超実践的「傾聴」ノウハウ① 聞くと聴くの違い
関係の質の意味をひも解く、前の投稿の評判がよくてうれしいです。
結局、「傾聴」って本当にできているのかということなのです。
人本経営を見てきて、指導してきて13年。
「傾聴」は意識してないとできないと気づきました。
でも、またそれはノウハウなので誰にでもできることと学びました。
今回はちょっとこれについて説明してみます。
関心ある方は引き続きご覧ください。
心を解放して相手との距離感を取ることの重要性を前回のコメントで説きました。
何故なら、その姿勢でいると傾聴がきちんと実践できる可能性が高くなるからです。
聞くと聴くの違い
これもよく指摘されていることですが、傾聴は聴くことで聞くことではありません。
「ちょっと時間をつくってくれないか」
メンバーと向き合う時間をつくることはどの職場でもよく見られる光景です。リーダーとして、自分は意識してそういう時間をつくっているという方も多いでしょう。
しかし、みていると、いつの間にかリーダーのほうが話している時間が多くなっているケースによく遭遇します。
聴くつもりが、聞いてしまい、反応してしまっているという状態です。
そうではなく、相手の今を理解することを目的にしておくことで傾聴は成り立ちます。
相手が話しているときに、こっちが何か言おうと思っている状態は、ただ聞いているだけにすぎません。
文字通り相手の言葉を耳に入れてはいます。
けれど、その言葉の真意とか、背景について慮っていくという姿勢がないとどうなるでしょう。
「それより、こうしたらどうだ」
「それは無理」
つまり指示出しやダメ出しをしてしまい傾聴の時間でなくなってしまいます。
これでは関係の質がよくなるわけがありません。
ではどうしたらいいか、その答えはわかりやすく明白です。
また、次回の投稿でお伝えしますね。
よければまたみてください (^^♪
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