マウスも大事(ただしパソコンを買った時の付属品ではなく)


脱マウス術について書かれた記事が目に留まり読み進めてみました。

書いてある内容に納得するところは多々ありましたが、それでもマウスも使い方で効率的な動きができる場面は多くあるので、そのことについて書いてみようと思います。

私は5年以上にわたり、WEB PRの世界に関わってきたのですが、その会社は東京にあり、京都で自分のパソコンを使って在宅勤務をしていました。

仕事で使うパソコンも基本的には自分で好きなようにカスタマイズできたのですが、パソコンの性能はピンからキリまでありますので、それこそ以前少し話題になった将棋の藤井二冠のパソコンのように、こだわりだすと際限がなくなってしまいます。

私も仕事に使うものなので、それなりに性能の良いパソコンを使っていましたが、ワードやエクセルといった普通の作業で使う分には正直に言ってそこまで性能の良いものは必要ありません。

それよりも業務の効率改善に大きく影響するのが、マウスにあると感じていました。

パソコンを買うと大抵の場合、左クリック、右クリック、マウスホイールといった基本的な機能だけのマウスが付いていると思います。

もちろんそれを使い続けても作業はできますが、扱うデータの量が多くなったりすると、どうしても無駄な動きが発生してしまいがちで、それ故に脱マウスという話も出てくるのはよく分かります。

冒頭の記事のようにキーボードを使うのも1つの手ですが、もう少し簡単に解決するのに役立つのが、大きめの家電量販店のマウスコーナーに並んでいる、いろいろなボタンや機能が付いているマウスで、特におすすめなのが、普通のマウスを動かす時には使わない親指のところにボタンが付いているものです。

そのボタンには好みの機能を割り当てることができるようになっており、例えばキーボードのEnterキーと同じことが出来る機能を割り当てると、エクセルの関数で範囲を指定して実行するような時もいちいちカーソルを動かしたり、キーボードとマウスの間をいったりきたりするということも無くせるので、ロスをかなり減らすことができ、ストレスがかなり軽減されるのです。

(ちなみに私が使っているマウスではボタンが2つあるので、EnterキーとBack Spaceキーを割り当てています)

一度この動きを味わってしまうと、他のマウスを使って作業するのが大変になるので、使うパソコンが頻繁に変わるという方は知らない方が良いかもしれませんが、効率的な動きをしたいといったことに興味があれば是非一度お試しください。

そして、インターネットで調べ物をしたりする時にもマウスを使う場面は多々あると思いますが、その時にブラウザに入れおきたい機能がマウスジェスチャーというものです。

既に入れておられる方は聞き流していただけたらと思いますが、私が普段使っているGoogle Chromeであれば拡張機能という所でその機能を追加して、右クリックをしながら様々な動きをすることで、例えば前の画面に戻ったり、更新をしたりといったことがブラウザの左上の方にカーソルを持って行って合わせたりすることなく、どこでもすぐにできるようになるのです。

先程のEnterキーにしても、このカーソルを合わせることにしても、一回一回の動作にかかる時間は微々たるものですが、積み重なると膨大な時間になっていきます。

これを読んでいる方の中で、もしまだ導入しておられないようでしたら、どこかのタイミングで試していただけたら世界が変わる、かもしれません。

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