トレードでトレンドに乗れない理由とトレンドに乗れるようになる答え

トレンドフォロー

あなたも聞いたことがあるかもしれません。

学べば学ぶほどわかってくることですが、
FXや株などで安定的に勝っている人は
そのほとんどが、トレンドフォローです。

単発で勝つことはトレンフォロー以外でも
あると思いますが、「安定的に勝つ」、
「勝ち続ける」ということで考えると
すべての方に共通すると思います。

これまで数々の優秀なトレーダーが
その名を轟かせてきましたが、みんな
トレンドフォローです。

唯一と言っていいのがジョン・ポールソン。
サブプライムローンの問題で逆張りをして
とてつもなく稼いだ人として有名ですが、
この方に関しては例外中の例外です。

我々凡人には真似することはできません。
安定的に勝ちたいなら、真似をしようと
思わない方がいいです。

ネタとして聞くくらいならいいですが、
基本的には参考にもしちゃいけません。

我々凡人が相場で勝ち続けるにはやはり、
トレンドフォローしかありません。

しかし、相場に挑むほとんどの方が、

トレンドに乗ろうとしても乗れない
高値をつかんで、安値で叩かれる

こんな失敗を一度や二度ではなく、
何度も何度も繰り返してしまう。

それが現状ではないでしょうか。

トレンドに乗れば勝てるのに！

もしかするとあなたも、同じような気持ちに
なっているかもしれないですね。

ここで厳しいことを言ってしまいますが、
もしあなたが、そのような状況であれば、
それは「相場のメカニズム」を
理解していないからに他なりません。

買い手が多いと相場は上昇して
売り手が多いと相場は下落する

これは当たり前のことなのであらためて
言う必要はないかもしれませんが、
これを「当たり前だろ」と思っていたら
少し注意が必要だということを
申し上げておきます。

買いたい人が多ければ、基本的には相場は
上昇しますが、あまりにも多くなると
相場は上がらなくなります。

これ、どうしてだと思いますか？
ここをちゃんと理解していないままだと、
相場で勝ち続けることはできないと思います。

しかし逆に、ここさえ理解できていれば
トレードの仕方、取り組み方はこれまでと
変わってくるはずです。

では、その答えをこれから説明します。

相場が右肩上がりに上昇している時、
買った人はいずれは決済しますよね？

つまり、今度は売り手に回ります。

買った人というのは、一人の例外もなく
全員が売り手にいずれは回ります。

上昇幅が大きくなればなるほど、今度は
売り手が増えてくるということです。

ですので、上昇しているのを確認してから
慌てて買った時には、すでに多くの人が
売り手に回っているんです。

買い手だった人たちが、利益確定のために
今度はどんどん売るようになります。

そのため、相場はそれ以上上がることなく
どんどん下がっていくのです。

そうなってしまうと、あなたのような高値で
買った人たちは、売らざるをえませんよね？

そこからさらに下落するというわけです。

これで終わればまだマシです。

多くの方がそれを取り戻そうとしてしまう。
なので下落についていこうとするんです。

ここでもまた間違えてしまうんです。

上昇トレンドの下落は、買い手が売り手に
回ったから下落したんです。

基本は上昇トレンドです。

ですので、下がったところというのは
絶好の押し目ということになります。

利益確定のために売りに回った人たちは
また買うようになります。

このようにして、上昇トレンドというのは
継続していくんです。

トレンドに乗れないトレードをしている人
というのは結局、トレンドは把握している
けど、いつも逆をいってしまっています。

トレンドフォローというのは、ただ単純に
トレンドを読むだけではいけません。

トレンドに乗った人たちが、いったいどこで
仕掛けてくるのか、いったいどこで決済を
してくるのかまでを意識する必要があります。