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最小不幸社会

日本は本屋の数が減っているといわれるが、不景気なのは、本屋だけではあるまい。日本経済そのものが、不景気である。だから、新しい産業に乗り出さねばならない。
医療、介護、福祉分野や、文化活動に投資すべきである。
医療、介護、福祉分野への投資は、高齢者が増えてくれば、不可避なのである。これらを産業として育てねばなるまい。
文化活動は、教育や音楽、絵画、図書館や、お金のかからない遊びの開拓など。
文化を産業化しすぎると、教育がゆがんだりするので、注意が必要である。
また、男性、女性、障碍者、外国人の区別なく、働きやすく、過ごしやすい環境を、制度的にも整えなくてはなるまい。
地方沿線の廃線など、鉄道会社の衰退は、ある意味で時代の趨勢で、やむを得ないかもしれないが、少子高齢化対策や気候変動対策等と同じく、根本的な解決は難しいが、抵抗はすべきである。
少子化で人口が減少するから、女性に無理に結婚や出産を迫るのも、間違っている。恋愛は、自然な恋愛感情に任せるのが、正しいのではないか。
こればかりはカップル双方の合意が必要なので、無理強いはできない。
恋愛じゃない愛情の形も、腐るほどある。

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