続読書の冬
北海道はすでに初雪が降って冬の様相となった。秋の夜長というが、これからまだまだ日は短くなる。秋を超えて、冬の超夜長だ。
「読書の秋」とはいうけれど、読書は秋だけのものではないはずだ。
超夜長だから、さらに読書にふければ良い。
冬といえばスキーやスケートが思い浮かぶ。しかし、それらは寒さ・冷たさと紙一重である。スキーのリフトに乗っている間がいかに寒いか。スケートで転ぶとどれだけ冷たくて痛いか。
寒くて痛い思いをするより、ストーブのある暖かい部屋で、暖かいコーヒーでも飲みながら、ゆっくり読書したほうが良いと思う派である。
秋に続いて、冬もずっと読書の季節とアピールして良いのではなかろうか。
そういえば、北海道には弥生時代が存在せず、歴史の教科書では続縄文時代と記載されている。そう、時が移っても同じことを継続するなら「続」をつければよろしい。
「続読書の冬」ということで。
冬に読むと良い本、なんていうのも考えてみるか。
沢木耕太郎「凍」、三浦綾子「氷点」、アンナ・カヴァン「氷」、、、
いかんいかん、部屋が冷えていると寒そうな本ばかり出てくる。ちょっと暖まってから考えよう。
冬が始まった。