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自分の敵はだいたい自分。ポケモンカード チャンピオンズリーグ2020愛知 ジュニアリーグ

◆はじめに

初めまして。大阪で親子3人でポケモンカードに励んでおります。一家代表JIN(親父)と申します。

今回も子供達の頑張りを記事にしたいと思います。以前の記事に自己紹介等、書かせて頂いておりますので、もしよろしければこちらから御購読していただけたら喜びます。

今回は12月21日(土)に愛知国際展示場にて開催されました、ポケモンカード チャンピオンズリーグ 愛知 ジュニアリーグ に息子二人が挑戦しました。

あばれる君の大会から約2週間、、、そして新レギュレーションになって初の大型大会に初挑戦ですが、やるからにはもちろん優勝を目指して頑張ってきました。※この記事は初心者の方向けです。宜しくお願い致します。

◆自己紹介

過去の記事で自己紹介はさせて頂いておりますが、初めて読んで頂いている方へ、簡単ではありますが話の中心である息子二人の紹介をさせて頂きます。

★長男 ハル 小学4年生 男
性格 超真面目なのに超めんどくさがり、超負けず嫌いの長男君です。

★次男 ユウ 小学2年生 男




性格 俺って天才





以上です。笑 カード暦は二人とも1年半ほどです^^


◆情報共有

まずは色んな情報を息子達に伝えてあげることからスタートします。12月6日(金)に発売しました拡張パック ソードとシールド。いつもカードリストの発表は決まって発売一週間前だったのが、今回は3日前(確か)の公開で、その前から噂になっていたカードが【ザシアンV】。
鋼エネルギー3つで230と超高火力なうえ、ターンは終了するが山札を上から3枚見てその中の鋼エネルギーをつけることができ、残りのカードは手札に加えるというぶっとんだ特性持ち。このカードが新レギュ後攻有利じゃね?を覆しました。

他にもたくさん強力なカードが出てきましたね。そして3神ザシアンと言う名前が世に広まりました。

◆デッキ作成

まずは既存のデッキのアップデートからスタートしました。ピカゼクやガブギラなどですね。そして3神ザシアンのデッキを3タイプほど作成しました。普段子供達が大会等で使用するデッキは全て親父が作成しているので、練習用も合わせて、だいたい12、3デッキほど作成し、色々と使わせています。

CL愛知までにシティリーグ2がいくつかの店舗で開催されており、ありがたいことにたくさんの参加者の方々がSNSで使用したデッキレシピを掲載してくださったので、デッキ作成の時はいつもお世話になりっぱなしです。笑

今回もポケカ仲間のトーマ君、yoshi君(yamadaパイセン)に強力なデッキレシピを息子達の為に教えてくれました。本当にありがとうございました。

◆デッキ選択への道

今回デッキ選択の基準として2点、息子達に伝えました。
まず一つ目が3神ザシアンに有利が取れるデッキを選ぶ。言葉で言うのはすごく簡単ですよね。笑 ですがこれが出来なければジュニアリーグで5連勝は出来ないと話しました。後ほど書きますが親父の中では使用率はトップであろうと考えていました。そしてこの流れで二つ目が、3神ザシアンを止めることが出来ないならば3神ザシアンを極めよう!です。なかなかひどい考え方だと思います。笑
今回は正直時間も無く、愛知までにイベント等で実践練習できる回数も無く、親父も賭けでした。笑

残り1週間まで色んなデッキで対戦を繰り返し、ハルもユウもだいたい毎回使うデッキが決まってきつつありました。そして自称天才次男ユウからもうデッキが決まったと報告がありました。

ユウ『お父さん、ユウデッキもう決まったで』
親父『そうなん?タチフサグマか?』
ユウ『違う、ゲンミミ』
親父『あー超ミュウミュウか、あれはなかなか難しいけどいけるか?』
ユウ『え?』
親父『ん?』
ユウ『ゲンミミやで』
親父『ゲンミミやろ?』
ユウ『あれやでオムスターやで』
親父『は?』
ユウ『ゲンミミオムスターでいくわ』
親父『お前、愛知県やぞ?』

と、あまりに驚いて家の事情まで言葉にしてしまう親父でした。笑

もちろんゲンミミオムスターも新環境では、またデッキとしてのパワーが上がっていて、可能性のあるデッキという認識はありましたが、、、
急に言われて驚いてしまいましたね。笑

で、作成してユウが当日使用したデッキがこちらです。

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3神ザシアンにも有利に立ち回れるよう構築しました。まずゲンミミオムスターのスタートは絶対なのでたねはこの4枚のみ、そして後攻選択。たねが4枚なので、マリガン(組み直し)も含め始まる前から相手の手札が自然と増えます。※もちろん取らない選択肢もあります。

手札に余裕があるなら、あとだしハンマーで、エネルギーを確実に割り、ザシアンの特性:ふとうのつるぎなどで付いた追加エネルギーも割れるよう2枚採用。ここは最初3枚でしたが、まわしてみて最大2枚使えたら十分すぎることがわかったので2枚に落ち着きました。
ピカゼクや3神にはなかなか有利に動ける一方で、モルペコやタチフサグマにはあまり勝利することができず、伸び悩んでいました。
そりゃそうですよね。後者のデッキタイプには不利すぎて、厳しすぎます。

親父もこれではさすがに厳しいとわかってはいましたが、自称天才ユウは違いました。これで優勝はもらった。と。笑

子供が思うデッキを使えずに後悔させてしまったり、親が言うデッキを使って結果が出なかったら間違いなく親父のせいにするでしょう。少しずつですが、カードを通して『責任』というのも教えていけたらと思い、ユウの気持ちを尊重しました。

次は長男ハルのデッキです。

この愛知までの一週間、正直長男との長い長い戦いでした。
まず、どのデッキを使用しても親父に勝てない。親父は大会前は基本心を鬼にしていますので、1ミリも手抜きしません。(いつもですけど)今回は特に、自分からCLに出たいといって出場を決めたにも関わらず、大会一週間前でも何も決まらず、練習は真面目に取り組んではいるのですが、必死さも特に無い抜け殻のような状態。ただ負けたら泣く、負けたら泣く、の繰り返しでした。

ハルが事前に考えていたデッキは3神ザシアン、モルペコ人形の2デッキでしたが、気持ちがあまり入っていないのか、ミスも多く、普段絶対しないようなミスを練習で連発。ユウとも反則で何度も大喧嘩。もう4年生なので、ちょっとした反抗期なのかもしれないですね。笑

そしてハルのデッキが決まらないままCL愛知5日前になりました。
このままではいけないと思い、時間も無いのにその日の練習をやめてハルと話をしました。

このままでいいの?
あばれる君の大会の時(煙出るぐらいスターター特訓して抽選ハズレ)この程度の気持ちやったのか?
努力は絶対に裏切らないと教育してきましたが、ポケカに関しては最近ちょっと良くなかった部分があったのかもしれません。好きだからこそ、上手くいかない・・・恋愛みたいですね。笑

親父の話を聞いて、ハルは静かに涙を流していました。
就寝時間の関係もありますが、ハルがいつも一番努力していたのはわかっていたので、なんでもこなしてしまうユウに劣等感を感じていたんでしょうね。親父も悔しくて泣きそうでした。

厳しい言葉ですが親父は言いました。

『お前は自分を信じてない』

何をする時も、自分なら出来る、絶対にやれる!と思っていないと運もチャンスも寄ってこない。
家族も親戚も応援してくれてる人みんな信じてくれてる。後はお前だけやぞ!!!!と言いました。

もう号泣でした。

翌日練習を再開。
そしてハルから『愛知には思い入れのあるレッドパーフェクションで行きたい』とのこと。

何かが吹っ切れた感じでしたね。

ダブル無色エネルギーが無くなり、パワーダウンしたかと思いきや、新しくマグカルゴGXやブースターGX、そしてビクティニVなどの採用で新たな可能性を秘めたデッキタイプになっていてとても強いデッキです。

以前のシティ1でもハルはレッドパーフェクション(通称レッパ)を使用していたので、基本的な動かし方は把握していました。今回の選択肢からは外していましたが。

もともと練習用に組んでいたものもあったのでそこから鬼の練習が始まります。

残り2日、気合も十分でレッパに決まったのはいいものの、上手く動かせない感じが多々ありました。色々と試しては戦って試しては戦っての繰り返し。。。平日の練習時間は4時間~5時間ほどになっていました。

そして一つレッパの記事見つけて読ませていただきました。

よつぎ一門さんのレッパの記事でした。シティリーグで素晴らしい成績を残しておられるレッパの記事で動き方や採用理由など細かく記載してあり、とても勉強になりました。ありがとうございました。興味のある方は是非読むべき記事だと思います^^

早速ハルにこの記事を読み聞かせました。伝わったのかどうかわかりませんが、レシピも参考にさせて頂きました。時間が本当に無いので、とりあえず回しまくります。

が、やはりあまり上手くいきません。強豪チームの方々とハルではプレイングの差がありすぎますのでしかたがないことです。もう涙は止まっていましたが、とても悩んでいました。そこでもう自分の思うように組もう!とハルと相談し決めたデッキがこちらです。

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読ませて頂いた記事のレシピとは枚数や種類がかけ離れていった為、公開します。※カプテテフの部分はキーカードになりますので公開は控えさせて頂きます。

とにかくぶん回してぶっ倒す!!!ハルの気持ちのこもったレッパが出来上がりました。

◆環境予想

順番が前後しますが、CL愛知 ジュニアリーグでの親父の環境予想は...
(Tier=強さ順ではなく、ここでは使用率として使わせて頂きます)

Tier1 3神ザシアン、モルペコ人形、ピカゼク

Tier2 ラプラスV、レシリザ、オロヨノ、モクナシゴリラ

Tier3 タチフサグマ、レッパ、レシゼク、ズガアゴ

となります。環境予想って難しいですよね。。。

新カードのデッキタイプでとても使いやすく、そして強いモルペコの使用率はかなり高いと思いました。一方でタチフサグマもとても強力ですが、2進化というのもあり、圧倒的な強さもありますが、崩れやすさもあるのでこの位置です。実際二人がたくさん対戦したのは3神ザシアン、レッパだったそうです。

◆いざ決戦の地へ

準備もしっかり行いました。備忘録も含め、CL愛知に準備したリストを書いておきます。

★子供達の持ち物★
・当日用のデッキ
・変えのスリーブ10枚
・IDプレート(自分で見て記入できるようにカードサイズの小さなもの)
・筆記用具、ダメカンセット
・お茶(ペットボトル1本)
・軽お菓子(待ち時間などにサッと口に入れられるグミ、ハイチュウなど)

★親父の持ち物★
・変え用のデッキ(環境読みが外れた場合使用)
・デデンネGX(なんか不安だった)
・ソードシールドのカード全種4枚(なんか不安だった)
・デッキシート(決勝トーナメントに進出できた時用)
・マジック2本(何かあった時の為)

あとはティッシュやらタオルやら食料やら薬などはだいたいで用意していきました。

前日夜から車でのんびり6時間ほどかけて愛知国際展示場へ到着。

駐車場もとても広く、会場もとても綺麗なところでした。

開場まで時間がかなりあったので、朝から予習という名の一人回しです。

◆ジュニアリーグスタート

確か8時半頃から対戦列に並びだして、9時までにはには対戦卓に移動。
そして対戦準備があり、そこから対戦開始時間の10時まで1時間待機・・・サイドも手札も置いた状況での1時間待機。これはキツイ。笑 

会場ではポケカ仲間にもたくさん会えて、顔見知りのパパさん達にもお会いしました。皆さん本当にお疲れ様です。

バトルが始まりました。マッチアップに関しては離れていたのでもうわかりません。あとはもう子供達を見守るのみです。

ゲンミミロックユウは早々にファーストステージを通過します。
やはり彼は何か持っているのでしょうか。
セカンドステージ一戦目を遠くからですが見ていると、笑っていました。笑

ハルはなかなか連勝の壁にぶち当たっています。

事前に話ししておりましたが、実際負けては並び直し、負けては並び直しの繰り返し。負けるとスムーズに並びなおせるようになっていて、なんとも言えない顔で通っていく。なかなか観てられない光景でしたね・・・

二人とも最後の最後まで諦めずに挑戦し続け、結果は・・・

ハル・・セカンドステージ1回戦敗退3回、2戦目敗退1回(最高3連勝)

ユウ・・セカンドステージ1回戦敗退4回(最高2連勝)

タイムリミットでした。何試合したかまでは数えられませんでしたが、間に5分ほど休憩入れたのみでした。

◆大会が終わって

毎回思うことですが、負けてしまったのは全部親父の責任ですね。。。
実際ジュニアで優勝された方のデッキは、ひのたまサーカスのズガドーンデッキでした。正直予想もしていなかったし練習段階で組んでもいなかった。。。

ですがとてもいい経験になったことは間違いないですね。
2019年のジュニア世界チャンピオンのミヤモト選手とも戦うことが出来たそうで、ハルも興奮していました。

二人とも帰りの車ではもう爆睡。翌日のシティリーグの為、体力温存です。笑

◆終わりに

初のチャンピオンズリーグ挑戦でとてもいい経験になりました。
文字ばかりの記事を最後まで御購読頂き、本当にありがとうございました。
写真もほとんど撮り忘れて、ダメダメでしたね。
次の京都大会に向けてまた家族で頑張って行きたいと思います。
その前にゆっくり冬休みをさせてあげないとですね。

改めて最後まで御購読ありがとうございました^^

 

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