第30回「人生、あるがまま」文字起こし

遠:皆さんこんにちは。120°禅の遠藤翠です。

S:元ラジオディレクターのSattomoです。音声配信番組「人生、あるがまま」第30回の配信となります。今回は、twitterの音声会話機能スペースを使って行った「人生あるがまま」番外編【クジラ村会議】の模様をお届けします。

遠:ちなみに、クジラ村会議とは一つ。特定の政治団体や思想、宗教団体とは一切関係ない個人の集まりということですね。それと、日本を良くしたいと思う“志”を共にする仲間で集まろうということ。それから、ネットを通じてつながる共同体と言いますか、緩やかな共同体といいますか、そういうものが出来たらいいなぁと思って開いています。

S:今は、コミュニティってメディアでも話題ですからね。それでは早速聞いてください。テーマは、「今、あなたが欲しいモノや必要な物を教えて」です。

(スペース【クジラ村会議】の模様)
スピーカー:あかいひぐまさん(赤)、オラシオンさん(オ)、白ザメさん(白)、タツオさん(タ)、吉田ロイさん(吉)、宮本章光さん(宮)、nonbiriさん(n)、あゆあゆさん(あ)

S:遠藤さんこんばんは。

遠:こんばんは。

S:アカさん今晩は。

赤:こんばんは。

S:ここに集まってくださってる皆さんは、なぜこんなふうに日本の現状がおかしいのかっていうのを、歴史を調べて捏造された歴史じゃない真実を求めて色々調べて、今こういう現状になってるっていうのを理解して。それでやっぱり知らない人が多いから、ちゃんと知ればそれなりの判断が出来るだろうということで。そういう真実を伝えるっていう活動を皆さんなさってますけれども。そうやっているスペースもちょこちょこやっぱりありまして。それはそれですごく大事だから継続してやっていかないといけない。しかし、じゃあその次の一歩として具体的に何か出来る事はないだろうかっていうのを考える会として【クジラ村会議】って使えないかなあっていう話になったんですよ。

赤:なるほどね。

S:志があって、情報発信している人達の中だけでも、まず何かできることないかななんていう話をね。遠藤さんとちょっと真面目にそんな話をして、チャレンジしてみましょうっていうことで、今回、お題は「今あなたが欲しいモノが必要な物教えて」っていう題名にしたんですね。

赤:次の一手って。三つぐらいしかないと思うんですよね。要は、このまま黙って従っていくのか。それと、今のそういう社会から離脱して新しいシステムをつくっていくのか。もう一つは、今まだ気がついてない人達に気が付いてもらうっていうこと。それによって今のシステムごとひっくり返すっていう、その三つしかないと思うんだよね。オフグリッドっていうか全く違う世界に生きていくっていうことも有りなんだろうけど。やっぱり、これはある程度の人にわかってもらって気が付いてもらってひっくり返すしかないんじゃないのかなっていうふうに思ってるんですよ。ただ、それが一番難しいんだと思いますけどね。で、その中で、あなたが欲しいモノや必要な物教えてっていうのがある訳でしょう。これは自分は“話し方”、相手を一発で気がついて貰えるようなテクニックみたいな。そういうのが欲しいなあと思うんだけどね。

遠:なるほど。なるほど。

S:それはみんな欲しいっすよね。それがあったら、一発でアカさんがゆってる第三番の項目が進めやすくなりますから。オラさんこんばんは。

オ:こんばんは。なんかアカさんが面白くてさ。

赤:そんな笑っちゃうのは酷いんじゃね。まあいいんだけどさ。

オ:アカさんらしいっていうかね。やっぱりアカさんみたいに話術ではないけれども。人を引き寄せられるような、そんな人間的な魅力が欲しいなーとかって、それは思うよね。で、物質的なものは、もう全然欲しいと思わないなんて言うのかな。仏教的な言葉やけども“身土不二”っていうかね。

遠:いいと思いますよ。

オ:その土地で取れるものを、旬のものをいただくっていうか。そういうものさえあれば、もう全然オッケーだね。

遠:生まれたところの500m四方の圏内いを食べればいいと言うね。まさに僕もそれはうんと思いますね。

S:白ザメさん、今晩は。

白:皆さんこんばんは。私が今欲しいのはですね。嘘が言えなくなるマスクなんってほしいですね。このマスクしたら本当のことしか話せないっていう不思議なマスクが欲しいですね。

S:それあったら、みんなもうマスクはずすだろうな。

遠:ドラえもん連れてこなきゃダメかな。

白:そんなとこですね。はい、じゃあこのマイクを返します。

S:僕から皆さんに伺いたいことがあるんですけれども。浴衣とかって中国製が多いんですよ。安くて手に入りやすいっていうのはあるんですけれども。そうこうしていると、日本の浴衣とか着物とかもうなくなってちゃうんじゃないかななんて言うふうに思えるんですけど、そういうものはどう思い、どう考えてます。

遠:そうですね。もしかしたら一番長く生きているかもしれない私なりに思うことは、浴衣ということで、ちょっと象徴的ですけどね。子供の頃から、例えばお正月のお重に詰めて、そこで子供でもお屠蘇を飲ませてもらったんですけどね。そのお屠蘇が僕は、小さい頃から好きだったんで、やっぱり呑兵衛だなと思ってますけども。要は、足りない何かとその当時は子供もお正月の一日だけは、最初の「おめでとうございます」って言った時に、お屠蘇ほんの少しですけどね。飲ませるんですね。うちの祖父はね。これも一つの文化ですよ。だから浴衣もそういう意味で言うと、地方の田舎ではとっても浴衣なんて言うのは実は考えられるような余裕はなかったですけどね。それでも浴衣着たら嬉しかったっていう思い出を皆さん、結構お持ちなんじゃないかなって気もしますし。で、それが一つのオーバーな言い方をすると、私たちのこの国の一つの重要な文化であるっていうね。そういう捉え方をしてみる、そういう目線で色々周りを見渡してみるとね。結構色んなものがあるんだろうっていう実は気がしてまして。その一つに、浴衣っていうのも多分その中に入るんじゃなかろうかっていうね。そういうちょっと思いをいま言いたくて、ここまで喋ってしまいましたけどね。

S:タツオさん、こんばんは。

タ:こんばんは。結局、必要なものっていうよりも失いたく無いものの方が多いのかなっていう気はしてるんですよね。文化にしても、さっきの遠藤さんの話じゃないけど、小さな思い出が美しければ美しいほど、なんとか守りたいなあっていう感じ。でも、どうしていいかわからない。どうやって守っていけばいいのか、自分が作れるようになればいいのかどうなのか。そういう事で、本当にいつもこう頭がグルグルしちゃうことはあります。

遠:タツオさんらしくていいよね。

S:うん、本当、本当。そして吉田ロイさんこんばんは。

吉:こんばんは。ちょうど今の季節だと。自分の世代だと、麦わら帽子に虫取り網持って友達とこうなんかその辺の里山に入っててみたいなね。入道雲とかき氷みたいな。昭和の終わりぐらいからイイ時代を過ごしたので、浴衣もそうなんですけど。そういうのを本当は、今の子供達にも味わって欲しいなって、ずっと思ってるんですよ。自分が子供の頃って大人も豊かだったから余裕があったし。社会全体に余裕があったんで、細かいことにガーガー言わなかったんですよ。ギスギスしてなかったし。いろんなことがね、あれはダメ、これはダメとかテレビ番組のコンプライアンスにしてもそうだけど、こういうことはダメ。こういうことはだめってずっと続けてきた結果が、つまらない世の中になってしまって、子どもたちにもうちょっと自由にやってほしいなってそれは思います。浴衣って象徴的なもんで、夏祭りの夜とかにね。彼女が浴衣で来た時なんかね、あの時のあの感じっていうのは。残さなきゃだめっすよ。

遠:そうだね。

吉:うなじを見た時のね。普段は下ろしてるやつを後ろでキュッとポニーテールみたいにして、うなじが見えるしゃないですか。「ええ」みたいな。あのドキドキ感を若い人にもずっと感じてほしいなあと。

遠:そうだよねえ。

S:それ大賛成。男子は多分、みんなそうだと思いますけど、アカさん、どうです。

赤:いやいや吉田爆弾はやっぱりやばいなあ。

吉:みんなそうでしょう。

赤:そうだよ、そうだけど。ただね。物じゃなくて心だよね。なんかほら、色んな便利なものがいっぱい増えて、どんどんどんどん便利な世の中になってるのに、自分の心的には余裕がなくなってきてる訳でしょう。結局、お金を稼ぐ仕事をする色んなことがあるんだろうけど。その中で色んなアイテムを手に入れるために、なんかどんどんどんどん心に余裕がなくなってきたっていうか。

S:例えばね、今、アカさんなんかはちょっと身近な話かもしれないですけど。お米を食べなくなったとかいう話があるじゃないですか、日本人がね。あれで米農家の人たちが苦しんでいるっていう状況とかもあるじゃないですか。

赤:食文化は壊されてきて、さらにメディアによって新しい美味しそうなものをどんどんどんどん「おいしいですよ〜」って言われて。やられちゃうから、そういう方面にどんどん移っていくんでしょう。ただ、自分はやっぱりお米ってすごく好きだし。空気と一緒に食べて行くあのお米っていうのがね。なんかいいんだよね。だからオニギリとかでもぎゅうぎゅうにオニギリにするんじゃなくて。ちょっとフワッとした感じの。

S:間違いないやつですね。あと味噌とかね、やっぱり日本人だと。

赤:そうそう、味噌つけてさ。オニギリを焼いたら、これすっごい美味しいんだよね。これね、知ってる。

S:知ってますよ。日本人ですからね。

赤:味噌つけて焼きおにぎりしたら、もうね、やあもうこれ以上ないなあっていう。

S:いわゆる守っていきたい文化は何かっていうところな気もしましたね。今話してて。

赤:文化っていうかなんて言うのか、心だよね。

S:宮本さんこんばんは。

宮:こんばんは。皆さんいつもありがとうございます。物は全然欲しくないけど、私が言ってる心の話っていうのはココなんですよ。日本人の心、さっき浴衣のうなじの話もありましたよね。お米の話もありましたね。味噌の話もありましたね。それって心じゃないですか。日本人の心、一番大事なね。そこをもう1度、思い出しましょうよってことなんですよ。それが心の話でしょう。精神の世界でしょう。だからそこを大事にしましょうって、北風と太陽の話じゃないですけど、「いや、狂ってるからひっくり返さなきゃだめだよ」風をどんどん吹かしたってね、コート飛ばないんですよ。じゃあ、暖かい太陽の心でやると変わるんじゃないって。皆さんそれをやってそこで集まってくれる仲間はみんなそれを実践して、みんな体験して。みんな変わってきてますよ。

遠:ちょっとまた私も口は差し挟ませてください。次の一手を考えるとは、どういうことかっていうことを僕は考えますとね。リアリティが欲しいんですよ。正直言うと、その一つの仕組みと言うことをね。リアルに考えて、やっていく必要があるという風に、なぜ私が思うかっていうのは。彼等がっていうのはね、これ師匠から聞かされたことですけども。「遠藤、奴らはな、俺達が怖いんじゃ」っていうんですね。丸ダヤさんはね、日本人が怖いんですって。だから結局、皆さんがお分かりのように、例えば日本は当然、農薬がばかばか使われている。これ一体どういう意味かっていうと、もちろん農業やってらっしゃる方がね。高齢化されて、農薬使わないと収穫できないっていうこともあると思いますね。これは構造上の問題です。ただし、これを使わせている彼らはどういう意味かというと、日本のとにかく人口を減らせという世界ですよね。だから、それだけじゃないですよね。例えば化学添加物、なんでいっぱい入ってんだ?世界の標準で言うと十倍近く日本は化学添加物使ってますよね。なんでそんなに日本だけ多いんだよっていうのは、やはり日本人が怖いからね。日本人減らしたいし、同時にこの日本の国土って実に豊かなもんですから。だから欲しいんです、簡単に言うと。じゃあどうするかって、やっぱり人を減らすことですよね。もっと言うと、一つ一つ潰していくっていうか、まあ簡単に言うと死んでほしいんですよ。あんまりこの言葉使いたくなかったけどね。

赤:これはバキュン・バキュン無いからねこれ。

遠:いや、まあこれぐらいはまだ死んで位まあいいかなと思う。特別な名前も使ってないし。ただそれを考えると、じゃあどうできるかって言うとね。集まること。その次に何かの仕組みを作ることとか、一つの階段を上っていくためにもね。それなりの仕組みを考えるのが、僕は近道だと思ってるんですね。簡単に言うと、「無農薬の米食いたいんだよ」って話ですよね。「うまい野菜食いたいよ」、まあ僕、本当に田舎育ちだからね。野菜は人糞ですよね。畑にまくのはね。自分で作れないですよ。今の農業を壊滅してますから、そういう意味で言うとね。じゃあどうすればいいんだって、要するにうまい野菜食う為にはどうすればいいか。じゃ、田舎に移住して自分で作って「でもそうしたらさあ、オイ、収入がなくなるぜ」。そりゃそうだ。普通の農業じゃね、収入なんか微々たるもんですよね。でも、最近の有機農業とかやってらっしゃる方々が、それなりに現金に替えているみたいですね。

赤:なってるなってる。

遠:らしいよね。いくつかお聞きしてたら「ああ、なってきたね」なんて言うね。

赤:だってそれが必要っていうか、それが良いっていうふうに理解してる人が増えてるからね。

遠:増えたんだよね。仕組みづくりっていうのは、そんなに難しくは、僕はないと思う。ただし、でっかい組織とかそういうものとか考えるんじゃなくてね。小さくやって。ただ、その小さくできた一つの場所があって。その場所が、幾つも手を繋げばいいんだっていう、僕は意外と単純に考えているんですよね。私の知り合いにね金沢大学の教授がいるんですけどね。この人が何の専門かっていうとね。日本の過疎地の専門家なんですね。過疎地が今、16,000カ所ぐらいあるのかな。限界集落ってやつですね。これを、どうしようかって一応復活というか復興というか、戦略的な撤退という言葉を使ってますけども。こういう場所があるんですけれども。この場所の良さをプラス、もっと言うとブランドとまで言わないけど。いいものを探して、社会に発信するといいますか。もっと実は具体的な手があったりするんですけどね。そう言うところをネットワーク化できたらいいよな。皆さんと手をつないでネットワークが出来たらいいよななんて僕なんか想像する方なんですね。

赤:村長も大変だね。

遠:いつのまにそういう風になってしまった…

S: nonさんこんばんは。

n:こんばんは。遠藤さんの想いって本当、分かるんですよ。ずっと何年か前から私もそれは思ってきた。一人で思ってきたけれども、とてもそれは難しかったんです。私が一人でやるにわね。協力してもらえる人がやっぱりいないと出来ない。組織的にはできないけれども、自分の思いはずっと変わってなくて。そういう状態を今の生活のまま残すって、凄く大変っていうか。難しくなってきてて。それでも自分たちは残したいものがあるよね。例えば、自然農の野菜が食べたい、お米が食べたい。でも、ゲノム編集された野菜ばっかりになったり、肥料バンバン与えたものが増えてきたり。でもそれも、消費者が望んでもいることなんですよ。で、農家さんだけじゃなくて。農家さんは両方試してみても、きれいな生産されたものを消費者が買うとか。そこは国民意識が、やっぱりそこに到達してなかったっていうことなんだなあって、私は思ってるんで。で、今ちょっとずつ皆わかり初めて。意識が変わり始めて、少しずつ今度は行動っていうふうに移して行くと、また見えてくるものがグって動いてくるんじゃないかっていうふうには思ってるんだよね。とにかくそうやってやろうって思ってる人からどんどん、やりたいことをやっていくことと。自分が歯止めをかけているところがあるんで。みんなそうだと思うんだけど。誰かのせいにしながら、そこを理由に自分が止めてる意識っていうか、こうだからできない、あーだから出来ない。あーだからやるしかないとか。そういう中にぎゅぎゅ自分自身も自分がハードルを決めて、下げちゃってるところがあるんで。私はそのハードルを一本ずつ外したらどうかっていうことをずっと思ってます。政治を変えるとか、政治をひっくり返すとかっていうのは、結果的に変わると。どっちみち、今もぉぶっ壊れ始めてるもんだから、金融的にも政治的にも。もうおかしくなってきてるんで、そこに執着しても苦しくなるだけだと思うんですよ。みんな生活も何もかも。だからそういうのを意識の拡張って言えばいいのかね。

赤:一ついい。ちょっと例をあげたいんだけど。お店やさんがあるわけなんですよ。札幌なんだけど、「まほろば」さんって言う名前の店なんだけど。自然農とかそういう感じで、品物取り揃えているわけなんですよ。ちょっと値段的には高めなんだけど、見てくれの悪いレモンとかが結構売ってるんだよね。

遠:そうだろうね。

赤:そういう所がけっこう流行ってるんだわ。

n:はやり始めたんだよね。やっぱり価値観が変わってきているのは確かなんだよね。何が大事かっていうのはね。

赤:いろんなものがあって。お酒とかもあるんだけど、そのなかでやはり、その元になるものとか、そういうものが自然でその農薬とか危険なものを使ってない。そういうものを結構取り扱ってんだよね。で、その店はその店独自でやってるわけじゃなくて。周りのそういう農家さんや、お酒やさんや色んなものを作っている中で、あまり良くないものじゃないものを売っているところと繋がってきている訳なんですよ。

n:ネットワークがあるんだね。

赤:そうそう。これが凄くいいなぁと思ってみてたかな。そういうのって矢張り、今、この先どうするっていうところにちょっとした例みたいな。

S:まさにですね。何が欲しいって、やっぱりそういうものが欲しいですよねっていう。

n:自分達の生き方っていうかね。生活っていうものを、やっぱり見つめ直してね。なるべく、不自然をやめるっていうことですよ。とにかく、化学物質まみれのものとかね、そういうのって環境にも逆によくない訳だから。環境悪くしながら人間も動物も植物も繋がってるわけだから、住みやすいわけがないんですよね。そういう自然界に寄り添った生き方を、やっぱり人間もするべきだっていうふうに私は思うし、ずっと思ってるんだけどね。だからそっちの方向に私は向かっていきたいと、もう自分はそっちに向かっていきたいという強い意思はある。でそこでまあ、今言ったみたいに離れてても協力関係にあったり、共に創っていく仲間が点在してたらそれは嬉しい事であって、また横につながっていく力っていうのは強くなるんで。そういうふうにできないかなと思ってるし、もうこれ動いた方がいいんじゃないかなって自分も思ってるし。そんな感じです。

遠:本当に今タイミング、僕は来てと思いますよね。同時に今やらないとね。みんなね、これから5年ぐらいで職がどんどんなくなってきますよね。だから、国民全員に10万円払うなんて言ってるんですよ。

S:ベーシックインカムとかじゃなくて。

遠:ベーシックインカムですね。それやらないと、国民は暮らしていけなくなりますよ。要するに職がなくなっちゃうって意味で、今、ベーシックインカムの導入なんて言うことが話題になってしまうのは、もう5年後にそういうのが見えてきちゃうんですよ。だから、いろんなところで職がどんどん細っていくってのが、もうなくなってきますから。じゃあどうするんだよっていう世界がね。中々、まだ皆さん具体的なイメージが見えないもんだから、まだのんびりしてらっしゃると思うんですけども。実際は、あっという間にそうなりますよ。だってそれが企業にとってはさあ、一番儲かるんだから。人を使わない方がやっぱりいい訳ですからね。そういう時代があるから、やっぱり今がタイミングだろうって気がしますよね。だから皆さん考え始めて、田舎へ移住を始めましたよね。でもそれじゃあね、知れてるんですよ。私と女房と子供、三人で暮らせればいいやって言うのも、別に、僕は絶対否定なんかしませんけども。でもさあ、もうちょっと手を繋ごうよっていうのがあってもいいんじゃないのというね。それで助け合えるっていうのは、せっかくネットもあるんだしね。そういう一つの何かやり方が具体的に出てきたらいいんじゃないのと。

S:あの、あゆあゆさんが。こんばんは。

あ:今晩は。

S:京都って老舗のお店がたくさんあるじゃないですか。今あなたが欲しいモノや必要な物教えてくださいっていうところから始まっていて、それでやっぱり日本文化に根ざしたものは残したいよねっていう話に途中なったんですね。

あ:私の会社は、アイコン見ていただいたらわかるとおり。和傘の会社なんですね。和傘売ってるんです。和傘売ってるだけじゃなくて、作っているんですけども。和傘ってほんまにシンプルで。和紙と竹とあとちょっとした部品。すべて手作業で作るんですね。社長のこだわり的には、輸入ものはもう頼らないっていうことで。すべて日本の生産、日本で作られるもので作るということにシフトしたんですね。この5、6年前ですかね。それからもうすべてを日本で。日本の材料を使って作るということのこだわりだから、それぞれ老舗色々あるんですけれど、きっとそういうところが残って行くんじゃないかなと。もう社長次第というか、経営者次第っていうところもあるんですけど。でもそれをある程度守ってきてるから、もしかして続いているのかなと、それぞれのこだわりを。日本の、京都のこだわり、高額の物になってしまうんですけれど。やっぱ大量生産、大量消費っていう中で、中国とか輸入された安い傘とかは、やっぱりその愛着が。よっぽどのものでないと愛着って分かんない。

S:ああ、そうですね。

あ:愛着を持って大切に使っていく。それが代々にわたって使われて行くっていうのも大切なことなんかなとか思いますね。

(スペース【クジラ村会議】ここ迄)


S:やはり皆さんの意見を聞けるっていうのは素晴らしいですよね。

遠:結構いろんなね、ご意見お持ちですよね。皆さん。それが聞けて、あるいは皆さんがそれを共有することって。実は、凄いパワーになると思いますね。

S:まぁ、水曜日20時にクジラ村会議というスペースやっておりますので、ご興味ある方はぜひぜひご参加ください。ということで、第30回「人生、あるがまま」、ここまでのお相手は

遠:120°禅 遠藤翠と

S:元ラジオD•Sattomoでした。

2人:バイバイ。 

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