズショップ、ベイストアホーム(写真はイメージです)。
イベントの前哨戦として、早くからなかなかの盛り上がりを見せておりました。

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場所は関内ホールの大ホール。ハマスタから歩いて5分ぐらいといったところでしょうか。
前年度、はまぎんホールで行なわれた「diana2018『THE FINALS』」では、チケットが発売と共にほぼ瞬殺!ということもあり、今回は開催を2回とし、会場もキャパが大幅に増えたのですが、残念ながらチケットが種類によっては売り切れず。
偶然にも昨日は、各地のイベントにOGが出演した、"diana OG特異日"だったのも確か。フルハウスにはなりませんでしたけど、できれば来年も2回開催でお願いしたいところです(早くも要望)。
そうそう、

中村比菜さん(diana2015-2016)、日本レースクイーン大賞、本当におめでとうございます!OGもほんと、各方面で活躍されていますね。

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会場に入るや否や正面には、dianaメンバー20人のサイン寄せ書きが!
さらにはなんと、なんとメンバー20人全員分のパネルが、2フロアにわたって展示されておりました!最初はYデッキ開門みたいに出迎えてくれたのかと思いましたよ。びっくりでした。

パネルには直筆サインとメッセージがしたためられており、このパネルと記念撮影をされる人などで、ロビーはなかなかのごった返し状態でした。
しかしその分、あっという間に開演時間にもなったような。

定刻通り、13時にスタートした1回目。オープニングVTRののち、1人1人にスポットが当たる「Vortex/X-Ray Dog」から、舞台は一転。diana kids2019のテーマソング「Rainbow」でステージにかかった虹が、華やかに始まりを告げてくれました。客席にはdiana kidsの女の子も多かったですね。

曲が終わるとそこに登場したのは、「ハマの司会進行」こと、ダーリンハニー吉川さんと、スターマン、キララ、バート&チャピーのおなじみの面々。各地のイベントですっかり定着した、吉川さんスターマン紹介のいじりで(今回はたぬきネタ)、まずは会場をあたためてくれました。ここで今回のThe Finalsは、3部構成で行なわれることも吉川さんから告げられます。果たしてどんな構成になるのか。楽しみが増していきます。

続いてはシーズン前半のステージを盛り上げた「Magic/sumika」「Kiss and Make Up/Dua Lipa & BLACKPINK」「Wake Me Up!/TWICE」の3曲がメドレーで。初々しかった初めの頃が思い返されます。
「バズ・ザ・ライトイヤー夏の大作戦」でステージいっぱいのパフォーマンスを見せてくれた後は、ブルーライトシリーズを振り返るメドレーが。残念ながら雨天中止で出演が幻となったゴールデンボンバーの「令和」からスタートし(金爆忘れられてなかった!)、「恋心/相川七瀬」、青いバンダナを額に巻いての「STAR LIGHT/光GENJI」と、続けて披露し3日間を振り返りました。それぞれの試合で配布されたアイテムを使いながらのパフォーマンスというアイディアも、かなり秀逸でした!

ステージでの使用頻度も高く、バレエダンスやリボンなど、様々なパフォーマンスを楽しめる「Runaway Baby/Bruno Mars」を経て、ドラムロールからのおなじみ「スターマンのうた。/みうらりな」。スターマンとキララがはなちまくるかわいらしさに、客席のマスコットファン組もざわざわ色めき立ちます。dianaも通常のステージから増員してましたね!

ファンシーな雰囲気はさらに続き、メンバーがガルフェスユニに着替えての「Follow Me/E-girls」!昨年のYOKOHAMA GIRLS FESTIVALでは、横浜公園での地域イベントと重なったため、マスコット&dianaステージはできなかったんですよね(昨年は日程の関係で、こういった機会が多かった)。ステージでは披露できなかった"幻のナンバー"は、キララを交えて、とっても華やかに!
ポンポンのハートにキララが包まれたラストシーンに、会場からは大きな拍手が送られていました。今年のガルフェスは、どんなユニフォームが出てくるんでしょうね。

そしてここからはお楽しみの、Twitter企画!

昨年末に、dianaの公式Twitterで行なわれていたアンケート。その結果発表が行なわれることになりました!まず呼びこまれたのは、まほ・やよい。あいら・ふうか・りなの5人。お題はこちら!

まほさんがTwitterでは1位でしたが、メンバー間投票でもしっかり1位を獲得しておりました。クールビューティーな雰囲気のまほさんですが、すごくお優しい方だそうです(昨年のFinalsでも、そのお人柄の良さが複数名から証言されていましたね)。
このアンケート企画は1回目と2回目、それぞれの前半・後半に分かれて行なわれた、お楽しみコーナーになりました。

続いてはdiana2019オリジナルボーカル楽曲の1つ「Shiny Stars」、そしていわゆる"卒業ナンバー"「ハイライト/ベリーグッドマン」と続きました。シーズン終盤のステージの、後半を担っていた「ハイライト」。これがまだイベント前半のこの位置に、というのはちょっとした驚きでした…が、この先に、さらなる感動が待っていて…それはもう少し、先の話になります。

ところで、皆さんはこの、11/25のツイートを覚えておいででしょうか?

このプリンをめぐる争いが、1か月半の時を経て、ついに決着!
なんとここではdianaが2つのチームに分裂。りなチームがヒップホップ、ゆきなチームがジャズのナンバーで対決し、お客さんの拍手で勝敗を決めることになりました!

黒の衣装のヒップホップチームが「The Red Magic Beyond/AK-69」でワイルドに、白のドレスのジャズチームが「Broken&Beautiful/Kelly Clarkson」で華麗に、それぞれのダンスを披露する、チームダンスバトルの様相!
そしてその拍手判定の結果は、まさに僅差で白、ゆきなさん率いるジャズチームが勝利!ヒップホップチームには1人ひとりに「全力○○を全力でやる」罰ゲームが課せられました。指定されたキーワードを全力で表現するという罰ゲームに、果敢にチャレンジした黒チーム。全力スターマンとか?全力バートとか?普段なかなか見られない、dianaのタガが外れた?面が垣間見えたシーンでありました。ある意味では「Go Beyond The Limit」なコーナー、でしたね。

そのままステージでは、「Happy/Pharrell Williams」が静かに流れ出し始めました。これは頻繁にハマスタの試合前にかかっていたナンバーなのですが(聴けば「ああ、あれか」と思われるかと)、この曲を会場のみんなで踊ってみよう!という試みでした。黒と白のdianaメンバーが客席に降りて、みんなでダンス。楽しいひとときでしたね!

dianaがステージからはけて、入れ替わるように吉川さんとマスコットのみんなが登場!みんなは今回のFinalsのグッズを1つ1つ持ちながら登場という、グッズ紹介のMCタイムとなりました。
ちなみにこのグッズ紹介の時にかかっていた曲は、「1977/ricky retro」。これはいつもスタジアムDJの皆さんが試合前に登場する際のBGMだったので、すっかり吉川さんもDJ気分に。「今日はDJヨシとしてがんばります!」と、その気まんまんでした。

そう、実はこのグッズ紹介のコーナーこそ、続いて始まる第2部の導入部だったのです。つまり試合開始前にスタジアムDJさんが話す部分の再現だったんです!
第2部は、ハマスタの試合をそのまままるごと再現してみよう!という構成で、パフォーマンスの開始前にも実際のウグイスさんのアナウンスが入るなど、関内ホールがハマスタに瞬時に変わったかのような雰囲気になりました。

オープニングダンスの「Not Giving Up/The Saturdays」、選手送り出しの「SAMURIZE from EXILE TRIBE PERFORMANCE/Maozon」と続くdianaのダンスに、気分はすっかりハマスタのスタンド。
かと思えば、なんとイニング間のイベントまでも再現!ベイスマイルショットでは、dianaメンバーがチェキカメラを持って客席に突撃!お客さんのチェキを撮ってくれるという試みもありました。ちなみにそのチェキ、ハマスタでの試合のように、イベント終了後にプレゼントされたんですよ!
「ぼくたちのこともとってよ~」とステージ端でアピールしていたバートとチャピーが、とてもかわいらしかったです。

4回表終了後のdianaダンスタイムも再現!「Dancing with a Stranger (Extended Workout Remix)」をクールに決めてくれたdianaでしたが、その後はお楽しみのバズーカタイム!さすがにスーパーバズーカーは登場しませんでしたが、dianaが会場を練り歩いて、プレゼントなどをしてくれました!
スターマンとキララも登場して、会場は興奮の渦となりました。

4回裏終了後の「勇者の遺伝子」、そしてその後の「ハッピースター☆ダンス」ももちろん再現!さすがにハピスタも誕生から5シーズン、お客さんも自然とレクチャーなしでしっかり踊り出します。ちゃんとこのイベントでも、優勝者はdianaが選んでくれていました。
そして7回裏は「熱き星たちよ」ですが、ここではdianaは踊らず、もちろんジェット風船もなし。ただ代わりに客席には、白・青・ピンクのdianaカラーの大型風船が3つ飛ばされました!
客席を思うままに、風船がはずんであちらこちらへ動いていきます。その動きのたびに客席も大騒ぎに!そして曲の終盤に風船が割られると、中から色とりどりのちっちゃな風船がたくさん出てきました!(以前の開幕戦での、筒香始球打っぽい雰囲気)
そしてその風船にはなんと、dianaのサインが入っているものが!サプライズな演出に、たいへんな盛り上がりでありました。

ちなみに、(あくまで架空ですが)この試合はベイスターズ勝利(という設定)!
吉川さんによればこの試合、上茶谷が満塁ホームランを放ったそうですよ!もしかしたら今年、現実になるかもしれません…やも。やも。

そしてこの"試合終了後"、V字型に整列したdianaに贈られたのは、なんと!
ラミレス監督からのサプライズメッセージでした!

「カントクです。(以下、英語)2019シーズンもありがとうございました。みなさんには大きな貢献をしていただきました。
チームは2位に終わりましたが、あなた達の貢献は1位と言えるくらいすばらしかったです。
雨の日もグランドコンディションの悪い日も、『dianaがケガをしないだろうか』という我々の心配をよそに、みなさんはすばらしいパフォーマンスを見せ、ファンの方々を惹きつけてくれました。
みなさんが思う以上にdianaは私たちに大きな影響をもたらしています。それはファンにとっても同じことです。本当に感謝しています。
2020シーズンも続けるメンバー、ベイスターズを離れるメンバーもいると思います。どこにいてもみなさんの幸せを願っています。
本当にすばらしい貢献をしてくれました。dianaのみなさんありがとうございました。」

最後にVサインも決めてくれたラミレス監督のサプライズに、涙を流すdianaメンバーもいました。
そしてこの監督の言葉はまさに、私たちファンが伝えたいメッセージでもあったのではないでしょうか。とても染み入るメッセージでした。監督、ありがとうございました!

ちなみに「チームは2位に終わりましたが」と、監督の言葉にありましたが、実はdiana2019には、ひとつの記録があるのです。
2006年から始まったdianaの、これまでの14年間の歴史の中で、2019年は、チームがレギュラーシーズンで最高順位を記録した年!つまり、diana誕生後、ベイスターズが2位以上になったのは、昨年が初めてなんです。2017年に日本シリーズに出ているので忘れられがちですが、あの時もシーズンは3位止まりなんですよね(注:勝率は2017年>2019年、です)。
"過去一番の『diana』のチームを作ること"、これがやよいキャプテンが掲げられていた目標なのですが(この記事を参照)、実はこういう側面では、2019年は「過去一番」だったということ、参考までに付記しておきます。
ちょっと余談でした。

でも考えてみれば、昨年のファンフェスティバルでも、選手たちは異口同音に「2位に終わった」と言っていました。昔は「5位を目指します!」という下園辰哉選手(当時)の言葉でヒーローインタビューが盛り上がったこともありましたが、もうベイスターズは、2位という順位、そのレベルで満足するチームでは絶対にないようですね。
目指すは優勝!今のベイスターズは、その言葉に全く遜色のないチームでしょう。2020年シーズンも、ますます楽しみです!

そして第2部もラストを迎えるところで、diana2020となる新メンバー9人の紹介がありました!

左胸に「B 2020」とマークが入った青いTシャツを着用した、初々しい9人。
あやさん、ふじこさん、ほのかさん、みなみさん、なつさん、さきさん、さらさん、さらささん、そしてすずさん。彼女たちが2019メンバーに、V字の真ん中から、スタメン選手のように迎えられていました。この日は新人9人のパフォーマンスはありませんでしたが、このメンバーを加えたdiana2020が織りなすパフォ―マンスも、これからの楽しみになりますね。
あなたの新たな推しは、どのメンバーになるのでしょうか…

第2部が終了したところで、約15分の休憩が入りました。ロビーなどにdianaのパネルを撮影に行く人たちも少なくなかったようですね。

後半、第3部のスタートは、ステージを何度も彩っていたダンスメドレーから、シーズン中盤~後半の名物だった選手登場曲メドレーへ。今回は今永⇒伊藤光⇒神里⇒上茶谷⇒大和⇒三嶋⇒パットン⇒筒香⇒宮崎、の9選手がセレクトされました!こういうのを聞くとさらに、シーズンも待ち遠しくなっていきます。もうちょい、ですね!
そして交流戦でパの猛者どもを迎え撃った、海賊ベイスターズ。そんな彼らを盛り上げた「彼こそが海賊」がステージにひびきわたり、力強いダンスが高揚感をさらに増してくれました。
そして再びのTwitter企画!

今度は「おしゃべりな人」。舞台にはゆみさん、ふうこさん、ゆうさん、さやさん、みゆさんが登場。Twitterアンケートではふうこさんが1位でしたが、メンバー間投票では、20人中ダントツ15票をゆうさんが獲得!とにかくひたすらしゃべっているそうです。ご本人もかなり自覚されているようでしたね。話がやっぱり、盛り上がっていました。話し出すと止まりません。

パフォーマンスはいよいよ、終盤へ向かいます。diana2019のもう1つのボーカル新曲だった「掴め!」がパワフルにそのスタートを告げると、続いてステージにはバトチャピが登場しての「じょいふる/いきものがかり」

「じょいふる」はマリーンズのM★Splashなどで以前から使用実績のあった人気曲ですが、ベイスターズでも大変好評でしたね。チャピーとバートの動きがとてもかわいらしい!個人的には♪弱虫なんかじゃない~部分のチャピー、たまらなく好きです。
今回は「スターマンのうた。」と「じょいふる」のマスコットナンバーが、両方楽しめるイベントになりました!

楽しさあふれる舞台が暗転すると、そこには青いファンベールをきらびやかにはためかせるゆきなさんの姿がありました。勝祭のみで披露された、「千本桜/和楽器バンド」の復活です!
"まるで"の法被に身を包んだdiana。その華麗なダンスが夏の記憶を呼び起こしてくれると、さらにたたみかけるはシーズン後半を熱くした、LDH MUSICプロデュース、dianaのために創られた「Never Stop」。かなり運動量も多いハードなパフォーマンスですが、それでも笑顔を絶やさないdianaの溌剌さが印象に残ります。
さらに続いては「TETOTE/ゆず」。もちろんマスコットのみんな+やよいさん・ゆきなさんのダンスも健在でした!とても楽しいナンバーですが、この曲がかかると、「ああ、ステージがもうすぐ終わっちゃうなあ」とも思ってしまいますね。そんなさびしさも、感じてしまいつつ。

ちなみに、この「TETOTE」の時、シーズン中は「今日の先発投手は、今永投手!」というように、最後の方に口上がありますが、いつも決まってラストには、「今日も皆さんにとって、笑顔あふれる1日に、なりますように」、という言葉がありました。
その部分がこのFinalsでは、「皆さんにとって、笑顔あふれる毎日に、なりますように」と変更!こういう部分の配慮もまた、嬉しいものです。

そしていよいよ「熱き星たちよ」…といつもならば続くところですが、この日は違いました。
ステージは暗転し、マイクを持ったやよいキャプテンにのみ、スポットが当てられます。
この日来てくれたお客さんへの感謝の気持ちを、dianaを代表して伝えてくれるやよいさん…
しかし、その言葉はところどころ、詰まります。言葉が、なかなか、つなげなくなる、そんな瞬間が。あふれる想いが、涙が、彼女の中にきっとあったのでしょう。

そんなやよいさんを見守る客席から、たくさんの拍手と声援が沸き起こります。まるでピンチのただ中にいるマウンドの投手を励ましていた、ハマスタのスタンドのように、とてもとても大きな拍手でした。
ステージのメンバーと、お客さんに見守られながら、やよいさんは最後まで言葉を紡ぐことができました。そんな彼女が紹介してくれた次の曲こそ、このFinalsで初めて、そして今回のみ披露されるナンバーでした!
それは、「旅立ちのベル feat. 福田桃代/fumika」

この曲の歌詞は、diana2019メンバーの今の状況、そしてその気持ちが伝わってくるもの、まさにそのものでした。
そしてパフォーマンスは、大きな無限の未来へと、卒業メンバーが羽ばたいていくような、そんなイメージ。新しい旅立ちを思わせる力強いパフォーマンスが、枯れることも尽きることもないファンの涙を誘うかのようでした。

力強いパフォーマンスを見せてくれたdiana。
そして最後はもちろん「熱き星たちよ」で、幕を閉じます。「今日は『I☆diana』でお願いします!」という言葉に呼応し、客席からたくさんの想いが、「I☆diana!」という声となって、メンバーに届いていました。
会場は暗転しますが、もちろんこれでは、Finalsは終わりません。
すぐさまアンコールの拍手が始まって、そして一気に広がっていきました。そしてそれほどの時間も経たないうちにステージはパッと明るくなります。

dianaも、今回のFinalsのTシャツに着替えて登場。そして流れ出したのは「LOVE&PEACH/ゆず」
シーズン中盤のステージで突如、「なつかしいナンバーです!」という言葉とともに5年ぶりに復活した、diana2012~2014で3年にわたり使用された定番ナンバー。この曲が、アンコールの幕を開けてくれました。会場中を練り歩くdianaの姿に、しんみりムードは一変します!

振り返ればdiana2019には、いったん分断されてしまったdianaの歴史を、丁寧につなぎ直してくれたような面もあります。
メンバー募集の時点での「dianaは、2006年に結成され14年目を迎えます」という表記、
5年ぶりの関東地区以外への遠征(7月のナゴヤドーム)、
そしてこのナンバーの継承に、diana初代テーマソング「月の女神」のステージでの披露…
長くいるファンにはなつかしく、新しいファンには新鮮な。そんなパフォーマンスを繰り広げてくれました。

2020年は、diana結成から15年目の年にあたります。節目の年という隠し味がにじみ出てくるのか、それもまた、楽しみのひとつです。

曲の終わりには、青テープのキャノン砲が一斉発射!
ベイスターズの勝利を祝うあの瞬間のように、関内ホールに舞う青テープ。幸せな雰囲気が、充満しておりました。

そして続いて迎えたのが、本当のラストナンバー、「春風/Wacci」。これもまた、このFinalsのために彼女たちが準備してくれた、今回だけのナンバー、さらにもうひとつの卒業ナンバーでした。
dianaメンバーが4~5人ずつステージに登場!客席にボールを投げて、それぞれに一礼。みんなのボール投げが終わると、20人全員がステージに登場し、揃ってのダンス。
そして横一列に整列して、つないだ手を掲げて、揃っての一礼。
彼女たちの姿にただただ、惜しみない拍手が送られ続けました。

吉川さん、そしてマスコットのみんなもステージに登場して、客席をバックにみんなで記念撮影。そして、

確かに残しておきたい…何枚買えばいいんだ…
と、それはともかく。

全員が手を振りながらステージを退場、そして再度暗転する中、スクリーンにはこのステージが始まる前と思われる、気合入れの映像が流れました。
チームの結束が垣間見えるその映像に、diana版の「FOR REAL」もあってもいいよね、という気持ちも新たにしました。

そういえば2019年はシーズン序盤、BASEBALL GATEさんで、dianaの裏での努力が伝わってくるような連載記事もありました!

【普段見られない、チアの裏側 PART1】
【普段見られない、チアの裏側 PART2】
【普段見られない、チアの裏側 PART3】※やよいさん登場
【普段見られない、チアの裏側 PART4】※みつきさん登場

これらを今読み返してみると、逆に新鮮です。おすすめです!

「Always Full Swing!」をバックに、diana2019の想い出のスナップ写真がスライドとして映し出され、そして、20人全員の直筆メッセージも、一人ずつ、映し出されていきます。
おそらくこのメッセージはdiana公式Twitterで後日、しっかり流してくれると期待しているので(そうですよね?)、ここでは割愛しておきますが、思いのこもった20人のメッセージ、しっかりと、届きましたよ。

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昨年のようなメンバーお見送りこそありませんでしたが、それがなくてもあまりあるほどに(個人差はあると思いますが)、たくさんの想いがあふれて伝わってくるようだったステージ。
この日2ステージを観る予定だったあるファンも、「1回目から涙腺崩壊だった…」というほどに、心を震わせてくれる内容でした。

そしてFinalsは少しの間を置いて、18時から、さらなる感動を呼ぶ2回目となるのですが…
ここまで約10,000文字ちょっと書いてしまいました。かなり長くなってしまいましたので、続きは後日に、後編とさせてください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!また読んでいただけたら、嬉しいです。

【2020.1.11/diana2019-The Finals-/1回目セットリスト】
※誤りや、修正できる部分があればご指摘ください。
<第1部>
1.Vortex/X-ray dog
2.Rainbow(diana kids2019年テーマソング)/diana2019
3.Magic/sumika
4.Kiss and Make Up/Dua Lipa & BLACKPINK
5.Wake Me Up!/TWICE
6.バズ・ザ・ライトイヤー夏の大作戦
7.令和/ゴールデンボンバー
8.恋心/相川七瀬
9.STAR LIGHT/光GENJI
10.Runaway Baby/Bruno Mars
11.スターマンのうた。/みうらりな
12.Follow Me/E-girls
13.Shiny Stars/diana2019
14.ハイライト/ベリーグッドマン
15.The Red Magic Beyond/AK-69
16.Broken&Beautiful/Kelly Clarkson
17.Happy/Pharrell Williams
<第2部>
18.Not Giving Up/The Saturdays
19.SAMURIZE from EXILE TRIBE PERFORMANCE/Maozon
20.Dancing with a Stranger (Extended Workout Remix)
21.勇者の遺伝子
22.ハッピースター☆ダンス
23.熱き星たちよ※ダンスなし
<第3部>
24.ダンスメドレー
25.選手登場曲メドレー
(今永→伊藤光→神里→上茶谷→大和→三嶋→パットン→筒香→宮崎)
26.彼こそが海賊
27.掴め!/diana2019
28.じょいふる/いきものがかり
29.千本桜/和楽器バンド
30.Never Stop
31.TETOTE/ゆず
32.旅立ちのベル feat. 福田桃代/fumika
33.熱き星たちよ
<アンコール>
34.LOVE&PEACH/ゆず
35.春風/wacci
<ラストメッセージVTR>
BGM:Always Full Swing!/diana



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