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【11/24水 19:30~ online】【意外と知らない、STEAM教育の「Art」の本当の意味と効果って!?】~理系のトップ校でもほとんど行われていない探究学習やSTEAM教育のヒントを語ります~

こんにちは、精華学園高等学校 探究アカデミー東京校の菊池です。

来年度から「総合的な探究の時間」が導入されますね。当校でも本格的な導入に向けて、職員一同、日々研修に励んでおります。

探究学習の中でも、世界中から注目されているSTEAM教育(Science 科学、Technology 技術、Engineer 工学、Art アート、Mathematics 数学の5つの領域から成り立つ教育理念)の導入は文部科学省も推進しており、教育業界に関わる方なら一度は聞いたことがある内容かと思います。

けれど、急に探究だSTEAMだって言われて、具体的にどんなふうに学習を進めれば良いのか、なんだか困りませんか?普段授業作りに励む高校の先生や、学習に日々取り組む高校生の中にも、同じような疑問を持つ方々がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

今回はそんな方々のお困りごとへの一筋の光となるはずです!

今回なんと、「超」がつくほどのスペシャルな登壇者たちにお越しいただきます!!

まず1人目は、教育業界では有名な大手企業において、十数年マーケティングや商品開発に取り組まれ、その後自らの手で新しい教育を生み出したいと教師に転職した、聖学院中学校・高等学校の児浦良裕先生!

児浦先生は数学・情報科教諭(と家庭科の見習い)として中高の教壇に立っている傍、本の著者として「ワークショップのアイデア帳」、「オンラインの場づくりアイデア帳」(共著、翔泳社)の2冊の本の出版にも関わっている、探究授業のプロの先生です!

そんな児浦先生は、普段どうやって授業作りをしているのでしょうか?

最先端の教育を取り入れて授業実践に励む児浦先生の話をお聞きできるのは、僕自身、一教員としてワクワクが止まりません!!

そして2人目は、大手企業の研究者でもありながらSTEAM教育のアート思考の重要性を発信されている、ナゼネコさん!

ナゼネコさんは、みなさんが毎日必ず手にとる大手消費財メーカーの研究員で、生活者が消費する製品を日夜、商品化するための研究をされております。研究する中で一番困るのは、「課題を解決すること」ではなく「課題を発見すること」だと痛感していると言います。

「課題発見力」を身に付けるためには、STEAM教育、特に「アート思考」が重要。研究の第一線にいながら、アート思考が大切と仰られるのは、本当に説得力がありますよね。ナゼネコさんは最近になり、未来の研究者を目指す子どもたちのために、自ら子どもたちの育成をスタートしたそうです。お話を伺って、STEAM教育の鍵を握るのはまさに「ART」なんだと気づかされました!(ちなみに僕自身は最近までArtの意味すらほとんど分かっておりませんでした笑)

ナゼネコさんが取り組まれている「VTS」(Visual Thinking Strategy)とは、一体どのような内容なのか?どのようなワークをしているのか?根掘り葉掘り、いろいろとお聞きしてみたいと思います!

そして3人目はもちろんこの方、自分の人生を探究するために起業した、デンマーク株式会社代表取締役の有澤和歌子氏!!

当校の親子の学びアドバイザーとしても普段からお世話になっているワカさん。現在は国民の幸福度調査で毎年上位にランクインするデンマークの人々の生活についての授業「しあわせってなに?」をオンラインから展開しており、全国の先生方からお声がかかり、とにかく引っ張りだこ!

探究授業とSTEAMのArtについて、以下のようにまとめています。

課題発見を俯瞰的に見るのは、実は「アート思考」がとっても重要。そして、全体を俯瞰しながら深掘りしていくのが「探究」である。

ふむふむと、僕も頷きが止まりません!

当校イベントでは何度もモデレーターとして、登壇者の話ををうまく聞き出してくれるワカさん。そのコミュニケーション力には本当に脱帽です。それも、ワカさんから滲み出る人間力なのかなぁと、つくづく感じています。

今回は登壇者として、ワカさんの人生を探究するため起業に至った経緯や目まぐるしく全国を駆け巡るオンライン授業での取り組みなど、幅広くお聞きしていこうと思います。

そんなスペシャルな対談者たちをお招きして、今回は探究授業、特にSTEAM教育の「Art」について、更なる探究をしていくことができる回になればと思います。

中高生から社会人の方々、保護者や教育関係者まで幅広く参加が可能です。

ぜひご参加ください!

【概要】

11月24日(水)[19:30-21:00]精華学園高校 探究アカデミー東京校主催 オンラインイベント

【意外と知らない、STEAM教育の「Art」の本当の意味と効果って!?】

〜理系のトップ校でもほとんど行われていない探究学習やSTEAM教育のヒントを語ります〜

日時

2021年11月24日(水) 19:30-21:00

参加費

無料

場所

オンライン(Zoom)

※お申し込み完了後、当日のURLをお送りさせていただきます。

申し込み方法:下記URLからお申し込みができます。

https://forms.gle/jNFCrz1ZymewGy6MA

■スピーカー■

児浦 良裕(こうら よしひろ)

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学校法人聖学院 教育デザイン開発センター副センター長
聖学院中学校・高等学校 数学・情報科教諭・家庭科取得中
広報部長・21教育企画部長・国際教育部長21世紀型教育機構 教育研究センター主任
LEGO®SERIOUSPLAY®トレーニング修了認定ファシリテー
2030SDGs 認定ファシリテーター

東京理科大学理学部卒業後、ベネッセコーポレーションで16年勤務し、営業・マーケティング、新商品・事業企画等を担当。その後、中高教諭に転職し現在8年目。授業や担任だけでなく、学校マーケティングやグローバル教育、STEAM教育など新しい「21世紀型教育」をプロデュースしている。企業とのコラボ企画やレゴを使った思考力入試など、さまざまな取り組みを推進。共著に『ワークショップのアイデア帳』『オンラインの場づくりアイデア帳』(翔泳社)がある。 また、大学時報2021年5月号に「変わる大学入試 LEGO®を用いた思考力入試の可能性」で寄稿。

ナゼネコ

自己紹介のコピー-300x260

国立理系大学大学院 工学修士 修了
某大手化学メーカー 基盤研究員
通信制大学 文学部 在学
子供向けアート鑑賞講座講師(個人活動家)

自身の研究経験から、AIなどを代表する理系的な知識や技術は、課題解決方法として非常に有用なツールであるが、最も重要かつ難しいのは「研究課題を発見する」こと、ゼロからイチを生み出す部分であると痛感。社内の新規事業分野の研究を任されたタイミングでイノベーションに関する調査を行い、アート思考やSTEAMという概念と出会う。内発的に課題自体を見出すアート思考の考え方、理系知識では十分でないとするSTEAM教育に共感。また、探究学習は研究活動と同じステップを辿ることから、研究者である私の経験から子供達に伝えられることがあると思い、SNSで発信を始める。SNSでは、課題発見の種となる「なぜ?」と疑問を持つ楽しさや大切さを伝える為、身近な疑問について発信。アート思考は学生時代に学ぶ機会が無かった為、私自身で広めて行こうと思い、観察力トレーニング方法として「子供向け対話型アート鑑賞講座」を開催し講師として活動している。夢は、子供の常識に囚われない発想で世界にイノベーションを起こす研究所の設立。

有澤 和歌子

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Denmark株式会社 代表取締役 / 精華学園高等学校 探究アカデミー東京校 親子の学びアドバイザーYoshida flamingo 帽子アンバサダー 富山県出身、青山学院大学経営学部卒、働くお母さん歴20年。趣味で40か国を訪問。2020年にデンマークのフォルケホイスコーレに留学し起業、日本の子どもたちが「透明の箱」に気づく「Out of Box 」(教育サービス)をスタート。様々な世界と小中高校を繋ぎ、オンライン授業を展開。「大企業の会社員」が好きだったのに、キリロム工科大学(カンボジア)の事業に携わったことから教育事業に自らも飛び込んだ。日本の若者が、世界中と共生できる社会を目指して匍匐前進中。

■モデレーター■

門田 幸ニ(かどた こうじ)

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個別指導塾教室長を20年。

今まで5000件以上の保護者様・生徒様と学習や進路などについて面談。

自分自身の高校受験と大学受験は正しい情報を知らないまま受験をしすべて失敗。

もしタイムマシーンがあるならば昔の自分と面談をしたい!

せまい考えだけで進路を決めずこんな世界があるのか!こんな選択があるんだ!を伝えたいと想い教育業界に就職。

将来の夢は過疎がすすむ母の実家がある離島に学校をつくること。

今は、東京の高校受験生が全国の高校を志望校に選択できるように模索中。

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