地雷部-log俺デッキフィーチャー#5 八頭龍Ace-Yamataの無限の可能性!その剣で切り拓け!
■前置き
のまろかです。遅筆ゆえお久しぶりです。文字書くの好きだけど書くのはつかれるのでゆるしてください。
前回のガイアッシュで遊んだ記事で「ガイアッシュ4000円は高すぎじゃね~????」って嘆いてたらなんか7000円になってました。普通になんで?
そんな訳もわからん状況下でガイアッシュ入りアマテラスキリコを紹介します!なんて話しても仕方ない(というか個人的にはキリコにガイアッシュ要らないと思ってます)んで、神歌繚嵐に収録された無限に遊べる神カードについて掘り下げていきたいと思います。
それがこの<八頭龍 Ace-Yamata/神秘の宝剣>。
皆さんご唱和ください。せ~の
今回は顔の話ここだけなんで許してください。
このカード、イメージ的にはどんなもんなんですかね?
観測してる限りだと
・ドラゴンブーストの選択肢で強い!
・ガイアッシュの軽減対象で強い!
・お清めシャラップと選択だな~
・宝箱8投デッキが作れるかも?
みたいな声が多そうに見えました。観測範囲に偏りがある自覚はあるので世論は全然そんなことないかもしれん。
最初に断っておくと上の認識を否定する気は毛ほどもありません。だって実際そうだし。ドラゴンブーストの選択肢なんてなんぼあってもいいし、宝箱8枚欲しいデッキが存在しやすくなってダメなわけないですからね。
その上で僕としては声を大にしてこう言いたい。
「それだけで終わるの勿体なくね??????」と。
タイトルにもありますが、このカード本当に可能性の塊です。若干デッキ支部の本旨からは外れちゃいますが、<ヤマタ/宝剣>の魅力をダイレクトマーケティングするだけの記事、よろしければお付き合いください。(一応僕が遊んでる<ヤマタ/宝剣>つよ~ってなるデッキのゆるい解説は最後の方にあるよ)
■Ace-Yamataのここがすごい!
その① 多色武装との相性がすごい!
タイトルではぼやかしてますが、具体的には<獅子王の遺跡>との相性がバツグンです。
要は1、2ターン目多色埋め>3ターン目単色埋め<宝剣>多色埋め>4ターン目多色埋め獅子王の遺跡ができるよ~って話です。
でもこれだけなら<宝箱>でも出来たんです。
このカードの凄いところは、"<獅子王の遺跡>を撃った後に強いデカブツが上にくっついてる"ことにあります。
正直4ターン目の<獅子王の遺跡>確定3ブーストの為だけに<宝箱>入れてる余裕って基本的にないんですよね。3ターン目にタップインしながら<ライフ>や<Reライフ>撃ってもだいたい4ターン<獅子王の遺跡>はそこそこ成功が見込めますし、盾から捲ったときの仕事量や後半でのくっつきの良さまで考えると<ライフ>や<Reライフ>に軍配が上がって当然のこと。
しかし<ヤマタ/宝剣>にはマナが伸びれば伸びるほど強いデカ・ドラゴンが上にくっついています。これは大手を振って<宝箱>互換であるこのカードを使う理由と言えるでしょう。
■その② 自分を踏み倒せる!
話は変わりますが、<ヤマタ>面で踏み倒して一番強いカード、皆さん的には何だと思いますか?
僕はもちろん<ヤマタ>ですね。
昨今は顕著なんですが、自分で自分を踏み倒せるカード、本当に強いんですよね。
具体例だと<零獄接続王 ロマノグリラ0世>や<ボルシャック・決闘・ドラゴン>、<勝災電融王 ギュカウツ・マグル>あたりでしょうか。
しかも<ヤマタ>の下には質の良い初動がついています。自身を踏み倒せるカードは「4枚積みたいけどデッキは40枚しかない問題」に直面してしまいがちなんですが、これを見事に解決出来ていて大変気持ちが良い。
10マナ以上貯めてから<ヤマタ>をマナからありったけ投げつけて、最後に自分が出したいカードを出してあげましょう。
え?マナに出したいカードがないって?
まさかそんなわけないですよね?
出したいカードは<宝剣>で置けているんですね~~~
う~ん、グッドデザイン。
(緑の生き物出したかったらごめんね。気合いで引いてマナ埋めてくれ)
■その③ ギリギリゲームに勝たない!
どう考えても客観的に見て長所じゃないんだけど、僕はこれを長所と捉えたい。
ちゃんと説明すると、<ヤマタ/宝剣>は「劣勢を取り返す力」とか「安定性を手に入れる力」とかは十分令和基準のカードなんですが、このカードだけだとゲームには勝てないんですよね。
もちろん受けがペラペラの相手には雑に3点3点ダイレクトすればいいですけど、基本的にはもう少し勝つための決め手が欲しいところ。
この決め手に好きな切り札を据えられるんですよね。ちゃんと勝つためだけに入れた好きなカードを無理なく活躍させられる。
若干脱線しますが、ファンデッキってほんとに枠がカツカツで、大体の場合は
・メタカードなんて積んでる余裕はない
・速度落としてでもコンボパーツ集めを優先したい
・でもメタカード1枚で終わるようにはしたくない
・使いたいカードをなんとか抜かずに済むよう合理化してデッキに繋ぎ止める足周りの確保
みたいな、プレイヤーそれぞれが描く無理難題が大量に押し寄せてくることが日常で、これらの課題解決を汎用パーツにデッキを乗っ取られないようになんとかパワーレベルの帳尻を合わせて試行錯誤しています。(完全な余談ですが、個人的に乗っ取られたことが多いカードランキング1位は"奇天烈 シャッフ"。ご自慢の切り札出す前にシャッフが6回殴ったら終わるこのデッキ、何?になってしまった)
そんな中でこの<ヤマタ>は"物理的にあんまりゲームに勝たないカードだからデッキを乗っ取らないけどめちゃくちゃ強い"っていう神のカードな訳です。偉すぎ。
おれはマナを伸ばしてこの切り札で勝ちたいんだ!って需要はかなり高い次元で助けてくれます。包容力の化身。
■簡易デッキ紹介
僕自身も<ヤマタ/宝剣>は散々擦ってるので、参考程度に僕が遊んでるリストとゆるい解説だけ添えときます。
いくらか前に自分の記事で紹介した"シルキード砲ドキンダンテ"を色々いじってみました。ちょっと古いけど良ければ当該記事も読んでみてね。(ダイマ)
大きな変更点は<ヤマタ>、<ロマノグリラ>、<ヒャクメ>の加入。
個人的王来篇擦りまくれカードこと<ネオン・ジオング>から出てくる<ロマノグリラ>がバカほど強いせいで流石に入れたくなってしまい、ニコイチともいっていい<ヒャクメ>まで取って黒がめちゃくちゃ濃くなったので<デドダム>までいれちゃお~って感じにチューンしてみました。
このデッキだと<ネオン・ジオング>から<ヤマタ>を投げる動きも十二分に強く、効果バトルとマッハファイトで<ヒャクメ>を2体ばらまいたり、マナさえ伸びきれば<ロマノグリラ>との相互踏み倒しすら可能。
<宝剣>で墓地に落ちた<ヤマタ>を<ロマノグリラ>の攻撃時効果でリアニメイトできたり、<ヤマタ>の置換マナ送り効果でディスペクターのEXライフを残したまま場を離して打点ずらしが出来たりで十二分な噛み合いを見せてくれます。赤5枚しかないですが<宝剣>で狙って赤マナを生成できるので色事故しづらいのもGood。
今回は<宝剣>の置き先として局面を選びづらい<ドキンダンテ>や<ドルファディロム>、<メヂカラコバルトカイザー>あたりをピックしていますが、より<宝剣>に寄せるなら土地としても優秀な<ニコル・ボーラス>や<熱血武闘 カツキング>、<ガイアトム・シックス>あたりをピックしてもいいと思います。
また、3ターン目の<宝剣>から4ターン目に<水撒くナウ>を唱えることで自然以外の任意のクリーチャーを擬似的に手札に加えられる機構でもあるので、<ダークマスターズ>や<デスカール/ロストソウル>を1枚だけ刺してみたりするのも面白いかもしれませんね。
ついでの小話なんですが、このデッキは上記15枚から構築を始めたので<獅子王>のブーストを成功させるために逆に多色カードしか入れられなくなってしまうという珍妙な自体が発生した、王来篇適性が高すぎる基盤となっています。
黒薄くして<地龍神の魔陣>なんかを初動にでも据えれば(比較的)揃えやすいものばかりだと思いますので、適当な部分だけパクって健康な<ヤマタ/宝剣>ライフを楽しむ一助になれば幸いです。
■おわりに
<ヤマタ/宝剣>(と<ネオン・ジオング>)を褒めちぎるだけの記事、いかがだったでしょうか。気がついたら4弾発売はすぐそこだわ殿堂発表もあるわで急いで書き上げたので、ボリューム的にはちょっと欠けるかも。それはすまん!
最後にこれだけ。
<戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー>はさっきのデッキにいれると本当にマジで強いぞ!他はわからん!!作れたら記事にするけど記事が上がらなかったらそういうことだ!!!
(ネオン・ジオングで直接出せる即時手札補充カードの中では本当にぶっちぎりで一番強いよ。ドキンダンテの弾を拾ってこよう!)
次回、シデンシーザーの記事(予定)でお会いしましょう。
それでは。