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ベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」・歴代ボーカル選抜ランキング(2021年最新版)

いや、今年、めっちゃ早かったですね(笑)

日本プロ野球12球団、無観客状態とはいえ、春季キャンプが各地で始まりました。いろいろな話題が各球団から日々提供されていますが、その中で殊、横浜DeNAベイスターズの場合、必ずキャンプ序盤に話題にのぼる、独自のトピックがあります。
それが、球団歌「熱き星たちよ」レコーディングのニュース。

「熱き星たちよ」は、球団の親会社がDeNAに移った2012年、「継承と革新」を推し進める球団の中で、数少ない「継承」を象徴するものとして、新チームにも受け継がれました。そしてこの曲はチームを代表する監督や選手たちがボーカルを務めるという形で、2013年を除く毎年アップデートされ、新しいベイスターズの伝統として、今日まで受け継がれております。
そしてそのボーカルを務めるメンバーは、だいたいの場合、キャンプ序盤で小出しに小出しに情報が届けられ、最終的にはCDが発売される3月上旬に全ボーカル選抜メンバーが発表される…というパターンでした。

ところが!

今年2021年に関しては、立春を迎えた2月3日、三浦大輔新監督と森敬斗選手のレコーディーング風景の写真がニュースとして世間に出るやいなや、レコーディングに参加した全メンバーが、球団のインスタグラムで一気に発表…ネタばらし、されたのです!

三浦監督以下、ベイスターズを代表する選手たち計9名が、今年のボーカルを務めることになりました!
中でも最も注目を集め、ファンの話題となったのは、やはり三浦監督とともにレコーディング風景を紹介された、森敬斗選手でした。

まだまだ一軍では8試合出場と、これからの選手である森選手。通常、前年に大きな実績を残した選手がボーカルに選ばれる傾向の高いこの「熱き星たちよ」の中に彼が選ばれたということに、球団の大きな期待感を感じずにはいられません。
選手としてのポテンシャルはもちろんのこと、ファンフェスティバルでも垣間見えた、ファンの記憶に新しい、

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まごうことなき、どうしてもにじみ出るこのアイドル性。男から見ても文句のつけようがありません。このファンフェスでのイベント「ハマのスターを発掘!DB★Project」、今となっては「熱き星たちよ」選抜メンバーのオーディションだったのではないかと思わせるものがあります。まあ、あのイベントはニュースター、いろいろ発掘できましたものね…
まだまだ少年のあどけなさが残るさわやかな顔立ちですが、これからさらなる精悍さをまとって、森選手はより大きく成長していくことでしょうね。特に仁志敏久監督との出逢いが、彼にどう影響してくるか。気が早いですが、2021シーズンが終わる頃、森選手はハマスタで大活躍中…ということになるんでしょうか。それもまたひとつの楽しみにしておきましょうか。

しかし、あらためて、森選手のボーカル抜擢はやはり大きなサプライズでしたよね。今までにもプロ入り2年目でボーカルに選抜された選手は三嶋投手、ヤスアキ投手、今永投手、濵口投手、東投手、上茶谷投手と、前例自体はかなりあります(そういえばすべて投手ですね)。そして今回もまた、伊勢大夢投手が、プロ2年目での大抜擢となりました(戸柱選手とのデュオを見てみたかった…)。が、前述の選手たちはいずれも大卒2年目。そして森選手は高卒2年目、今19歳!ということで実は森選手、歴代「熱き星たちよ」ボーカル選手の中でも、史上最年少での参加ということになります。この記録を打ち破るには、清原・松坂・田中将大レベルの超大物高校生ルーキーぐらいでないと、なかなか…!?
ちなみに高卒プロ入りの選手では筒香選手・桑原選手・砂田投手がいずれもプロ6年目で初選抜となっています。そう考えてみると森選手、かなりの大抜擢ぶりですよね!

ではここで今一度、2021年版「熱き星たちよ」にボーカル参加する選手をおさらいしておきましょう。

三浦大輔監督(5年ぶり5回目)※最高ブランク記録更新
伊勢大夢投手(初選抜)
大貫晋一投手(初選抜)
山﨑康晃投手(6年連続6回目)※最多連続選抜記録更新
今永昇太投手(2年連続4回目)
森敬斗選手(初選抜)
宮﨑敏郎選手(4年連続4回目)
乙坂智選手(2年連続2回目)
佐野恵太選手(2年連続2回目)


初選抜は前述の森選手、伊勢投手の他、昨年チームの勝ち頭として大活躍の大貫投手が選ばれました!
また宮崎選手も当然のように4年連続の登場。乙坂選手はレコーディングでも明るい表情を見せてくれていました。昨年不振に陥ったヤスアキ投手や、現在けがからの本格復帰を目指す今永投手(今季から選手会長)も、やはりチームの顔として欠かせないところ。佐野キャプテンとともに選ばれました。

三浦監督…というのもなんか言いづらいので以下、「番長」で通させていただきますね、やっぱり。番長は現役時代の2016年以来5年ぶりの復帰!自らのクリスマスイベントでも聴かせてくれる美声をきっと披露して下さることでしょう。ちなみに番長の5年ぶりというのも、選抜最高ブランク記録となります。それまではラミレス前監督&ロペス選手の「4年ぶり」が最高でした。
さらにヤスアキ投手の6年連続、これは昨年まで筒香選手と並んでいた最多連続選抜記録を一歩抜け出しての記録更新、そして6回目の選抜もラミレス前監督と並ぶ最多記録です。来年さらなる更新があるのか、どうなのか…?ひそかに楽しみにしていましょう…

ちなみに今回は新型コロナの関連もあってか、残念ながら外国人選手の選抜がゼロとなりました。これは2018年以来のことになりますが、ラミレス監督の存在も考慮すると、外国人の選抜ゼロは、DeNA版「熱き星たちよ」では史上初、ということになるのですね…致し方ないですが、さみしいですね。

【補足/「熱き星たちよ」外国人監督・選手参加リスト】
2012年:ラミレス選手
2014年:ブランコ選手、バルディリス選手
2015年:モスコーソ投手、ロペス選手、バルディリス選手
2016年:ラミレス監督
2017年:ラミレス監督
2018年:ラミレス監督
2019年:ラミレス監督、ロペス選手、ソト選手
2020年:ラミレス監督、ロペス選手、ソト選手

ということで、あとは「熱き星たちよ2021」のお披露目を待つばかりですが、個人的な要望としては、今年は横浜DeNAベイスターズ10周年という動きもありますし、できればこの現役バージョン以外に、レジェンドバージョンも別途作っていただけたら嬉しいな、と!
実際に「十和田丸」などのオリジナル曲をもつ中畑清氏に、最多選抜回数を誇り自身のオリジナル曲もあるラミレス氏の歴代監督はもちろん、たとえば森本稀哲氏や多村仁志氏など、歴代DeNAベイスターズに在籍経験のある元選手や元コーチなど、そして歴代diana OG、マスコット、スタジアムDJ・MC、TVKアナウンサー、さらには著名人ファンの方なども巻き込んで、そんなレジェンド大合唱なバージョン、やってくれないかな?なんて、そんな淡い期待も抱いておきたいと思います。
まあ希望を言ったら番長ソロとか、dianaじゅのんさんバージョンとか、勝又投手ウクレレバージョンとか、キリがないんですけどね…!ねえ!

最後に、2021年現在の「熱き星たちよ」通算選抜最新ランキングを置いておきますね。よろしければぜひご参考ください。

【1位/6回】
アレックス・ラミレス(2012・2016~2020)
山崎康晃(2016~2021)
【3位/5回】
三浦大輔(2012・2014~2016・2021)
筒香嘉智(2015~2019)
【5位/4回】
今永昇太(2017・2018・2020・2021)
宮崎敏郎(2018~2021)
【7位/3回】
中畑清(2012・2014・2015)
石川雄洋(2012・2014・2016)
ホセ・ロペス(2015・2019・2020)
【10位/2回】
黒羽根利規(2014・2015)
アーロム・バルディリス(2014・2015)
梶谷隆幸(2015・2016)
山口俊(2015・2016)
桑原将志(2017・2018)
石田健大(2017・2018)
ネフタリ・ソト(2019・2020)
佐野恵太(2020・2021)
乙坂智(2020・2021)

【19位/1回】
高崎健太郎(2012)
森本稀哲(2012)
金城龍彦(2014)
三嶋一輝(2014)
久保康友(2014)
トニ・ブランコ(2014)
山崎憲晴(2015)
ギジェルモ・モスコーソ(2015)
嶺井博希(2016)
倉本寿彦(2017)
戸柱恭孝(2017)
濵口遥大(2018)
柴田竜拓(2018)
高城俊人(2018)
神里和毅(2019)
東克樹(2019)
三上朋也(2019)
砂田毅樹(2019)
上茶谷大河(2020)
伊藤光(2020)
伊勢大夢(2021)
大貫晋一(2021)
森敬斗(2021)


(以上、敬称略)
※山﨑康晃投手・宮﨑敏郎選手の「﨑」は、本文中では「崎」表記とさせていただきました。ご了承くださいませ。

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