大阪都構想との出会い
はじめに
2015年5月17日,大阪市を廃止して、5つの特別区に再編するいわゆる大阪都構想の住民投票が実施された。結果は、賛成694,844票(49.6%)、反対705,585票(50.4%)となり、賛成票と反対票の差は1万741票、得票率は0.8ポイントの僅差での否決となった。
しかし、その5年後となる2020年11月1日に再び大阪都構想を目指すべく、今度は大阪市を廃止して4つの特別区に再編するための住民投票が行われた。結果は、賛成67万5829票(49.37%)、反対69万2996票(50.63%)というまたもや僅差で再度の否決となる。この投票による賛成票と反対票の差はわずか1万7167票、得票率は1.2ポイントのまたもや僅差であった。
この大阪都構想の特別区設置の住民投票について、人類予備校としては一貫して賛成の立場でSNSの発信、ネット生放送(ネット配信)では主張してきた。
そして、配信の中で度々、「なぜ人類予備校塾長(以下塾長)はそこまで大阪都構想に拘り賛成の配信をしているのか?」との質問を聞かれることがあった。
特に、まとめて話することが今までは無かった。
しかしながら、塾長視点としての大阪都構想について知りたいとの要望もあったため、この機に一度まとめてみることにした。
これから述べることは、大阪都構想特別区をなぜ支持するようになったかのそこに至る経緯と、人類予備校塾長としての都構想に関する分析・解説となるので、気楽に読んでもらえたらと思う。
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大阪都構想・特別区 人類予備校塾長視点
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