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抗がん剤治療の影響について

12年前に「二相性滑膜肉腫」という診断を受け、術前三回、術後二回の抗がん剤治療を受け、ふくらはぎの筋肉を一枚取るという治療を受けた

その後、定期的にCT検査などを受けて転移などがないか診察を受けているが今のところ何も問題なく過ごせているのは幸運なことだなぁと私自身は思っているのです

ただ、流石に抗がん剤だけあって副作用があるのは仕方がないことなんだろうと思うが、薬の性格上、男性なら睾丸などに大きな影響を与え、その機能を大きく奪ってしまうということがあるのだろうということで、最近その影響を実感することが時々あったりするのです

治療時に主治医から説明を受けているので、ホルモンバランスが変わってしまう部分は致し方がないのかもしれないとは思っていましたが、しかし、その関係もあるのか、50代で軽い喘息持ちになってしまったり、体の復調に時間が掛かってしまうという症状が出ているのは何だかなぁと言う感じもしているのです

まあ、実際、抗がん剤が直接的な原因ではないかもしれないし、あの時の自分の選択は間違っているとは思ってないのだけど、そして、抗がん剤だけではなく、年齢的に人生の四分の三が終わろうとしている今、あれこれ体に異変が出てくるのはしかたがないのだろうけど…

先日、コロナ感染が分かり、そのまま隔離状態で一週間ほど過ごしたけどその後、咳がなかなか止まらないのでもう一度かかりつけの先生のところで咳止めと抗生物質と吸引の薬を処方してもらって日々、あまり無理をせずに体と相談しながら暮らしているここ数日、「もう少し頑張れ俺」と自分に言い聞かせながら生きているのです

抗がん剤をやったことに後悔はしていないんだけど、やっぱりある程度その後の影響は出てくるもんだなぁと言うのは実感しているのは事実であり、だんだん自分がおばちゃん化しているのではないかという不安は隠せない自分であったりするのですよね

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